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ギターのフレット
ギター童貞の者です。 弦を押さえて弾くとき、1つのフレットを抑えると他のフレットにも弦が当たってしまうせいか、弾くときに音がでないの出ません。 これは何に原因があるのでしょうか? 回答よろしくお願いします。
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- sai900
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ギターを床に置いて、しっかり指で押さえても音が出ないのであれば、フレットが磨り減ったり浮いている可能性があります。 もしくはネックが反っているかも。 リペアショップに持っていけば1万円くらいで調整してもらえます。 もし調整では無理なレベルで、フレット交換だと3万円~3万5千円くらいですね。
質問文から状況が判断しにくいところがあるので抽象的なアドバイスになりますが… とりあえず、まずは弦の押さえ方から再確認してみるのが良いでしょう。弦を押さえる時は、なるべく指先で弦を捉えるようにし、指先を立てるのが一つの基本形です。また、弦を押さえる時の位置は、フレットの真上やフレットから離れた位置ではなく、フレットとフレットの間でブリッジ寄りの位置(目的のフレットのヘッド側の付近)に指先を当てます。もし、フレットの真上を押さえようとして、他のフレットにも弦があたってしまったりするということであれば、押さえる位置が悪いということになるでしょう。 なお、通常はフレットに弦があたってしまう場合、音が鳴らないということはあまり考えられません。フレットと弦が意図しないところで接触するとすれば、その弦があたっているフレットで得られる音程が鳴り、音が鳴らないのとは逆に要らない音が出てしまうことの方が多いでしょう。音が出ないことに関しては、指先など振動を吸収するものが弦に触れ、弦の振動を殺してしまっていることを疑う方が、妥当かと思います。 もし、コードフォームなどを整えて弾く時に、弦を押さえている指が他の弦にも触れてしまっているということであれば、そのために目的の音が得られないということにもなりえます。鳴らすべき弦については、意図せず指先が触れてミュートしてしまうというようなことがないよう、指先をうまくコントロールすることを意識するのが良いでしょう。先に書きましたが、通常は指を立てて弦を捉えるよう気をつけるのが基本になると思います。 指を立てて弦を捉えることについては、それがうまくいかない場合は、手のバランスやギターのフォームを見直してみるのが良いでしょう。親指をネックの縁に深く引っ掛ける形になっているとか、ヘッドの位置が低く各指の付け根が指板表面より遠くになっていたりすると、指先の扱いは不自由になります。そのあたりを含めてバランスを見直してみると良いでしょう。 ギターの構え方ですが、ヘッドの位置が低く、弦を押さえる側の手首が内側に折り込まれるような形でネックを保持しているような場合、手首の裏がつっぱらかるような感じになり、指の扱いなどにも支障が出る可能性があります。もしギターを構えた時にそのような姿勢になるとしたら、ギターの構え方を見直すのが妥当でしょう。この場合は、ヘッドを持ち上げて肩くらいの高さに保持するようにすると、弦を押さえに行くときも手首を内側に折り込む必要はなくなり、指先もだいぶ自由になると思います。手首の痛みなども防止できるはずです。まず、そのあたりを確認してみると良いでしょう。 手のバランスについてですが、弦を押える指の付け根ができるだけ押さえるポジションに近いか、あるいは指板の表面よりも上空側に出ている方が、指先の扱いは楽になるはずです。もし、ギターを構えて弦を押さえる手を見下ろした時に、各指の付け根が指板に隠れてしまうとすれば、指の付け根が遠すぎるかも知れません。その場合は、手首からぐっと手をネック側に押し込み、指の付け根がネックを見下ろした時に見えるくらいの位置に出してやると良いでしょう。指の付け根の位置が押さえるポジションの上空側に出れば、自然と指を立てた形で指先を弦に向かわせることができます。 親指の位置についても、指の扱いの支障になる場合には見直すのが良いでしょう。親指をネックの上の縁に引っ掛けるシェイクハンドグリップでは、親指にひっぱられて他の指の付け根が指板表面より沈む方向に行く可能性があります。この場合は、親指の位置をネック裏の中心線上に移すと良いでしょう(こうした握りをクラシックグリップといいます)。あるいは、親指をネック上の縁に引っ掛けることにこだわるのであれば、手のひらをベタッとネック裏に密着させるようにして、指の付け根の位置を補正するのも手です。なお、親指に関しては、手の位置を安定させるために活用するのが良いでしょう。まったく浮かせるというスタイルは、あまり合理的ではないと思います。 また、弦を押さえるときの指先の加減についてですが、指で弦をフレットの方に押し出すという感覚でやるより、指先を手のひらに引き寄せるついでに弦を捉える、というような感覚でやる方が、コントロールしやすいでしょう。指先を引き寄せて握るようなつもりで動かすと、指先の関節は自然と指板に対して大きな角度をつける形になると思いますし、力の加減についても制御しやすいと思います。 また、弦を押さえる時には、力任せに弦をねじ伏せようとするのはお勧めできません。力でどうにかしようと力むのではなく、力をうまく伝えるバランスを意識して、うまいフォームを作ることを優先して考えることをお勧めします。その上では、冒頭にも書いたように、弦を押えるときの指の配置のセオリーを守る方が有利です。 とりあえず、このあたりを見直してみると良いのではないかと思います。何が原因になるのか、冷静に観察して原因を特定するのが良いでしょう。なお、その際には、音を消してしまう原因は、意図しないところで弦の振動を殺す何かが弦と触れてしまっていることにあると念頭に置き、それを探すのが妥当です。 なお、蛇足ながら、ギターなど弦楽器においては、不必要な音が鳴ることについてもミストーンとして認識する必要があります。そのため、鳴らさない弦に関しては、積極的にミュートをかけることもセオリーです。この不要弦にミュートをかけることを考える上では、とにかく使える部位は使えるように使うという姿勢が必要になります。上では指先を立てて他の弦に触れないようにするのが一つの基本として紹介しましたが、もし弦を押さえるポジションの隣の弦が鳴らしてはいけない弦だったりした場合、その鳴らさない弦にミュートをかけるために敢えて「指先を立てて他の弦に触れないようにする」というセオリーを無視し、弦を押えている指を寝かせたりして隣の弦に触れさせることもよくあります。こうした場合、優先すべき要素を整理して、目的に適うように柔軟に対処することが大切といえるでしょう。 弾き方を変えてみても問題が解消できないとしたら、楽器の状態に不具合があることを疑う必要があるかも知れません。お使いのギターが新品の場合には少々考えにくいことですが、古いギターを引っ張り出してきたとか、中古品を購入した場合などでは、こちらの可能性も検討の余地があります。 もし、そのような事態が特定のポジションのみで起きるとしたら、その現象が起きる付近のフレットの状態の異常なども考えられます。フレットが減って低くなっている部分がある場合、そのフレットで弦を押さえてもその先のフレットに弦が当たってしまうことで目的の音程が確保できない場合があります。あるいは、フレットが浮いてしまい、フレットの高さが揃っていない状況でも同じような現象が起きる可能性はあります。これらの場合は、フレットの再調整が必要です。フレットの調整に関しては、専門家の手に委ねるのが無難です。あるいは、ネックの局所的な反りなどもそうした現象を誘発する場合があります。ネックの異常の場合、単純な反りであればトラスロッド調整で補正できることもありますが、複雑な異常の場合は大掛かりな手術が必要になるケースも珍しくはありません。 その異常が全ポジションでほぼ均等に確認できるのであれば、弦高の異常が疑わしくなります。この場合は、ブリッジ周りの異常をまず検討してみるのが良いでしょう。アコースティックギターであればブリッジサドル(ボディ側の弦留めの付近にある白く薄い板、弦を載せるパーツ)がきちんと設置されているか、エレキギターであれば、ブリッジ高の設定に異常がないか、そのあたりをまず検討してみると良いでしょう。あるいは、ナットの異常やネックの逆反りも原因として疑わしいかも知れません。ナットの異常に関しては、ナット交換が必要になると思いますが、これは専門家の手に任せた方が良いでしょう。ネックの逆反りに関しても、エレキギターで軽度であればトラスロッド調整で対処できるかも知れませんが、自信がなければ専門家に任せることをお勧めします。 いずれにしても、ギターの状態の点検などに自信がないとしたら、楽器店に持ち込んで専門家の意見を求めるのが妥当です。なお、もし新品のギターで購入後1年以内に状態の不備が出たという場合は、メーカー保証での対応を求めるのも手ですね。 参考まで。長々と乱文失礼しました。
- heygibson
- ベストアンサー率6% (7/103)
音がビビるならまだしも、音が消えてしまうとは・・・ 楽器屋に持っていって調整してもらいましょう。恐らくネックの角度やブリッジでの弦高の問題です。
- Rin-z
- ベストアンサー率32% (41/126)
指をしかっり立てて抑えましょう