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塩ビ管の使用目的

VP管とVU管の使いわけを知りたいので教えてください。 どういう時にVP管、VU管をそれぞれ使用すれば良いですか?

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回答No.3

オーディオのカテゴリですので、その趣旨で回答します。 VUとVPの違いは、すでにNo.1の回答者がご指摘の通りです。 バスレフポートとして利用する場合は、肉厚のVP管の方が振動しにくく有利と思われますが、VU管でもダンプすれば良く、ハイエンドオーディオといわれる類いのスピーカーでもVU管よりさらに薄いプラスチックのポートだったりするので、事実上違いはないと考えて良さそうです。むしろ、ポートの両端の形状や、ポート自体の断面の形状の方が、音質に与える影響は大きそうです。 いわゆる「塩ビ管スピーカー」に関しても、VP管を使う理由は筐体の振動防止にあるものと推察されます。管の表面をたたくと、VUでは「コンッ」と響くのに対して、VPでは「コッ」といった感じで比較的早く振動が減衰するようです。 しかし、「塩ビ管スピーカー」の場合には、管自体の材質の違いより、その構造の方が問題となります。管の直径と長さの比が大きいと長さ方向に強烈な共振が生じ、極端なピーク/ディップが生まれます。これは、エンクロージャー自体がバスレフ式であろうが密閉式であろうが同じで、要するに「筒状の箱はスピーカーに向かない」という話です。 これを抑えるには、管にテーパーを付けることが有効です。たとえば、TQWP(Tapered Quater Wave-lenghth Pipe)方式が考えられます。TQWPを採用した製品で有名なのはB&WのOrpheusですが、どの程度売れたのかは知りません。 木材などで作った角柱の一端にバスレフポートを設けたエンクロージャーをTQWP方式として紹介する例が多々見受けられますが、これは単に「定在波の少ない大型バスレフの箱」と見るべきであって、TQWPとは呼べないと思います(日本でTQWPとしてポピュラーな、開口端で開口面積を絞る方式も、結局同じ)。 また、尻すぼみの筒にして、その内部を吸音材でダンプするTLS(Transmission Line System)も有名な方式です。メーカーとしては、PMCが積極的に採用しています。筒状のものでは、Yoshii9がこれに当たるものと推察されます。 音響迷路は、他の方式に比べればピーク/ディップが極端ではありませんが、継ぎ手の構造からして塩ビ管では製作しにくいと思います。 ということで、経験と聞きかじりの理論からは、バスレフポートとして使う以外に塩ビ管をオーディオで使う意義は認められないと思います。

mattsulio
質問者

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質問のご返答をしていただき大変有難うございました。 頂いた知識をもとに自分の業務に反映させていきたいと思います。 また分からないことがあれば伺いたいと思っていますので よろしくお願いいたします。

  • hroronD
  • ベストアンサー率34% (632/1827)
回答No.2

 VU管は薄肉塩化ビニール管、主な用途として下水道や雨水排水の屋内や屋外埋設管で使われます。一般住宅でもっとも多く使われる排水管です。下水道の桝などはVU管接続が前提で作られています。屋外露出で使用すると、日光による劣化が早い。継手はVU継手を使用。  VP管は厚肉塩化ビニール管、主な用途として、VU管では強度が不足する場合や屋内排水管の様に音を抑えたい場合に使用します。公共物件では、排水管に場所を問わず、VP管を指定している場合が多い。継手はDV継手を使用。  VU管とVP管をつなぐ時には、外径は一緒だが、内径が異なる為、段差ができてしまうので、専用の変換継手を使う。  他に給水管でVP管を使用する事がある。排水とパイプは一緒だが、継手はTS継手を使用する。

mattsulio
質問者

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  • qp3qp3
  • ベストアンサー率55% (43/78)
回答No.1

塩ビ管としてVPとVUの差は、管の肉厚です。 外径は同じですが、VPの方が肉厚が厚く、VU管は薄くなっています。 配管設備として使う場合には、水圧によって使い分けます。 排水系統など、水圧がかからない配管にVU管を使います。 ただ・・・ カテゴリーが「オーディオ」になっているようですが、その分野での塩ビ管の使い分けについては、申し訳ないですが分かりません。

mattsulio
質問者

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