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絞りと被写界深度

「絞りを絞ると被写界深度が深くなり、開けると浅くなる」といいますが、なぜ「絞り」と「ピントの深さ」が関係するのか、しくみが理解できません。簡単に解説して頂けないでしょうか。よろしくおねがいします。

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noname#215107
noname#215107
回答No.2

絞りを絞ると光の入ってくる面積が小さくなり、開けると広くなります。 例えば、点光源(なるべく小さな豆電球など)を撮影する場合を考えます。 豆電球の光は、レンズの端近くにも届きますし、中央にも届きます。 つまり、絞りの開いている部分すべてを光が通過することになります。 その光は、レンズで屈折されて、1点に集中します。 その1点が、焦点面(CCDやフィルムなど)にぴったり合っていればピントが合っており、 前後にずれていれば、ピントがずれています。 カメラのレンズは全体的に見ると、1つの凸レンズといえます。 点光源の光は、レンズから焦点面まで円すい状に収束します。 (虫眼鏡で太陽の光を集めるのを想像してください) 絞りを絞ると、この円すいが細く、鋭くなります。 そうすると、多少ピントがずれても、焦点面に細いままで、丸い像を結びます。 これが被写界深度が深い状態です。(多少ピントがずれていても、ずれているように見えない。) 絞りを開けた場合は、円すいの頂点の角度が大きくなりますので、 少しピントがずれただけで、大きな丸い像を結んでしまいます(これがボケです) これが被写界深度が浅い状態です。(少しでもピントがずれると、ボケてしまう。) わかりやすい実験方法があります。 晴れた日に、虫眼鏡で太陽の光を集めて紙を焦がしたことはありませんか? 紙と虫眼鏡の距離を調節すると、紙に写る点が一番小さくなる距離があると思います。 紙の上に映っている点が太陽の像です。これが、ピントが合っている状態です。 すこしでも距離を変えると、丸い像が大きくなると思います。これがボケです。 次に、絞りを絞った状態を再現します。 中央に丸い穴を開けた厚紙を用意して、虫眼鏡に貼り付けます。この厚紙が絞りの代わりです。 穴がレンズの中央になるようにしてください。 この状態で同じように太陽の光を、紙の上に集めてみると、状況が違うのに気づくと思います。 レンズと紙の距離を多少変化させても、紙の上の光の丸の大きさがそんなに変わらないのです。 また、人間の目の被写界深度を深くする方法もあります。 近眼の人は、メガネなしだと遠くのものが見えませんが、 2ミリくらいの小さな穴を開けた厚紙をのぞいて見ると、はっきり見えます。

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  • j_nishiz
  • ベストアンサー率26% (183/697)
回答No.1

一応、Wikiのサイトを紹介しておきますが、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%AB%E5%86%99%E7%95%8C%E6%B7%B1%E5%BA%A6 文字だけで説明するのは無理がありますね。 「ピント」の深さ、というより、「ピントが外れていても分からない範囲」が深くなっているのです。 そんなもんです、で勘弁して貰えないでしょうか。

noname#40978
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「ピントが合っているように見える範囲」が被写界深度なのですね。 ウイキの解説読みましたが、自分の頭には難しいのです・・・。