1.日本に吹奏楽が伝えられてから「ブラスバンド」という呼び方が使われるようになるまで、日本では救世軍軍楽隊以外に金管バンドは伝わっていませんので、日本のカタカナ「ブラスバンド」と真鍮のブラスとは関係は無いと思われます。
2.現在の音楽学では弦楽器・管楽器・打楽器という分類法は一貫性の無さから傍流になっていますが、非アカデミズムの場所では厳密な定義より伝わる簡易性が求められているので使われています。セクションとしての「ブラス」という言葉は伝わりやすいニュアンスなので使われていまして、「ウッド」という言葉は使われづらいように、吹奏楽という意味の「ブラス」も使いやすいから使われているのです。
3.吹奏楽をブラスバンドと呼ぶのは間違いという意見は、その人が木管アンサンブルを英語で何と呼ぶかまで言及しているかを聞いてから判断したほうが良いと思われます。
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