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テロとの戦いに終りがあるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。今、「テロ特別措置法」の延長云々が大き政治的課題になっています。 しかし、この法律に対する日本の責任問題もさることながら、テロという極めて捉えどころのない事態に終焉はあるのでしょうか。 しかもテロは目に見えない形で、膨大な負担を世界に与えているという点では、最大の効果を挙げています。航空機を始めとするあらゆる交通機関における予防措置等、時間的損失問題など、金額に換算すると想像も出来ない程の経済的損失を蒙っています。しかも終わりが見えないのです。 国連をはじめ諸外国はこれを戦いという形で収めようとしていますが、これは方法として如何なものかと感じています。 抜本的解決方法など見出してゆく方法が講じられなけば、半永久的に続きそうな気がしますが、これについて皆様方のご意見、ご提案等ご教示いただければ幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

 アンケートカテゴリなので勝手で感覚的なことを書くなら、テロは今に始まった事ではないと感じます。そして絶望的ですが終わる要素は微塵も感じられません。  「テロ」の語源とされる「恐怖」に基づき、その行為で一定の政治的目的を達成するということをテロの定義とするなら昨今に始まったことではありません。  私は単に今言われている「テロ」は戦争の一形態に過ぎないと思っています。ご指摘の通り、攻撃側の僅かな労力へ対抗するために膨大なコストを必要とするわけですから、効率的な攻撃手段として有効と言えると思います。戦争に際して効率的な攻撃手段を採用するのはある種あたりまえの話です。  また、恐怖を利用するという意味では、一定の規模を持った国家でしかなしえない戦意を挫くための無差別爆撃も「テロ」といえるかもしれません。  となると「テロ」は戦闘の一形態に過ぎず、戦争の一手段であるわけですから戦争が無くならないかぎり「テロ」は無くならないでしょうし、「テロ」への対抗も無くならないでしょう。  当面戦争が無くなる気配が無い以上「テロとの戦い」は形や場面を変えて今後も続くと思います。    

a375
質問者

お礼

ご回答賜り有難うございました。 お示し戴いた内容は誠に同感です。そしてお答えにより、いかにこのテロの扱いが難しく難題であることかを痛感し、再認識させて戴きました。 >一定の規模を持った国家でしかなしえない戦意を挫くための無差別爆撃も「テロ」といえるかもしれません。 これは卓見であると拝察いたしました。否応なしに我国も対応を迫られる今日、> 当面戦争が無くなる気配が無い以上「テロとの戦い」は形や場面を変えて今後も続くと思います。 のご教示、重く心に残ります。貴重なお答え本当に有難うございました  

その他の回答 (8)

  • hanbag
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回答No.9

 たしかにテロリズムを持つ人を皆殺しにすれば、なくなりますが、その思想をもつ人全てを見つけることはできないし、またそんな思想は絶対になくなりません。  今日のUSA政府が行っている「テロとの戦い」については新たなテロリズムを生み出しているとしか思えません。政府はその題目を掲げ、自身たちを正義と主張し、イラクなどに攻撃をしました。(イラク戦争に関しては、背景には石油資源の調達が本当の目的のようですし、はたして本当にテロと戦っていたのかは疑問ですが)その攻撃により多くの人が死にました。その中に、まったく関係のない民間人が多く死んでいます。そんな政府に対し、その攻撃で家族を失った人や、その攻撃に対し反感を持つ人が政府に敵意を1人もたない、ということがあるでしょうか?さらにそのような怒りというものは政府だけでなくその政府下にいる人間にも向けられます。そしてそれが発展すると暴力により自身の主張を示すようになります。これがテロリズムが生まれる原因の1つだと私は思います。(あくまで原因の1つでありその他にも原因はあります。)  テロ特別措置法に関しては、どうも私はテロは日本人以外の人間が行うことを前提に置いているような気がしてなりません。テロ集団の中には日本人が幹部をしてる(今わどうか分かりませんが)ものもあるようですから、はたして日本人が日本でテロを起こそうとした場合、どう対応するのか疑問でもあります。

a375
質問者

お礼

ご回答賜り有難くお礼申し上げます。 ご回答賜った他の回答者様の根底にもhanbag様のお考え、つまり「負」の連鎖の根本的解決を見出しえない現実への鋭い分析と受け止めさせていただきました。ずしりと重いご回答です。また新たな視点としての >はたして日本人が日本でテロを起こそうとした場合、どう対応するのか疑問でもあります。は松本サリン事件の裁判のありようを見ていますとご提示のような視点での日本人の考え方の深浅にもかかわるご意見と感じいりました。長文のご回答深く感謝申し上げます。

  • to9311mu
  • ベストアンサー率31% (268/842)
回答No.8

まずないでしょうね。 アメリカが軍隊を解散させれば少しよくなるかも。 まずそんなことは無いですが。

a375
質問者

お礼

ご回答賜り有難うございます。 短く、鋭く、重いご意見と承りました。 >まずそんなことは無いですが。 つらいお答えと拝察、受け止めさせて頂きました。 大切なお時間を頂戴いたしましたこと、感謝にたえません。

  • igeta
  • ベストアンサー率9% (9/100)
回答No.7

No.3さんに同意します。まず終わらせはしないでしょう。 というのも、ゴミを他人に押し付ける格好の口実となり得るからです。 そして、処分費用と責任を消費者に押し付けることで得をしているのです。 一面的な見方ですが、万が一テロ問題が解決したとしても、外出先でゴミを処分する手段が皆無である現実が好転するとは思えません。テロ以上に先行きの見えない問題だと思います。

a375
質問者

お礼

ご回答頂き有難うございました。 >一面的な見方ですが、万が一テロ問題が解決したとしても あながちそうとも言い切れないところがありますね。テロ対策の難しさの再確認を迫られるお答えに、重い物を感じました。貴重な時間をお割き頂きご回答賜りお礼申し上げます。

回答No.6

質問者さんの疑問に同感! テロ、テロと騒いでいますがその根底に何があるのか?全く触れていません。 少ない報道から判断すれば、やはり想像をはるかに超える貧困が根底にあるような気がしてなりません。 その証拠に日本でテロはありませんね!でもこのまま格差が広がるとテロが起こる可能性大ではないでしょうか? 貧困をなくさない限りテロは続くと予測します。

a375
質問者

お礼

ご回答頂きお礼申し上げます。 >少ない報道から判断すれば、やはり想像をはるかに超える貧困が根底にあるような気がしてなりません。 仰せの通りと共鳴いたします。>貧困をなくさない限りテロは続くと予測します。 ここは最大のポイントのような思いです。しかしわが国のような経済的水準でも格差社会が問題化しています。とりもなおさづ世界的規模から申せば想像出来ないほどの問題となりましょう。 お答えに肯首しながら今更ながら人間には知恵がある筈との思いが捨て切れません。大変根本的問題に触れられた回答を賜り、有難く改めて勉強させて戴いた気持ちです。有難うございました。

  • boyz3men
  • ベストアンサー率22% (242/1065)
回答No.5

始めまして、 マンガ「ガンダムSEED DENTINY」と同じように 「戦争をすることにより、利益を出す人達が居る」として 「その利益を得ている企業から献金を受けている人(政権)」が あれば、 長く続くとは思いませんか? ※国でBシュさんが「銃を作っている企業から献金を受けていたら」 とは考えなかったでしたか? ※国は自ら「世界の警察」と思ってるハズですが・・

a375
質問者

お礼

ご回答賜り誠に有難うございます。 >「戦争をすることにより、利益を出す人達が居る」 これは否定すべき事象ですが、全否定できない面もあることは、心せざるを得ないと思います。 端から避けて通ることは出来ないと思います しかも、いつも確証が得られない問題であることも、苛立ちの源のような気がします。 意味深いお答えを賜り有難うございました。

回答No.3

終わらせていないだけの話

a375
質問者

お礼

ご回答賜り有難うございました。 もし、お時間が許すなら、いま少し具体的にご教示いただければうれしい限りです。

noname#40147
noname#40147
回答No.2

>テロとの戦いに終りがあるのでしょうか? 無いでしょうね。 武器屋と油屋が儲け続けるにはそういう政策が必要だったのでしょう。

a375
質問者

お礼

ご回答頂き誠に有難うございます。 含みのい多いお答えにこれを否定できない要素があることは納得できます。当然故ケネディー大統領の暗殺を想像してしまいました。 貴重な時間をお割き頂き感謝申し上げます。

  • FMVNB50GJ
  • ベストアンサー率27% (411/1520)
回答No.1

まず、テロという手段に訴える側から言えば、テロ=ポイント的に打撃を与えることは戦争よりも簡単だということ、戦争ならば大規模な組織が必要でどう考えても勝ち目はないことがはっきりしています。言い換えれば、戦争という手段に訴える力もないことです。 それでもテロを行うのは、憎しみであり、殺されたから殺し返すことに尽きると思います。 今、テロはイスラム世界を中心にしています。なぜならそこには膨大な石油があるからです。つまり、石油の性格から言えば世界がかかわっていることを示します。石油がどのような経済的な関係を作っているかは省略するとして、テロ対策がなぜアメリカを中心とするか、なぜアメリカに大規模なテロが行われるかを石油が作る経済関係に求めることが可能でしょう。 経済が終焉を迎えないように、テロも終焉を迎えることはないと思います。富のための殺しを人間が非人間的だと観念してもそれは現実に行われてきました。 憎しみが数珠つなぎであるように、テロとテロ対策とは数珠つなぎです。 もし、テロとの戦いに勝つという言葉があるなら、それはテロの温床となるすべての人間の殲滅以外にないでしょう。 もちろん当方の言うテロというのは、よく言われる反社会的な行動ではありません。人間が互いに富を求めたときに生まれるものです。 軍事力で抑圧可能なものは、組織的な軍事力です。テロ組織同士がどんなに密接な関係であろうともアメリカのような組織的な軍事力ではないということです。テロ組織同士を一体のものと考えるのは、「みなし」と同じです。

a375
質問者

お礼

早々にご丁寧なご回答を賜り有難くお礼申し上げます。>もし、テロとの戦いに勝つという言葉があるなら、それはテロの温床となるすべての人間の殲滅以外にないでしょう。 仰せのご意見に異論がないことに心が重い感じがします。 ご意見に共鳴出来るとともに、日本の外交役割の再検討の必要がありそうな気もします。ある意味テロとの戦い(戦いと敢えて言いますが)は、人間の恐怖の根底に触れてくる問題だけに厄介なことです。 大変示唆に富んだご教示賜り感謝申しあげます。有難うございました。