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DVDレコーダーのHDD容量

デジタルチューナー内蔵DVDレコーダーですが、大容量タイプは500GBや1TBは当たり前になる一方で、小容量タイプも最近は最低250GBはあります。 一昔前は80GBや160GBが主流だったのですが、今ではほとんど見かけません。 以前低解像度の液晶テレビが出ない理由を数回にわたり質問したのですが、HDD容量を抑えたモデルの販売も、やはり「うまみ」は少ないのでしょうか? デジタル放送普及には性能を抑えた低価格モデルが不可欠だと唱え、解像度を1366×768からさらに落としたテレビを販売して欲しいとアピールしてきたのですが、コストが削減できないから出さないという意見が多数を占めました。 ではDVDレコーダーも、HDD容量を減らしてもコストは減らせないのでしょうか?

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回答No.2

Q/以前低解像度の液晶テレビが出ない理由を数回にわたり質問したのですが、HDD容量を抑えたモデルの販売も、やはり「うまみ」は少ないのでしょうか? A/家電やハイテク機器で単価を下げるには、製造に対する人件費を下げるか、部品点数を減らすか、後は大量生産して一括仕入れ一括販売を行うしかないですから、それらを満たしていればそのコスト削減は可能でしょう。 ただし、ハードディスクはそれを満たしていません。 理由は部品点数がハードディスクの容量を減らしても減らないこと。パソコン用も含めて製造数は80GBや160GBでは減少しており、製造ラインの減価償却には単価を上げる必要があることなどが理由です。ハードディスク製造最大手である日立グローバルストレージ社は昨年も大赤字を計上しました。これが、ハードディスクの単価の安さを物語っています。500GBでも原価割れの物が多い時代に、同じ部品点数の80GBで原価割れを防ぐのは不可能です。 今の家電は昔のアナログ時代のように人が製造する工程はほとんどありません。最終組み立てと欠陥管理、プリント基板の組み立てぐらいであり、後は工場の機械(ライン)が製造します。 昔なら熟練した技術にコストが掛かり最新の技術は高価でしたが、今は最新だから高いのは、わずか数ヶ月です。これは、大量生産、大量仕入れによる価格下落傾向があることと、消費者の買い方として質のひくいものは買わないか相当額まで下がらないと手を出さない傾向があるため。その相当額は、最新技術を搭載しなければメーカーの原価割れラインを下回ります。 最新の技術は上位から下位まで使われることも松下電器産業などでは良くあることです。これは、製造単価をいち早く下げ価格競争に繋げるための企業の戦略であり、販売時点で製造技術より売価が安くなる傾向が高いという実体によるものでもあります。要は、どんなに優れた技術を出しても半年も経てば元本割れするほど単価が下がるのです。 この辺りは、日経新聞や各種経済情報を調べ原価を把握すれば分かるはずです。 尚、価格を抑え利益を上げるには、部品単価と最新技術の妥協点(トレードオフ)が一致する地点を探す必要があります。チープすぎれば原価割れ、高すぎれば手が届きません。その間でバランスの良い場所を見つけなければ、資本経済では生き残れません。

noname#110252
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 容量を減らせば逆に価格が上昇する危険もあるのですか。 コストダウンには、もっと別の分野で実施しない限り無理のようですね。

その他の回答 (2)

回答No.3

今の時代に逆行する考えですね^^; デジタル放送を録画しようとしたらアナログ放送を録画するより容量を使います。 パソコンのカタログに120GBで12時間になってます。 単純に考えたら80GBなら8時・・・間画像を落としても24時間くらいしか録画できません。 ※250GBの商品と貴方が望む80GB商品・・値段差は5千円以内と推測できますがその商品が売れると思いますか? パソコンの外付けHDDが120GBで1万前後、320GBで2万ちょっとである時代です

noname#110252
質問者

お礼

ありがとうございました。 もはや、HDDの容量ダウンではほんのわずかしかコストダウンができないようですね。

回答No.1

先日報道がありましたように、2.3年後には今のアナログテレビでもデジタルテレビが見られるチューナーが5000円位で購入できるようになりそうです。(下記URL) デジタル放送の普及には低価格モデルが不可欠とのご意見については賛同もしますが異論もあります。2011年には普及していようがしまいがアナログ放送は打ち切られます。 デジタル放送受信機の普及には現在のアナログ放送の打ち切りが不可欠との判断なのでしょう。国家と家電業界が画策した陰謀ですので個人レベルでは反対してもムダです。 HDDレコーダーの容量と価格についてはデジカメの画質と同じです。 HDDの容量が異なってもその周辺機器(読み取りの装置、駆動装置、データーの画像への変換チップ等等)は同じように必要です。小容量のHDDのために新しい部品を作ったり、従来の部品を流用するよりも 大容量用の部品を大量に生産して共通化した方がコストダウンになります。 80GのHDDレコーダーも出た当時は10万円前後しました。今ならデジタル放送を録画できる250~300G のレコーダーで6,7万円です。 今80G のレコーダーを出してもせいぜい5万円くらいでしょう。それでもデジタル放送対応になっているだけ以前のタイプよりは高性能です。 80Gで5万円、250Gで6万円。あなたならどちらを選びますか? 今後もHDDレコーダーは高性能化しながら価格低下が続くでしょう。 数年後にはデジカメのように3万円台の普及タイプと10万円台の高性能タイプに分かれるのではないでしょうか。輸入品でもっと安い物が出てきたり、PCとの相性ももっと良くなってきているでしょう。デジタル放送のコピーワンス問題も緩和されそうですし、安くなる要因は増えていると思います。でも極端に安いものはメーカーもそれなりに2流3流のメーカーになるため結局不満が残るのではないでしょうか。今でもDXアンテナから120G のHDD/DVDレコーダー(アナログ放送チューナーのみ)が3万円くらいで売られていますがさすがに…と思います。

参考URL:
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007080302038209.html
noname#110252
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 結局は、HDDの容量を抑えるだけではコストは減らせないようですね。