ニコンのF3を持っていますので、思い出しながらお答えします。
EMはもともとF3のサブ機として誕生した経緯があります。デビューはF3とおなじ1980年、基本デザインはF3と同じジウジアーロが手がけています。絞り優先AE機(マニュアルモードほかは無し)でシャッタースピードは1~1/1000秒のクオーツによる無段階制御、バッテリー無しでも動く1/90秒のメカニカルシャッターもあります。それと+2EVの露出補正ボタンがあります(逆光補正)。専用ワインダーもでていましたから、巻き上げ系をはじめとしたメカニカルな部分の強度、耐久性は普及機クラスとしてはあるほうです。
ただ発売終了になってからもう20年近くになるはずですので、電池で動く露出制御、シャッター部分の修理はメーカーで受け付けていません。また絞り優先AEであること、シャッタースピードの最高速を考えるとスポーツなどの撮影には向きませんし、高感度フィルムも使い勝手が悪いでしょう。マルチパターン測光などと比べると露出の”はずれ”もままあります。
一眼レフのようなレンズ交換カメラは、「レンズマウント」がカメラメカーごとに違います。今からある程度の本数のレンズを集めて自分の撮りたい領域をカバーするのに、その選択がニコンのしかもMF(マニュアル・フォーカス、オート・フォーカスではないということ)のカメラというのは(自分はニコン党なんですが)決しておすすめできません。
フィルム・現像代のコストを考えるとデジカメはとても魅力的ですし、
AF(オート・フォーカス)のほうがなにかと便利です。
先程あげた露出制御・シャッターがOKの程度のよいものなら、3~4年は平気で使える(私のF3は購入してから18年たちますがまだ平気)とおもいますが、レンズをさらに買い足そう、写真もどんどん撮ろうと思っているなら、デジカメの一眼のほうがいいと思います。ご参考まで。では。
お礼
そうなんですか!(゜O゜;)元々クラッセが欲しかったのですが、たまたまニコンを見つけて、何もわからないので質問してみました!クラッセよりは遥かに安いですし、浮いたお金でレンズも買えるかなと… しかし、クラッセもたしか電子式シャッターでしたか? SとWもありますし、迷いますね(;^_^A ニコンはパスします。ありがとうございました。