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「リング」シリーズはどの順番で観る?
ちょっと変な質問かも知れませんが、よろしくお願いします。 鈴木光司原作の映画「リング」のシリーズを今Gyaoで配信しているので観てみよう(未だにどれも観たことがないので)と思ったのですが、これって、どの順番で観るのが最も面白く観られると思いますか? リング らせん リング2 リング0(バースデイ) 「らせん」というのが、なんとなくサイドストーリーみたいな感じがするのですが、また、「リング0」はエピソード1みたいな感じなので、最初に観たほうが面白いのかな?などと迷っています。よろしくお願いします。
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映画版、「リング2」と「らせん」は、共に映画版「リング」の続編と言う位置づけで、同じ時間軸、同じ出演者で作られていますが、パラレルワールドです。 同じ題材を、違うストーリーで二本作ったと言う事ですので、「リング2」と「らせん」は繋がってはいません。 違いは、「らせん」は原作の設定に準じて手直しをした物、「リング2」は、映画の「リング」の続編と言う設定で原作には無い物語を創作した事。 双方、誰の主観で見るかが異なる等と言った程度の違いではなく、登場人物が同じと言う事と、映画版の「リング」の事実を受けて始まるという所こそ同じであれ、全く違う物語なので、どちらが先…と言う事は関係有りません。 ただ、このシリーズは原作の「ループ」まで映像化する事を前提として作られてはいない為、一作目の「リング」の時点で既に原作に合わせると整合性の無い変更などが行われていますので、原作に寄り添う形の「らせん」は原作に比べて説明不足で、また、原作自体が「らせん」での整合性を整える形での完結編、「ループ」有りきで初めて全体像が理解できる作り(元々は最初から三部作の構想では無かったようですが)なので、映画作品として見る限りに於いては「リング」→「リング2」と見るのが分かりやすいし、流れも良いでしょう。 それでもっと見たければ「らせん」…と。 また、「リング0」も、同様に「リング」自体が原作とは違う解釈がなされている為に、微妙に時系列としての整合性は無く、大体の物語を知っていれば理解できる外伝的な要素が強いので、初めに見る必要はありませんし、寧ろこれから見始めるとどうしても事実関係の矛盾や配役の変更が気になって楽しみを阻害しかねません。 大まかな物語を知っているという前提で、別の作品として見た方が宜しいでしょう。 原作、映画、共に一作目で終わっていた方がすっきりした作品群の一つです(笑) 以下は個人的な主観ですが、原作の「リング」は単体作品、「らせん」は「ループ」を前提としての世界観のどんでん返しを狙った作品という位置づけだと思います。 ですから、「リング」は問題ありませんが、「らせん」は「ループ」が無ければ意外と期待を裏切るかもしれません。 逆に、原作を読んでいる人には「リング2」の妙なチープさが気になるかもしれないですね(笑) また、原作の「リング0」は、「ループ」までを読みきった人だけが楽しめる外伝のアンソロジー、「バースデイ」に入ってる内容ですから、時系列では確かにエピソード1の物も有りますが「ループ」後の物語も入っていたりします。もしも原作をお読みになるつもりならばやはり出版順、 「リング」→「らせん」→「ループ」→「バースデイ(映画版のリング0含む)」が良いでしょう。
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原作は読まず、映画だけ見ました。やっぱり一番最初は「リング」がいいと思います。「リング0」は外伝的な内容なので、むしろ最初ではない方がいいと思います。冒頭の部分はつながっているんですが、「らせん」も外伝的な内容です。原作ファンの方には異論がおありでしょうが、「リング2」の方が続編らしくて安心して(?)見ることができます。
お礼
やはり「らせん」と「リング0」は後回しにして「リング」→「リング2」から観ることにします。 どうも、ありがとうございました。
お礼
詳細な解説まで書き込んでいただき、感謝です。 昔、原田芳雄さんと高橋克典さんが主演したTVドラマ(最初のリングかな?)を観て、なんだこれは?という感じであわてて原作を読んだだけで、そのあとは全く原作も映画も観ていませんでしたので、各作品の関係がよく理解できました。とりあえず「リング」→「リング2」を観てみます。 丁寧に回答していただき、本当にありがとうございました。