焼死ですから残るでしょう。
原爆で骨が残らない(蒸発する)のは、直接数千度を超える熱線と放射線そして爆風を受けた場合で、爆心地から半径100m以内で遮蔽物がなかった場所ではほぼ蒸発だったとされています。
この場合は、原爆後の火事で死亡しており木造の家と一緒に焼死していますから、骨が残ると考えられます。形としてしっかり残るかどうかはまた別ですけどね。
骨まで完全に灰にするにはかなり強い熱線を浴びるか、そのときには生き残りその後に原爆症を発症し、骨粗鬆症などの症状が体を長期間むしばみ骨がすかすかになるかです。
原爆で被害を受けたお年寄りが、亡くなり火葬した際に骨が残らないのは、原爆症によるもので、原爆症を発症し、徐々に健康な骨が粗悪な骨になった結果です。原爆直後の火災では骨自体は健康と考えられますから残ると考えることができます。
尚、原爆投下地点周辺(爆心地より北西方向を中心に)では投下後20~30分後に放射性物質を含んだ黒い雨が降っており、それによって火災は鎮火または弱くなっています。そのため、雨の降った地域では他の空襲などに比べて骨や遺体が残る可能性が高かった可能性があります。
お礼
回答ありがとうございます。残る場合もあるということがわかりました。現実にあのような悲惨な場面に遭遇したら気が狂ってしまうかもしれないと思いました。