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白峰三山の単独山行について。
8/11~19の間で、3泊4日で 白峰三山(北岳~間ノ岳~農鳥岳)に単独山行を予定しています。 1泊目:北岳肩の小屋 2泊目:農鳥小屋 3泊目:大門沢小屋 とかなりゆっくりのペースを考えています。 しかし先日も起きてしまいましたが、毎年のように発生する滑落死亡事故に単独な故に不安を感じています。このルートはそんなに危険な箇所が多いのでしょうか?雑誌、WEBで情報を集めた限りでは、難易度はそんなに高くなく思えるのですが・・・。 ※登山経験は多くはないですが昨年は槍ヶ岳に単独で行ってきました。 お盆休み中の槍は人が多くまるでピクニックのようにも思えたのですが、少なくても広河原~北岳までは同様な感じと思っていいのですかね??北岳~奈良田はさすがにそんな事はないと思いますが、、、。 北岳~奈良田まで実際歩かれた方、「道が分かりにくい、ここは足場が悪い、滑落注意等」の情報がありましたらぜひ教えてください。
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奈良田~大門沢下降点~広河内岳~転付峠~新倉を二泊三日で歩いて 本日帰ってきました(8/9)。 計画を拝見しましたが、簡単に言えば全然問題ないんじゃないでしょうか。案ずるより生むが安しです。北岳へは大樺沢ルートでしょうか。ここは割と上のほうまで水が出ているので、最初から重い水を背負わなくてよいので楽です(僕なら水筒空で広河原から歩き出します)。 肩の小屋~農鳥小屋も一日で歩くには十分です。時間的・体力的ゆとりを考えるとまず妥当な設定です。縦走路に水場はありませんので、肩の小屋で1リットル程度は汲んで持って歩きたいものです(ここの水場は遠いが、以前オコジョを見ました)。農鳥小屋はまた眺めのいいところですので、早く着いたら夕涼みがいいでしょう。ここも水場はやや遠めですがそこまでの道はよく整備されています。 翌日、大門沢泊まりならば、3日目は大門沢下降点からすぐに下らずに、広河内岳に足を伸ばしてみることをお勧めします(と、どんなガイドブックにも書いてありますが、実際来る人は本当に少ないです)。白峰南嶺の幅広くぼってりした水平尾根が南へ伸びている風景は僕のお気に入りです。 大門沢下降点からは急な下りが続きますが、ここはほとんど下り一方通行の様相を呈していて、まぁ老若男女みんなたくさんの人が下っているということです。ダブルストックはあったほうが便利ですね。 気温は、稜線でも暑いです。さすがに日の出から午前9時くらいまでは重ね着も必要ですが、特に樹林帯ではもう本当にむっとします。僕は短パンメッシュTシャツで、朝だけゴア雨具で防寒しました。 まとめますと、路迷いの心配はなし。混雑は、広河原~北岳(特に八本場のコルからの梯子場)は行列。間ノ岳以南はかなり空く。大部分の登山者が南下コースを取るので、すれ違うことは少ないのではないかと思う。 滑落注意個所は、大槍の登りに相当するようなところをあえて挙げれば八本場のコルからの痩せ尾根、梯子場。あと北岳、西農鳥岳山頂直下は通常通り落石注意で。 今気付いたのですが、入山は夜叉神峠のようですね。これだとバスが長くなりますね。奈良田起点だとスムーズなのですが。槍に登られたときにコースタイムどおりで歩けたのでしたら、白峰三山も同様に歩けると思いますので、あとはバスの時刻次第ですね。大門沢下山口(T字路地点)から奈良田温泉までは徒歩で30分はみて下さい。この下山ルートはラストの林道歩きが堪えます。
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- mt_camper
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こんにちは。 白峰三山のルートですが、目立つ危険箇所は無いのですが 北岳から北岳山荘に向かう下りのルートあたりは 道も狭く足場も良くありません。つまずきなどでバランスを 崩さないように注意が必要です。ピークを過ぎた、という安心感も あって何でもないところ(特に下り)で事故が起きています。 間の岳を過ぎて農鳥小屋まではほぼ下りですが、雨の後などは落石の注意も必要かもしれません。 こぶし大の岩が転がっている下りルートですが 農鳥小屋も見えますので心理的に早く着きたいと思うのですが 決して早歩きになることなく浮き石などに気をつけてくださいね。 大門沢ルートは先日の台風で、若干ルートが変わっていますが 道迷いになるようなことはありません。急な下りが続きますので さらにゆっくり下る、ということを意識していけば問題ないと思います。 北岳山荘を過ぎれば、人も少なく北アに比べると 本当に夏山?という感じのガラガラルートです。 お気をつけて!
お礼
ありがとうございます。 あせらずゆっくり進む事を頭に入れておきます。 なかなか気が急いてしまってくだりなど、ついつい早く降りちゃうんですよね。 天候が悪いと本当に怖いです。気をつけて行って来ます。 間ノ岳以南は人が少ないと思いますし、この間は特に気をつけないといけませんね。 そのルートが一番、不安を感じているところです。 それにしても、WEBで情報を仕入れるたびに、農鳥小屋の主人と対面するのが緊張してきます(笑)
- ultraCS
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私が登ったときは、広河原午前中発で白根小池小屋、農鳥小屋の二泊で大門沢から奈良田に降りましたから、三泊行程なら問題ないと思いますよ。ただ。一泊目は白根御池小屋にした方が良いかと思います。肩の小屋だと出発時間によっては苦しいかも。以下のページの行程は私のと全く同じです。 http://www1.u-netsurf.ne.jp/~tamu/47hakuhou3zan.htm バットレスを登るのでなければ、慎重に行動すれば特に難所はありませんが、この行程は、途中水が無い、一行程が長い、北岳から大門沢下降点までの間はほとんどが稜線になるので天候が悪化すると厄介です。 何カ所か分岐はありますが、標識は整備されていたと思います(一応、小屋で確認してください)。 三日目、天候が良ければ、農鳥小屋から奈良田まで一気に降りるのは不可能ではありません(大門沢が長いので精神的にはきつい)。奈良田では、発電所の所に奈良田温泉のマイクロバスが待っているので、これに乗ってそこで入浴すればバスは無料です(ここはちょっと記憶は怪しい)。 問題は広河原を出発できる時間で甲府に出来るだけ早く到着するのは当然ですが、甲府でさっさと相方を見つけて乗り合いタクシーを仕立ててしまうことです。広河原まで同行できればいいのですから、千丈や甲斐駒など北沢峠方面でもかまいませんから、2-3人見つけてタクシーにしてしまえば1時間くらいは簡単に浮きます。 なお、奈良田からのバスは身延行きなので、ここでも、相方を捜して甲府まで乗り合いタクシーを仕立ててしまうの望ましいです。 あと、農鳥小屋は昔ながらの山小屋で、北のように近代化された小屋ではありません。混んでくれば畳一畳に2-3人くらいは詰め込むし、食事もシンプルなものですが、昔はどこもそうでした。
お礼
広河原へは、埼玉県内の自宅を夜中に車で出発し、早朝に到着予定です。 ・市営駐車場~広河原 山梨交通バス{5:10-6:11,5:40-6:41,7:40-8:41}のいずれか。 ・登山口~北岳肩ノ小屋泊 (所要時間5:30) を予定しています。 奈良田からは、バスで広河原まで戻る予定でした。 ・奈良田~広河原 {11:10-12:00,13:25-14:15,15:30-16:20} ・広河原~市営駐車場 {12:00,13:25,16:00,17:00} 2泊3日も考えたのですが、広河原まで戻るバスのことも考慮し3泊の予定にしています。 早く下山して温泉に浸かりたいとも思ってましたし(笑) 農鳥小屋の食事は凄まじそうですね。食料はちょっと贅沢に持っていきます。寝るスペース等は数年前の富士山本八合の某山小屋で経験済みなので覚悟はしています。 いろいろ教えてくださりありがとうございます。
- belrin1122
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南アルプスは、北と違ってアクセスがすごく不便です。 質問者が、どこにお住いかわかりませんが、地元以外なら広河原に着くのは昼すぎになってしまいます。 一泊目は広河原に泊まるのが自然です。 北アルプスの御経験があるようですが、南は全然違います。小屋の数も少ないです。道も北ほどは整備されていません。 南アルプスに単独で登るなら、御家族に迷惑をかけないように山岳保険をかける事をお勧めいたします。 それほど危険なことだと思います。
お礼
他に頂いた回答にレスをつけましたが、広河原へは、埼玉県内の自宅を夜中に車で出発し、早朝に到着予定です。 ・市営駐車場~広河原 山梨交通バス{5:10-6:11,5:40-6:41,7:40-8:41}のいずれか。 ・登山口~北岳肩ノ小屋泊 (所要時間5:30) を予定しています。 北と南は全然違うと聞きますが、なにぶん初めてなので、どのくらい違うのかよく分かりません。 無理をせず、天候悪化などであれば、そのまま北岳どまりにします。 海外の山ではありませんし、またチャンスがありますし! どうもありがとうございました。
- myuzans
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私は登山の経験は全然ないので、槍ヶ岳単独登頂できるなんて、すごいなあと思います。私は高松に住んでいるので、瀬戸内海が近いということもあって小型船舶免許を持っています。 私が購入しているマンガ雑誌に「ビッグコミックオリジナル」(小学館)があり、その中の「岳」(石塚真一著)という北アルプスを舞台とした山岳救助物語の作品が一番好きです。
お礼
お盆休み中の槍ヶ岳は、人も多く道に迷う可能性はかなり低いかと。。。怪我にさえ気をつければ、ご想像されているほど大変なものではないと思います。 「岳」という漫画は知りませんでした。 今度、時間があったらよんでみたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
大樺沢から、右俣を経て北岳肩の小屋を考えています。 水は常時1リットルを基本に考えますね。ありがとうございます。 広河内岳は片道30分程度でいけそうですし、体力と相談して行く方向で考えます。 気温は朝方は寒いですよね。 Tシャツ、ジャケット、フリース(+レインコート)を持っていこうと思っています。 小屋泊まりなので防寒具はこの程度を考えています。 単独はなにしろ怪我が怖いと思っているので、浮石などに気をつけて行って来ます。 いろいろありがとうございました。
補足
昨日、帰宅しました。 結局、農鳥小屋から奈良田まで一気に降りてきてしまいました。 広河内は残念ながら気力が足りませんでした。。。 農鳥小屋、水場は遠かったです。疲れました。 食事とオヤジのキャラのせいで、リピーターになれる気は まったくしませんでした。 大門沢は小屋に着くまでが非常に辛かったです。 膝があまり強くないもので、ダブルストックをフル活用でした。 奈良田から広河原までは乗客が4人で、景色を見ながらの楽しい 旅でした。広河原~芦安まではジャンボタクシーに2人でして、 これまた快適なドライブでした。 おかげさまで楽しく過ごせました。 アドバイスありがとうございました。