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飛行機の速度について
時速900kmを出す旅客機ですが、離陸するとき約300kmですよね。離陸のときどうしてエンジンが全開なのに、あとの600kmはなぜ出るんですか? やはり上空の風が飛行機を押すんですか?
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離陸するときにエンジン全開するのは、約400tの機体を3Kmの滑走距離(B747の場合)で時速300Kmまで加速する必要があり、更に上昇させるためにもパワーが必要だからです。 一旦、水平飛行に移れば、エンジンのパワーは全て水平方向への前進エネルギーに使用できることと、高々度では空気も薄いため空気抵抗が減ること、滑走路のように距離の制限がないので全開にしなくても徐々に加速します。 自動車でも同じでしょ? 高速道路の合流などでは、アクセル全開にして加速して行きますが、本線に移れば床一杯に踏み込まなくても、やっぱり少しずつ加速はしますよね。
- Kon1701
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飛行機の場合、離陸時はエンジンを全開にしますが、その後は絞って飛行します。それでも加速できますね。飛行機のエンジン、長時間全開にするのは厳しいですし、騒音の問題もあります。 離陸時、2Km 少々走る程度で300Km/h程度にまで加速しなくてはなりませんからエンジンを全開にしますが、その後は全開にしなくても加速を続けられます。 なお、着陸時の速さは250Km/hです。エンジンはアイドリング状態に絞っていますが、スポイラーなどを使って減速しています。
揚力を余分に稼ぎ出すためにフラップなどの補助翼を使用しますが、コレが抵抗になります。 また、時速0キロの停止状態から2キロや3キロで時速900キロまで加速したら乗客はどういう状況に置かれるでしょうね。 子供には耐えられないほどの加速度になると思います。 ちなみに、空母から発艦する航空機はカタパルトで打ち出されますが、重量は約30トン それを100メートルほどで200キロ近くまで加速します。2トンのベンツを2キロメートルほど吹っ飛ばせます。 慣れていないと男の人でも失神することもあります。 ジャンボなどの旅客機は200トンを楽に超える重量なんですよ。 また、重い台車を押すことを考えてみてください。 最初は力一杯推さないと動かないでしょ。 動き出せば少しの力でも速度を維持することができますよね。 それと同じです。
補足
エンジンの推力は離陸時と変わりませんか?