大きくなれば言うことをきくという単純なものではありません。
1歳半も過ぎれば、自我が出てきて、
かえって「ダメダメ」とうるさく言っていることをわざとしてみたり、
「ダメ」と言うこともしちゃえ!という度胸がついてきます。
うちの娘は、1歳過ぎぐらいは、言うことをよく理解し始めて、
いい子でした。
ところが、1歳半近くなるころから、
今まで当たり前にしていた決まりごとを破ったり、
もっと遊びたいときには、いくら促しても聞く耳持たなかったり、
涼しい顔でやりたい放題するようになりました。
「世界は自分中心に回っている」と目覚める時期があるんですよね。
誰に聞いても、「うちもそうだよ~」と言っていました。
そこから先は、ほめる、叱る、の繰り返し、アメとムチの使い分けで、
どうしてもダメなことさえしなければ、
多少は大目に見よう、と大らかさも生まれてきます。
(妥協と言ってもいいかもしれません)
でも、身の危険にかかわることとか、他人を傷つけることとか、
絶対にこれは許せない、今すぐやめさせなければ! というときには、
髪振り乱して、叩いてでもつねってでも注意します。
同じようにたくさんほめることもしたうえで、
子供のほうで「これはしちゃまずいな」ということを覚えていってもらうしか
ないのかな、と思います。
だから、しばらくのうちは、その都度叱る、の繰り返しでいいのだと思います。
お子さんも、お母さんの言いつけを破っていても、
毎回叱られていれば、きちんと聞いてはいると思いますよ。