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ジオラマ : どんな人が注文するの?

テレビの番組でジオラマが紹介されていました。 地方鉄道の駅周辺の風景が見事に再現され、すばらしい技術だと関心しました。 特に樹脂系の部品を自分で加工して本物そっくりに仕上げていく行程には驚きました。 こういう世界というかプロがいるんですね。 線路際の雑草を再現するのに、毛布をつかって仕上げていく作業が紹介されていましたが、完成したものを見ると雑草の質感がそのまま表現されていました。 驚くばかりです。 ところでこのジオラマを作成していた技術者なんですが、単なる個人的な趣味で作っていたようには思えません。 かなり整備された本格的な作業室で取材されていたし、ひとつの作品を完成させるのに1週間とか10日はかかると紹介されていたので、やはりジオラマ作成を専門にしている業者(?)さんかなと思います。 とすると、一体どんな人が作成を依頼するのでしょうか? たとえば鉄道の駅周辺を依頼すると、どの程度の料金になるのでしょうか? もし自分もそれを仕事にしたいと考えたら、弟子入りして技術を磨いて将来独立するとか、そんな世界なんでしょうか? テレビを見ていて少し気になったので質問してみました。

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  • bossnass
  • ベストアンサー率44% (176/394)
回答No.3

プロではありませんが、頼まれてジオラマを作ったことがあります。 玩具系企業から港のジオラマをショールームに飾りたいとのことで、 短期間で作りました。50X50cmの大きさで約10万円でした。 知合いに、展示用模型等(ディスプレー)を専門に制作している企業 に勤めている人がいますが、聞く所によると バブル期から90年代までは、全国に次々と博物館や資料館が建てられ そこに展示するジオラマ制作の仕事がいっぱいあったそうですが 最近の公共事業縮小のあおりで、その仕事も激減だそうです。 現在はもっぱらマンション建設の流行で、その類いの展示模型の仕事 が多いそうですが、短納期・コストダウンの要求が多く 昔ほど儲からないと言ってました。 ただ、デジタル時代への反動のせいか、CGよりも展示模型の方が マンション購入者には受けがいいらしく、仕事件数はあるそうです。 鉄道を趣味としたブームと、現在の40才以上の世代は『プラモ世代』 のため、鉄道模型が中高世代に人気ですが 基本的に企業が発注するものではなく、個人的またはテレビ撮影用 がほとんどで、この種のものは、長期にわたる需要があるとは あまり思えませんね。 実際、モデラーや展示模型の職人さんの数は年々減少気味です。 バブル期に、1X1m規模のアンコールワットのジオラマが 「世界不思議発見」という番組から依頼され制作した際の値段が 100万円だったそうですが、今は確実に安くなってるでしょうね。 実際、CGの方がテレビ的にいいですし。 質問者さんがテレビで観たというジオラマは 1日の料金として、2~5万円。 10日なら20~50万円でしょうか。報酬として。 でも、そのぐらいの金額での依頼数は世の中にあまりないので もし、この仕事に就きたいとお思いでしたら 先に記した展示(ディスプレー)制作会社か、テレビ美術スタッフ になった方が確実ですね。 そこで、経験を積んで、コネクションを作り職人として独立。 それが順当な流れでしょう。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 とても詳しく解説して頂いて感謝します。 なるほど、私が見た番組での料金としては20~50万円くらいなんですね。 もし本当にジアラマが好きなら充分やっていけるくらいの金額だと思いましたが、現実にはそんなに注文がないのでしょうね。 でもマンションの模型ですが、注文が減っているのかなと思ったら逆に増えているんですね。 たしかにCGでは立体感に欠けるし画面の大きさに限界があるので、模型の方がより視覚に訴えると思います。 注文がもっと増えるといいですね。

その他の回答 (3)

noname#41836
noname#41836
回答No.4

>たとえば鉄道の駅周辺を依頼すると、どの程度の料金になるのでしょうか?    こういう一品製作の料金の大部分は人件費でしょう。  仮にその製作者が年収500万円を目指したとすると(所得税などのことは無視) 週に5日働くと年に約260日になるので、1日あたり約2万円ですから 製作に10日かかると20万円で、それプラス材料費、 といったような計算になるのではないでしょうか。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 本当にジオラマが好きでその道に入った人なら年収500万もあれば充分でしょうね。 で、10日で約20万プラス材料費となるわけですね。 でも実際にはずっと注文が続くという事は難しいかも知れませんね。

  • Sptlz00X
  • ベストアンサー率48% (30/62)
回答No.2

私もその道のプロでは無いのですが聞いた話ですと >一体どんな人が作成を依頼するのでしょうか? 主に企業(主にゼネコン)や県市町村やたまに個人だそうです >鉄道の駅周辺を依頼すると、どの程度の料金になるのでしょうか? 大きさやプロにもよると思いますが、下は1万円~50万円?くらいではないでしょうか? ある遊園地敷地全てのジオラマが数百万円ということも聞いたことがあります。  >自分もそれを仕事にしたいと考えたら、弟子入りして技術を磨いて将来独立 腕があれば独立も夢ではないと思いますが、仕事の数が少なそうです コンヒュータ3D映像が発達する以前は仕事が山のように合ったらしいですが、今は3Dで再現することが多いらしくジオラマとしての仕事は少ないのではないでしょうか 少しジオラマとは違いますが、建築模型(ビルやマンション)の仕事は今でもしっかり生き残ってます。 でも今後団魂の世代で昔を風景をジオラマで再現してほしいという個人のお客さんは増えそうな気もしますが。 どちらにせよ大口の仕事をいかにつかむかが大きな問題になると思います。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 企業や自治体とすると、都市開発の一環で将来の街の完成予想モデルというのを見た事があるのですが、よく出来ているなあと関心した覚えがあります。 あれはジオラマ製作者の作品だったかも知れませんね。 でも実際には3D映像のお陰で商売にならなくなっているのかも知れませんね。

  • green1957
  • ベストアンサー率32% (68/209)
回答No.1

鉄道ジオラマに限らず、ガンダムや飛行機などの模型専門誌で紹介されているプラモデルやジオラマなどは、基本的にプロのモデラーが雑誌の編集部から依頼されて組み立てたものです。 新製品のプラモデルを組み立て、その製品の批評を書かれている方もいます。(書店で恥ずかしがらずに(^_^)、その手の雑誌をめくれば分かります) また、アニメのキャラクターなどを商品化する際、まずプロのモデラーさんが原型の模型を作ります。(その専門家を原型師と言うそうです。) 他にも、毛色はちょっと違いますが、建築デザインの事務所などで建物の縮尺モデルを作る人もそうですね。 あと、これはジオラマの話ではありませんが、組み立てに高度な技術と時間を要するような模型を買い、プロのモデラーに制作を代行してもらい、ハイクオリティの完成品に仕上げて貰う人もいます。 料金については、他の回答者の方にお任せしますが、一つの例として、5,290円の戦艦大和の模型が、プロが組み立てた完成品モデルとして58,600円で売られています。けっこう需要はあるようですよ。 あとプロになる経緯ですが、大抵は子供の頃から模型やジオラマを作るのが好きで、雑誌主催のコンクールなどで大賞を取ったりして、その技術を認められるようになる人が多いようです。 要するにオタクの人たちの高度な趣味が実益になるパターンですね。 (建物の縮尺モデルなどを作る人は、大学の建築科などで基礎的な修練は積みますけど)

noname#48778
質問者

お礼

詳しく解説して頂いて有難うございました。 プロモデラーという職業があるんですね。 初めて知りました。 私もご他聞にもれず小さい時にプラモデルに没頭した時があります。 それがそのまま職業になった人がいるんですね。 趣味と実益が一致という感じがするのですが、収入面はどうなんでしょうね。 ちょっと気になる点です。