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大衆向け、商業的でないイラストについて
兼業をしながらイラストレーターを地道にやっている者ですが、 1つ悩んでいることがございます。 普通の絵もそれなりに描けるため、今後のつながりのためにもと思い 「あたりさわり無い普通の挿絵」のようなものも引き受けて描いていた のですが、面白くもなければ、収入も兼業でやっている仕事の方が断然 良いので辞めてしまいました。可愛い干支の絵とか描くのが苦しいん です…。 結局、描きたくないものを描くのは止めようと思い(この時点でイラス トレーターではないと言われてしまうかもしれません)、それ以降は、 画風を好んでくれる方からの発注で描いたりするだけになっています。 たまたまアニメの制作をやっている会社の方に「ちょっと見せてみなよ」 といわれて見せたところ「俺は嫌いじゃないし個性的だけど、 これはマーケット無いよ」とアッサリ言われました。もう全然意地悪 とかではなくて、本当のことなんだなと私も納得しました。 多分こういう方、たくさんいらっしゃるんではないかと思います。 そういう皆さんは、どのように活動されていますか?参考までに お聞かせいただけると嬉しいです。 ちなみに私が描いているのは色が派手目の辛うじて生き物の形をした 抽象画や、毒のある風刺画などです。美術学校に通ったことはなく、 美術については学校のクラブや部活で習った程度で、あとは独学です。 美術学校に通っている子の宿題(風景画だったと思います)を代わりに やってあげて合格点を貰ったことはありますので、ある程度の基礎は おさえているような気がします(笑)。 油絵で描くようなキチンとした画家であればコンペなど目指すところ があったりして良いのだと思いますが、私が描いているのは、そんな 大層なものではなくイラストですし、イラストというのは飽く迄商業的 なものであるという世の中的な位置づけがあるような気がしたりして、 そこが困っているところなのでございます。
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私も、イラストと別の仕事を兼でやっておりますが、やはりイラストのほうが、自分のカラーを出すと発注はほとんどないです。誰でもかけるようなカットの仕事はやはり私も厳しく、あまりというか、やらなくなってしまいました。私の場合ですが、個展などで絵を出来るだけたくさんの人に見てもらったり、(一枚絵の小さなサイズだとうれたりします。さすがに、大きなものはなかなかですが...)あとは、ホームページなどを作成して、地道にアクセスしてくれる人のなかで、自分の絵を好きになってくれる人たちと交流したりというのもいいのかもしれません。美大にはいきましたけれど、現在師事しているかたもおりません。私もイラストレーションなので、コンペなどもあるにはありますがどの派閥にも属してない、一般受けしない、などだとイラストの世界でも入賞は厳しいです。具象なのですが、そこが(どちらかというと、ジャンルは幻想的な感じです。)油の人から見ると漫画的(悪い意味だと思われます)、イラストでも一般受けしそうなところから見ると油っぽい重さがあって使いにくいところなのだろうなと自分でも感じます。 難しい問題ですが、仕事をほかにされているなら、自分の描きたい物をかいていって、それでぜんぶをまかなうほどは儲からなくてもいい、という方向もありだと思います。 私はまだ、葛藤中で、一生そのまま葛藤かもしれません。自分の絵のなかでも、まだ人に受け入れやすそうなラインを探して描いている感じもします。ただ、かきたいもののなかでなら、まだ妥協点はみつかる気持ちではあります。 個性的な絵だと、文芸(本の表紙など)もお勧めかなと思ったのですけれど、版権の切れた絵などや、文字だけ、写真などもあるので文芸のほうで仕事をするのも一苦労です。(偉い方は、引退まだまだされないですし。)ほんとに、書いていてしみじみ、難しい世界だなと自分で感じてしまいました。
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- gensoumade
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ストーリーをつけて絵本にするか、ストーリーのある漫画にするというのはどうでしょうか。 絵本とか漫画も新鮮な新しい才能って必要だと思うんです。 イラストとかは要するに誰が書いても同じような上手い絵が求められるでしょうし、何かの商品を売るための広告として使うことが多いと思うので題材が限られるとおもいます。 でも、絵本や漫画は個性が必要と思います。 かわいい、きれいなイラストだけじゃおもしろくないというのもこの世界だと思います。 お話が思いつかなければ、誰か他の人と組んで、一緒につくる、とか、すでにあるお話に自分の絵を付けてみるとか。 あとは独自のキャラクターを開発してみるとか。 変なキャラとかって子供から大人までみんなに受けますよね。
お礼
お返事いただきありがとうございます! それは、とても良いアドバイスをいただきました。私は文章を書くのは好きなんですが、絵とリンクさせるのは意外と苦手で、もしかしたら別の人にストーリーを書いてもらうのは良いかもしれません! 絵本、漫画の路線で真剣にまた考えてみようと思います。本当にありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます!やはりイラストと絵画の間くらいで悩んでいる方はいらっしゃるんですね。おっしゃるように、収入というところを無視して、自分の描きたいものを描き、できるだけたくさんの人に見てもらい、気に入ってくださった方に受け入れてもらうという方法が確実のようにも思えますね。 個展は、一度もやったことがないので、一度トライしてみたいと思います。色々な業界の方と知り合って、多方面のコネクションを作って少しでも見ていただく機会を増やした方が良さそうですね。