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コンピューターがない頃のオッズは手計算でしたか?

 現在、競馬の馬券の種類は昔よりずっと多いですが、ほとんど時間を置かずに、まさに時々刻々とオッズが表示されます。これはコンピューターの発達によるところが大きいのかなと思いますが、昔つまりコンピューターがない頃はどのようにしてオッズを計算していたのですか。     たとえば、伝票のようなものを枠連ごとの箱にどんどん放り込んでそれを必死にそろばんで合計するというようなことをしたのかななんて考えましたが、当時の方法を知っている方がいましたら、よろしくお願いします。

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  • winrex
  • ベストアンサー率31% (29/92)
回答No.3

公営競技業界の片隅で仕事をしています。 私もこの質問を見て興味を持ちました。 今については#2さんが言う通りトーターリゼータシステムによって瞬時にオッズは計算されます。 昔については、退職寸前の関係者の方に話を聞きました。 #1さん#2さんの言う通りそろばんらしいです。 発売を締め切ると、各組番窓口(連単1-2に1人、1-3に1人みたいな感じ)ごとにおばさん(#1さんの言う算盤部隊)がそろばんで計算して集計して行きます。 その集計が終わると、賭式ごとに(連単に1人、連複ごとに1人)、おばさんの中間管理職みたいな人が、その組番窓口の後ろでそろばんで計算し集計します。 それをトップのおばさんが全ての集計をします。 最後に総票数から25%(テラ銭)を控除し、各オッズを計算していたそうです。 まとめると 各組番→各賭式→総合計→オッズと計算していたそうです。 最後以外は全ておばさんのそろばんだったそうです。 あと、おばさん達のそろばんスピードは尋常では無かったと語っておられました。特にトップのおばさんは手の動きがありえないくらい早かったらしいです。 たまに計算が合わないと発走が遅れていたそうですね。 各組番窓口のおばさんが売上を過少申告して、持ち帰る事も度々あったそうです。(今は完璧に分かるらしいんですが、当時は確認する手段が無かったので度々あったそうです)

bitibiti
質問者

お礼

 ありがとうございました。お礼が遅くなりすみません。パソコンに向かうことができるのが夜遅くなので先ほど回答を拝見しました。そろばんで集計するおばさんたちの姿が目に浮かぶようです。何段階かで集計したんですね。たまに計算が合わないと発走が遅れるとか、売り上げを過少申告して持ち帰る事・・は何となくのどか(失礼)な風景ですね。とても具体的で当時の現場の様子がよく分かりました。

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その他の回答 (2)

  • tk1cup
  • ベストアンサー率39% (33/83)
回答No.2

電算化によるトータリゼーターシステムができるまではすべて手計算、そろばんですね。よって締め切り時間もたしか30分くらい前だったと思います。 #1さんが書かれていますが窓口は買い目ごとにあります。6枠連勝単式、8枠連勝複式ともに36窓、ほかに単勝の窓口やらがセットになっていて、馬券は1枚100円の券と特券と呼ばれる1000円件の組み合わせでの購入でした。今でも1000円の馬券を特券と呼ぶ人が多いです。 いくつもの点数を買おうとすると何回も並びなおしで、人気の無いところには行列ができないのでその様子から「穴」という言葉が出たと言われています。 馬券発券のシステムについては日本中央競馬会が昭和50年代後半に発行した「競馬年鑑」(という感じの書名だっと思います)に詳しく載っています。また、地方競馬全国協会発行の「地方競馬史」にも似たような記事があります。どちらも都道府県図書館など大きなところには置いてあることがあるので参考にしてみてください。 前者は茨城県図書館、後者は山形県図書館で閲覧したことがあります。

bitibiti
質問者

お礼

ありがとうございました。お礼が遅くなりすみません。パソコンに向かうことができるのが夜遅くなので先ほど回答を拝見しました。「特券」といえば、今は廃止された新潟県競馬で予想屋さんが「特券、特券」と言っていたのが思い出されます。「穴」の由来がそういうところから来たとは知りませんでした(なるほど!)。年鑑や本の名前まで教えていただき、機会を見て図書館へ行って探してみようと思います。

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  • Lalala129
  • ベストアンサー率35% (86/240)
回答No.1

現在まとまった資料が手元に無いので断片的に書かせていただくことご了承ください。 ・オッズの計算は算盤で行われていた ・開催競馬場ごとに算盤部隊がいた ・窓口毎に買う枠連の番号が決まっていた(ここは2-4しか売らない窓口とか) とここまでしか思い出せませんでした。

bitibiti
質問者

お礼

 さっそくの回答ありがとうございます。 お答えの内の「窓口毎に買う枠連の番号が決まっていた」は、なるほどなぁと思いました。たしかに計算する係の側としてはそのほうが能率的で助かりますね。                          買う側としてはあちこちの窓口へ走り回って買っているという大変さが想像されますね。でもなんとなく、その方が「競馬場」という感じがして面白い(失礼)ですね。                Lalala129さんはかなりの、というかまさに「燻し銀」の競馬ファンなんですね。思い出していただき有難うございました。

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