「自分が悪い」とか「こんな私」とか、思ってはダメです。「自分がその程度だからいけないんだ。」とか、「そんな男にばかり寄っていっちゃう自分がおかしいんだ。」とか、そういう風に自分を卑下したり、責めるようになると、どんどん深みにはまって、際限なくなります。これは非常に良くないです。「未来」に希望を持つ事ができなくなります。
それに、「自分はこういう人間なんだ。」と極端に自分を一定の枠にはめこんで理屈をつけて、無理に自分を納得させようとする思考も手放した方が良いかもしれません。人間は、表裏一体、相反する面を同時に持っているものだし。
だいたい、悪いのは、男であって、あなたじゃない。そんな男にひっかかった自分が悪い・・・のではないんです。それはそれ、これはこれ・・です。
あなたの良いところ、いーっぱいあるかと思います。全部を否定してはダメです。
それに、今まで充分すぎるほど、苦労して、我慢して、充分苦しんで来たのだから、もう、今、自分で自分を追い詰めていく、その「悪い思考」から抜け出さないと。
それに、女性が「男性に守って欲しい、頼りたい、寄りかかりたい。」と思うのは当たり前だと思います。精神的にも経済的にも自立している女性ばかりではないし、仮に、あなた自身が、今、そうじゃないかもしれないけれど、自立した女性として、活き活きと日々を生きていた時期もあったと思いますし、これからだってあると思います。今、いろんなことがあって、たまたまその時期じゃないだけ。それだけのことです。だから自分を責めないで欲しい。
それから、「もっとがんばらないと。」「自分をもっと磨かないと」と、追い詰め過ぎない方が良いかなぁとも思います。
ゆっくりでいいじゃないですか。自分を大事に出来るのは、自分だけなのだから、まずは、ゆっくり、自分を抱きしめて、そこから始めてみてはどうでしょうか?
そして、一歩ずつ、方向転換して歩き始めればいいかと思います。
私が一番辛かったとき、私よりももっともっと辛い思いをされたであろう方の、詩を読みました。
口に筆を持ち、絵と文字を書かれている、その方の詩です。
「小さいから踏まれるのさ
弱いから折れないのさ
倒れても そのときもしひまだったら
しばらく空をながめ また起きあがるのさ 。」
いろんな辛さを経験し、辛抱し、乗り越えて来た人が、幸せになれないはずがない。
心の痛みは無駄にはならない。
あなたなりに、真面目に生きていれば、きっと、あなたなりの道が、開けると思います。必ず、痛みも傷も報われる日が来る。
良くない出来事は、過去の出来事。それはそれ、これはこれ。苦労したのも、騙されてしまったのも、それはそれ、これはこれ。あなたの人格とは関係ない。あなたが悪いのではないし、これからもそんな出来事が繰り返されると決まったわけでもない。
思考をチェンジして。ほじくり出すと本当にキリがなくなっちゃうことだから。
今は、自分を抱きしめて、「今」を大事に、「今」を楽しむように、意識して日々生きて欲しいと思います。
今、これまで読んだことのなかったジャンルの本を読んだり、音楽を聴いたりするのにも、ちょうど良い時期かもしれませんよ。
視点をどんどん変えられる良い時期かもしれません。
傷を癒せるのは、自分だけだと私は自分の経験から感じてます。いっぱい頑張ってきた自分を、愛おしむ。抱きしめる。そうすることで徐々に傷は癒えるのではないかと思います。
お礼
refarさんお礼が遅くなってすいません。 今はじめて気が付きました。やさしい回答ありがとうございます。こんなに真剣に回答して下さり、気持ちが癒されました。何度も何度も読み返しました。そうですね。急がなくてもいいですね。 ゆっくりゆっくり自分を抱きしめて、ちょっとづつでいいんですね。 自分を責めず、自分をほめてみます。 本当にありがとうございました。