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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:アメリカで円預金をポンドにする方法)

アメリカで円預金をポンドにする方法

このQ&Aのポイント
  • アメリカ在住で、アメリカからイギリスへ旅行する際、円預金をポンドにするベストな方法は何でしょうか?
  • 現時点で知られている二つの方法は、CITIBANKのバンキングカードを使ってイギリスで円をポンドに換算して引き出す方法と、CITIBANKの外貨キャッシュカードを使ってアメリカでドルを引き出し、アメリカまたはイギリスでポンドに換金する方法です。
  • 利用しやすさや手数料などを考慮して、他にも良い方法は存在するのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • Umada
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回答No.2

 おっしゃるように両替の有利不利は、「基準となるレート」からどれだけ手数料が上乗せされているかで考えると分かりやすいです。「基準となるレート」には銀行間レート/公示仲値/クレジットカード会社が定める通貨間換算レートの3つ(*1)が考えられますが、この3つは同じ値とみなしてほとんどの場合差しつかえありません。従って上記のいずれかを基準として上乗せ分を比較すればよいわけです。  シティバンク銀行のバンキングカードを使って海外ATMから現地通貨を引出した場合、日本円での引落し額は 「現地通貨額を所定のレートで米ドルに換算し、その米ドルの額をシティバンク銀行の対顧客電信売レート(TTS)で日本円に換算、さらに手数料3%を加算」 で計算されます。問題はこの「所定のレート」ですが、私の今までの利用経験では銀行間レート(あるいは公示仲値、あるいはクレジットカード会社が定める通貨間換算レート)で計算して矛盾は見られていません。  銀行間レート/公示仲値/クレジットカード会社が定める通貨間換算レートの三者が揃って1英ポンド=246円00銭、1米ドル=123円00銭、1英ポンド=2.00米ドルのときに、1,000英ポンドをUKのATMで引出す例で試算してみます。ご承知のようにシティバンク銀行における米ドルのTTSは公示仲値+1円ですから、日本円での引落し額は 1,000×(246.00÷123.00)×(123.00+1.00)×1.03 = 255,440 となります。おっしゃるように1英ポンドあたり9円44銭(3.8%)の加算が目安です。このほかATM所有者やネットワーク設置者が別途手数料を徴収する場合があるのもご存じかと思います。その場合、所有者の手数料は50~300円相当程度、ネットワーク設置者の手数料は1%前後です。  外貨キャッシュカードで米ドル現金を引出し、それをUKに持ち込んで両替するのはどうでしょうか。  参考ページ[1]はUK大手のThe Royal Bank of Scotlandのレートです。例えば6月29日のレートですと米ドル現金から英ポンドへの両替で10,000 USD→463.779 GBP、その逆の英ポンドから米ドル現金への両替が10,000 GBP→19,090 USD (463.779 GBP→8853.54 USD)です。米ドル→英ポンド→米ドルの一往復で11.5%、米ドル→英ポンドの片道で5.7%の目減りがある計算になります。しかもこれに手数料1.5%[2]が加算されますから、ここまでで目減りは7.2%です。  米ドル現金は外貨キャッシュカードでの引き出しとのことですが、シティバンク銀行の口座内で日本円預金を米ドル普通預金に振り替える際、1ドルあたり1円の為替手数料を払うことも申し上げるまでもありません。いつの時点で振り替えるかにもよりますが0.8%程度の目減りが生じることになります。  日本円→米ドルの段階で0.8%、米ドル→英ポンドの段階で7.2%の合計8.0%の目減りですから、今回の場合はバンキングカードを使って現地ATMからポンド現金を引出した方が有利と推測できます。  他に有利な方法としては「クレジットカードでのキャッシング」が挙げられます。適用されるレートは前出の「クレジットカード会社が定める通貨間換算レート」で、これに利用日から返済日までの利息が加算されます。利率は年利15~25%ほど、利用日から返済日までは25~55日程度ですので、利息として1.0~3.8%を払うことになります(*2)。これはバンキングカード(3.8%)や外貨キャッシュカード+現地での両替(8.0%)に比べて明らかに有利です。  ただし「資金はシティバンク銀行在日支店の口座の円預金」という大前提を厳密に適用すると、その口座を引き落とし口座にしているクレジットカードの保有が前提となってしまいます。もちろん、引落し口座は別でもクレジットカードは保有していて、その口座にそれなりの資金がある(あるいはシティバンク銀行の口座から振り込める)なら許容範囲ではありましょうが。  これ以外にも方法はありますがいささか非現実的です。「シティバンク銀行の口座内で日本円預金を英ポンド外貨預金に振り替え、その英ポンドを外貨送金する」という方法もあることはありますが、受け皿となるUKの銀行口座を短期旅行で開設するのは困難ですし、金額も数千ポンド以上でないとメリットが出ません。  また日本に一度戻られるのなら、その際にシティバンク銀行在日支店で英ポンド建てトラベラーズチェックを組んでもらい、これを現地で換金手数料無料の提携金融機関に持ち込んで換金するのがもっとも安上がり(為替手数料の1ポンドあたり1円/0.40%のみ)なのですが、その目的だけで一時帰国すれば当然ながら高くついてしまいます。  日本帰国の予定なし、資金はシティバンク銀行在日支店の円預金ということが大前提であれば、「バンキングカードを使い、UKのATMから英ポンドを引出す」が最善ということに落ち着きそうです。 参考ページ [1] http://www.rbs.co.uk/Personal_Finances/Travel_and_International_Services/Currency_Converter/converter.asp [2] http://www.rbs.co.uk/Corporate_Banking/International_Services/Global_Travel_Money_Services/Tariff/default.htm *1 念のため為替用語の説明を記しておきます。既にご存じのこととの重なりがありましたら失礼お許し下さい。 ・銀行間レート その名の通り外国為替市場において銀行間の取引に使われるレートです。新聞やテレビなどで報じられているレートは特に断りのない限り銀行間レートです。 ・公示仲値 銀行間レートは株価などと同じく常時変動しており、金融機関でこれを取引の基準に使うと処理が煩雑になります。そこで各金融機関は銀行間レートに代えて「公示仲値(TTM)」というものを定めて一日を通して適用します。シティバンクのように一日に数回見直す金融機関もあります。 ・クレジットカード会社が定める通貨間換算レート クレジットカード会社も海外利用分の決済を行う関係で、通貨間の換算レートを毎日定めます。クレジットカード会社が定める通貨間換算レートと銀行間レートの乖離は、私の集計では通常±0.4%以内、為替変動の激しい局面でも±1.0%以内で収まっています。 *2 「クレジットカードでのショッピングと同様、海外利用に伴う手数料1.6%もさらに上乗せされる」と主張する回答も見かけますが、それは過去の計算法です。キャッシングの場合、現在は海外利用に伴う手数料の上乗せはありません。

参考URL:
http://www.rbs.co.uk/Personal_Finances/Travel_and_International_Services/Currency_Converter/converter.asp
nobuhiro11
質問者

お礼

大変ご丁寧で明快な回答を頂きありがとうございました。これほど素晴らしい回答を頂いたことがなく、感激しております。 何かおきては困るので、外貨キャッシュカードで小額だけ用意しておき、バンキングカードをメインとし、クレジットカードをサブとして、旅をしようと思います。 後ほど、回答を締め切り、ありがとうポイント20ポイントでお礼とさせていただきます。こんなお礼でなんだか申し訳ないです。 Umadaさんは、どのような仕事をされているのですか?なんだか、Umadaさん自身に興味があります。質問の意図を十二分に汲んだうえ、理路整然と必要かつ十分、無駄のない回答を頂き、なんともUmadaさんに憧れてしまいました。

その他の回答 (1)

  • j2000jp
  • ベストアンサー率42% (874/2047)
回答No.1

大前提+在米という事では、二者択一じゃないでしょうか? 二つ目の方法は、予め「マルチマネー米ドル普通預金口座」に移しておく必要がありますが、一つ目よりオトクでは?

nobuhiro11
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 二つ目ですかねぇ。 多額の現金を所持しなければいけないのがデメリットですが、換算レートはよいのかもしれませんねぇ。