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「エル・トポ」を見た。
先日「エル・トポ」を見ました。 なんとも言えぬ思いを感じました。 B級映画とは言えると思うんですけど、ダメな映画という気はまったくしません。なぜなら、ものすごいインパクトを感じたからです。 この映画について何か知っている人教えてください。 監督はこの映画で何を表現したかったのでしょう???
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- MONKEYMONKEY
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個人的意見です。 1.僕は完全に娯楽映画だと思っています。 2.前半と後半は全く違う映画だと思いました。無理につなげる必要もないかなと。他の映画では「フルメタルジャケット」「フロム・ダスク・ティル・ドーン」「2001年宇宙の旅」も前半と後半は違う映画として見ました。 3.場所と時代を不明にしているので「寓話」として成立しています。つまり、押し付けがましさがなくなり、あらゆる解釈が可能だという主張が感じられます。 4.時空不明という事で不思議な感覚に陥りますが、一つ一つのエピソードや、台詞は実は至極論理的で、映画的文法にも逆らっていません。砂漠をらせんじょうに循環していけば全員のガンマンと勝負できるなんて説明はマーケティング手法として「なるほど」と思いました。実にわかりやすい。ガンマンの優秀さを表す表現もとても映画文法的にわかりやすい。 5.後半もフリークスの社会で「誤解」として神としてあがめられるという展開は別段小難しい話ではないと思います。「地獄の黙示録」でも似たような展開はありましたし、「よそ者」は得てしてアイドルになりえる。メジャーリーグのイチローや、かつての阪神のバースなどは「よそ者アイドル現象」だと思います。単純によく打つからという理由以上に畏敬の念ってものが湧き上がる。「ジェダイの復讐」でもC-3POがイウォークに神としてあがめられましたね。 すいません。単なる感想みたいです。知ってる事でもありませんし、監督が何を表現したかったのかという答えにもなってないですね。 僕は個人的に「娯楽映画」として一級品だと思いましたという事でございます。