検証の条件によるかと。
64bitでは、文字通り一度に処理できる情報の量が32bitの2倍ですが、そもそも32bit超の情報処理能力を必要としないアプリケーションや、対象が小規模データの場合、64bit化の恩恵は乏しいでしょう。
その一方で、常に大量の情報を扱い、メモリーもふんだんに使う高解像度の画像や映像処理、科学計算などのアプリケーションでは、メモリーアクセスの頻度が半減し、2倍かそれ以上のパフォーマンスが期待できます。
10月発売のMac OS X 10.5は完全な64bit対応だそうですが、そういったハイエンドアプリを使わない一般ユーザーには、それほど実感することはないと思われます。