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サージェントに違和感あり
ビートルズを聴きはじめてかれこれ25年経ちますが、当時、ほとんどの曲はFMエアーチェック、カセットテープでまかないました。でもその頃なけなしのお小遣いで買った数枚のアルバムで特に一番最初に買ったサージェントペパーズの事で、未だに不思議な感覚があるので質問いたします。 ビートルズ全体の中でサージェントペパーズは一種独特だと思われますでしょうか?。というのも、私には、このアルバムだけは、異常な違和感があるのです。構成的にはマジカル・・・に似ていると思うのですが、どうしても馴染めません。嫌いではないのですが、何か他人行儀というか、壁があるようで、つまらないんです。これは、音楽的にそうなのか、それとも最初に買ったアルバムだからなのか、 その辺がとても気になっています。レコードを買わないで、カセットテープの中に混在していたら、こんな気持ちにならなかったのだろうか、と思ったりします。特にサージェントは、当時の音楽評論家からは、絶賛を受けたらしいですが、酷評を受けたマジカルミステリーツアーの方が全然良いと思います。 質問は、最初に買ったアルバムに違和感を持っていらっしゃる方はいらっしゃいますか?また、サージェントの違和感は、本来のものなのか、最初に買ったアルバムだからなのか、このあたりについて、ご意見をいただければありがたいです。
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本来のもの、と見るべきでしょう。 このアルバムは元々“通し聴き”を想定して作られて おり、そのコンセプトは 「架空のバンドによるコンサートを再現する」 というもの。 つまり、ビートルズの作品でありながら同時にそう ではない、という構造になっているため、人によっ ては違和感を感じる事もあるのではないでしょうか。
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- dtmstar
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>質問の通り、それがアルバムを初めて買った事に由来するものか、 >本来の音楽性であるのか不明確であったもので、 >そこがポイントの疑問だったわけです。 そうですね。違和感についてでした。ハヤトチリしました。 私の場合、アルバムごとに独特の感触があります。 一言で表現すれば、 Please, Please Me スピード感 With The Beatles 安定感 For Sale のんびり感 White 雑多(後に傑作) 等々。 私の場合、サージェントとリボルバーについては、 そういった感触とは毛色が違う違和感があり、 両者は比較的似た感覚です。
お礼
サージェントと共にリボルバーも似た違和感がある、という事ですね。私にとってはリボルバーは全然違和感が無く、それは、アイムオンリーとかヒヤゼヤとか、フォーノーワンとかトゥモロウ・・・とか、ビートルズらしいエッセンスがちりばめられているし、何よりエリナリグビーは、サージェント1枚分よりも価値があるという気がします。 えっと、とてもありがたいのは、どのアルバムにも感触があるよっていってくれたご意見です。私の持つ違和感とは、全てのアルバムに対して個人が持つだろうインプレッションのひとつにすぎない、という事ですね。 また、サージェントとリボルバーに似た感覚をもたれるという事は、サージェントの違和感は、サージェントだけのものではなくて、人によって違和感のあるアルバムがあるぜっていう事ですね。 感覚的なことなので、とても難しい教えてだったと思いますが、お付き合いくださって本当にありがとうございました。
- dtmstar
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私も同時期に作られたマジカル・ミステリー・ツアーの方が好きです。 もっともマジカルはイギリスでは、当初EPの2枚組でしたから 厳密にはアルバムではないですし、酷評を受けたのは、TV番組の方です。 世間の評判は、それでいいとして それに惑わされず、自分の意見を持つことは大事だと思います。 ロック・オペラ・トミーも試写会が盛大な人気で 実際の興行時には、上映の早期打ち切りがあったり、 世間の評価などあてになりません。
お礼
おっしゃる通り、マジカルについてはうかつだったです。でもでも、自分の意見をもつのにも、質問の通り、それがアルバムを初めて買った事に由来するものか、本来の音楽性であるのか不明確であったもので、そこがポイントの疑問だったわけです。だから許してね。 マジカル・・・の方が好きです、というご意見は、たぶん現時点で相応な解釈だと思いますが、だからといってサージェントの違和感がdtmstarさんにありますのでしょうか? そこが知りたかったもので・・・ もしよろしければ、また、アドバイスください。 どうもありがとうございます。
何か教科書的な答で、もーしわけないのですが あれはサージェントペパーズ~という架空のバンドの作品 という設定だからではないでしょうか? つまり本来のモノ。 そして、当時の評価は アイドルバンドだったビートルズが その音楽性の高さにおいても随一だ ということを知らしめた「リボルバー」の次が 今度はコンセプトアルバムに挑戦した、ということと そのコンセプトのユニークさ そして音楽性の多彩さ、にあったと理解しています。 一方、1曲毎のキャッチーさは弱い、といった欠点の指摘も 多くはありませんが、確かにありました。 私もマジカル・ミステリー・ツアーやアビーロードの方が 好きな曲が多いです。 でも、サージェントペパーズにも「A DAY IN THE LIFE」が あるから許す。 あと、今聞くと、このアルバムが一番リンゴのドラムの魅力が 出ていると思います。
お礼
一方、1曲毎のキャッチーさは弱い、と言われていたんですね。その通りだと思いました。スタンダードがないので、仕方なくルーシーインザ・・・を挙げることが多いようですが、この曲や、グッドモーニング・・・はアンソロジーの方がよっぽど、らしくて、いいなぁって思います。リンゴのドラムについては、ホワイトアルバムや、マジカル・・・について、感嘆していたものですが、サージェントをそういった視点で見たことが無かったもので、もう一度針を落としてみようかなぁって思います。どうもありがとうございました。
お礼
crimson様どうもありがとうございます。ネーム良いですね。アルバムのコンセプトがそうだから、という事ですね。だから、ビートルズらしさからちょっと外れた違和感を音楽自体が持っているという事ですね。そうおっしゃられていただけるととても安心です。といのも、このアルバムだけは、自分として客観的な判断が出来ないアルバムのような気がしていたもので、ご回答による普遍的なものであれば、最初に買ったアルバムというしがらみに捕われなくて済みます。自分として客観的に判定しているのかなって気になれます。