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「首ったけ」って?・・・身体の部分を使った言い回しで、よく考えると不思議な表現ありませんか
いつも何気なく使っていた「首ったけ」という言い回しですが、先日ふと、首ったけって、何のことなんだろうと考えてしまいました。 で、辞書を引いて調べたら、漢字で書けば「首っ丈」で、首の高さまで深くはまり込むことからきているそうな・・・ どうせなら頭の先まではまり込みたいところですが、まあ分ったような分らないような気分でしたね。 あと例えば「腕が鳴る」と言いますけど、これなんかも普段抵抗なく使っていますけど、考えてみるとどうもよく分からない言い回しです。 皆さんは、そんな「身体の部分を使った言い回しで、よく考えると不思議な表現」と感じる言い回しがあったら、教えて下さい。ついでに、何故そう言うのかも、ご自由に想像してみていただけませんか? 宜しくお願いします。
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目からうろこが落ちる 聖書の「彼の目からうろこのごときものが落ちて見るを得」という直喩表現だったものが、「ごとき」が落ちて暗喩表現になったもの。 目くじらを立てる 目くじら=目じり(なぜ「くじら」かは結局不明)。 →目じりが上がりキッ!となったようす。 ほくそ笑む ほくそ=北叟=塞翁 http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2005/01/0106.html 頭取 頭取=雅楽の首席演奏者=音頭取り へそくり へそ=綜麻=麻糸 →昔の主婦の内職である麻織りから、麻糸を巻き(繰り)つける意。 そこから主婦が小銭を貯めこむ暗喩表現になったもの 毛嫌い 語源、さっぱりわかりません。 指きりげんまん 変わらぬ愛の証しに遊女が小指を切断していたことから ※ 首ったけ 「首までつかる(深入りする)」と同じような語源でしょう。 頭までつかったら溺れ死んでます。これはまだ死んではいない状態、つまり首までつかって今まさに溺れている最中だということを言っているのだと思います。
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こんにちは。 首ったけって、今まで使った事が無いのですが みなさん、普段つかわれているんですね。 自分が不思議な感じを受けるのは、 舌の根も乾かぬうちに・・・・という表現です。 閻魔様に舌を抜かれるのと、関係がある?!のかなぁとも 想像しましたが、舌の根が湿っていたほうが 舌を抜かれる器具が、すべって舌を抜きづらくなりそうですが。 焼肉でタン塩はすきですが、自分がもし 舌を抜かれるなんて想像すると、いやですね。 舌を抜かれたら、しゃべることもご飯を味わうことも出来ない。
お礼
確かに、いまどき「首ったけ」はあまり使わないかもしれませんね(笑)。昔はアメリカンポップスの「ボビーに首ったけ」という曲を、よく聴いたものでしたが、検索したら同名の日本映画が作られたようですね。 「舌の根も乾かぬうちに」は、話すときに潤滑油として唾液が舌に溜まるのが、それが乾く暇もなく次の話を始めること、という感じに受け取っていました。 でも、本当にそういうことなのかは、全く自信なしですけど・・・ ありがとうございました!
・喉が鳴る 食べ物が最初に入る「口」を使わないところが、個人的には面白いです。顔の部分で外気とも直接触れる口は別格なのかもしれませんね。 ・喉から手がでる 手を使っては届かない(現実には手に入りづらい)ことを比喩的に言ったのでしょうか?なぜ喉かは分かりません。
お礼
「喉が鳴る」のは、猫ばかりだと思っていました(笑)。 確かに、普通の発想は、口か、さもなければお腹ですよね~ 「喉から手がでる」、これも、喉から舌が出るとかならわかるんですけど・・・ ありがとうございました!
もう、これだけ出揃うと、あとは・・・・・と思案投げ首。首投げてしもてどないするのや。
お礼
思案投げ首、何でしょうね? 思案していて首を伸ばすのが、投げ出すようなイメージでしょうか。 そういえば、「お手上げ」だって、困った時に実際には手なんか上げませんよね~ ありがとうございました!
「小耳にはさむ」・・・「ちょっと、小耳にはさんだんだけど」と、ちょっととは、組になっている確率が多いようです。 噂の主に真偽を確かめるときに、便利に使用できます。 否定された場合も、「そうよね。そうじゃないかと思ってた」と、引き下がりやすく、使える言葉です。 「小股の切れ上がった」・・・実際使用したことは、ありませんが、好きな言い回しです。
お礼
小耳って、どこのこと? と思いますよね~ これって、「小」が「ちょっと」という意味を表しているので、「ちょっと小耳にはさむ」だと、重複していることになりますね。 まあ、ちょっとした噂で聞いたと言うことで、確かに引き下がりやすい言葉ですね。 「小股の切れ上がった」も、なかなか格好いい言い回しですよね。 諸説あるようですが、どれも納得しにくいので、いまだに私にも分りません・・・ ありがとうございました!
- Baltic
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首っ丈を思いついた人は絶妙なセンスですね。 頭まではまると死んじゃいますから、死なない 程度にというニュアンスですかね。 自分は小手先って表現が不思議ですね。 あと、子供の時、「支離滅裂」を「尻メツレツ」だと 思って、おそろしい~、とこわがってたときがあります(笑。
お礼
「首っ丈」、なかなか考え付くものではないですよね~ でも、本当に夢中になると、死んでもいいかも・・・(笑) 小手先は、腕の先っぽとかいうイメージでしたが、本当の由来はどうなんでしょうね? 剣道の「籠手」も、塗り壁用の「鏝」も、字が違うようですし・・・ 「尻メツレツ」、これは確かに恐ろしいです(笑)。 ありがとうございました!
- suzu_zou
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#1です。自己フォローです。 「手を染める」「足を洗う」というのは、別々に成り立った言葉なんだそうです。 http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2005/12/1205.html
お礼
別々に成り立ったんですか。でも、そろそろ統一してほしい気も・・・(笑) ありがとうございました!
- suzu_zou
- ベストアンサー率34% (112/327)
「膝が笑う」 膝が笑ったら、夜中うるそーて眠れへんやないけえ。 …という某漫才師のネタは置いておいて。 「へそが茶を沸かす」はこの手のもののホームラン王ですかね。 「(お金が無くて)首が回らない」…逆に首が360度回ったら不気味なわけで。 「悪事に手を染める」「悪事から足を洗う」…手を染めたのなら手を洗わないといけないのでは? 「口を酸っぱくしていう」…何度も言ってても酸っぱくはならないかと。 「鼻にかける」なにかかけられる鼻ってどんな鼻やー。 …ってこれはこういう解説はありましたが。 http://www.union-net.or.jp/cu-cap/hanajiman.htm 「肩を落とす」「ほっぺたが落ちる」「腕が落ちる」…やたらいろんなものを落としてるようですな。 にしても「首っ丈」とはそういう意味だったんですか。 勉強になりました。
お礼
「へそが茶を沸かす」って、誰がどんなことから考え付いたんでしょうかね~ 不思議・・・ 「首が回らない」も、分らない表現だと思っていました。逆に首を回されてしまいそうに思うんですけどね(笑)。 「悪事」、始めるのは手からで、終えるのが足から・・・確かに妙ですね~ 「口を酸っぱくしていう」、唾が発酵してしまうのかも? 「鼻にかける」、解説で納得です! 「肩・ほっぺた・腕」、たまには拾ってみたい・・・ ありがとうございました!
お礼
「目からうろこが落ちる」は、結構ピンとくる言い回しだと思ったんですけど、「ごとき」があると、かえって直接的過ぎる感じですね。 「目くじら」は、まなこと合わせてクジラみたいに見えるから・・・とも思ったんですけど、実は、目尻→目くじり→目くじら、と変化したそうです。 「毛嫌い」は、動物が相手の毛並みで好き嫌いがあるという説からだそうな・・・ 人間も、相手の髪の毛で、好き嫌いが出るかもしれませんね~ ありがとうございました!