教育方針。
今日、犬を連れた人が二組いたのですよ。
そうしましたら、
片方の人の連れた犬が狂ったように吠えてました。
ダックスフントでしょうか。
毛足の長い、ちょっとサイズの小さな犬でしたが、
もう一方の人の連れていたラブラドールレトリーバーに向かって、
わんわんわんわんわんわんわん吠え立てます。
よく言うじゃありませんか。
弱い犬ほど良く吠える、
などと。
これを人間生活にも当てはめたりしますよね。
僕は今日のこの光景を見て思ったんですけどね。
犬ってすごいなあと。
小さな犬が大きな犬にケンカ売るなんて。
人間じゃこうはいきません。
人間界って弱肉強食で、
弱い者は強い者に服従して生きなくてはならないじゃありませんか、実際。
ところが、日本では、
「自分より強い者に立ち向かえ」
とか、
「弱い者いじめはやめろ」
とか、
言いますけども。
じっさいのところ、自分より強い人に立ち向かうなんてできっこないじゃありませんか。
弱い者いじめするなって言うのも、
ぶっちゃけいじめるなら弱い奴に決まってるじゃありませんか。
それなのに、
強い者に服従することをなんだか悪いことのような感じの教育してますけど。
これって変じゃありませんか。
強い者に服従することは恥ずかしいことじゃなく、
人間社会の姿そのものだと、
本当のことを教えた方がよろしくないですか。
虎の威を借る狐、
なんてことわざもありますが、
このことわざなんかも、
まさに本当の社会の姿を現してるじゃないですか。
どうして本当のことと違うことを教えるんですか。