3号でOKというのはいくらなんでもいい加減すぎますねぇ……。
20号の錘でも3号ラインでは投げ切れすることはよくあることで、25から30程度の錘では投げ切れは必至と見ていいです。
それはともかく、本題です。
(1)できます。もちろん「道糸と力糸の結束がきちんとできている」「仕掛けと力糸の結束がきちんとできている」ことが前提です。
仮に投げ切れが起こるとすれば、「糸に傷があった」「結束に問題があって強度が落ちていた」のいずれかと見てほぼ間違いありません。
なお、錘が30号程度で力糸を後付するのなら道糸が3号なら力糸は4→12号あるいは5→12号のテーパー(つまり細い部分が道糸よりも1,2号太いもの)をお勧めしておきます。太い部分は9号程度でも構いませんが、3色程度までの近投ならともかく30号以上で4色を超える距離になってくるとともすれば切れる可能性がないではありません。安心という意味で12号をお勧めします。ライン抵抗はどうせ先端の10m程度だけの太さですのでそんなに気にすることはありません。それを気にするなら他にもっと気にするべきことが一杯あります。と言いますか、道糸をPEの1号以下にする方がいいと言っておきます。
(2)基本的にはテーパーだろうが非テーパーだろうが投げ切れとは直ちに関係はありません。
テーパーの意味は、「細い糸と太い糸を直結するとその結束部に縒れが集中し強度が低下したり糸がらみの原因になったりするのでそれを防ぐ」ことです。ですから仮にそれを気にしなければ道糸に対して太い力糸を直接結ぶだけで投げ切れ防止という目的は達成できます。
純粋に強度という話なら「力糸はテーパーである必要はない」のです。単純に太い糸を力糸として結べばいい、具体的には12号を10m程度直結してもその機能は果たすのです。テーパーの力糸にしても直接にキャスト時の瞬間的な入力を受けて投げ切れを防ぐ部分は先の太い10m程度の部分だけでテーパー部は投げ切れとは直接の関係はありません。
お礼
過激(?)な内容も裏を返せばそれだけ危険とのことなんですね・・ 肝に銘じて投げ釣りをしたいと思います。 テーパーの3-12を注文して使ってみようと思います。 ありがとうございました。