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長期間バックアップ用メディアとしてのHD
仕事やプライベートで使用したファイルを生涯保管しておき、必要な時に必要なものを確実に取り出せるようにしたいのですが、3.5インチ内蔵用HD2台(バックアップや復元時のみ接続)に同じコピーを保存しておくという方法は、数十年のスパンで見た際に何か問題が生じる可能性はありますか?HDはDVD-Rなどと比べて容量や速度の面で利便性は高いと思うのですが、ウイルス感染ファイルが混入した時や故障時などのリスク(最悪は全滅)が高いように感じます。また、DVDなどの他のメディアと比べて経年劣化のリスクはどうでしょうか。
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>数十年のスパンで見た際に何か問題が生じる可能性はありますか? HDにしろCDにしろDVDにしろ 「数十年に、その媒体を物理的に読み出せる装置があるか?」 「HDの場合、繋げられるパソコンが数十年後にも存在してるか?」 「CD、DVDの場合、読み取り装置が数十年後にも存在してるか?」 「それ以前に、記録されたデータのフォーマットを読み取り可能なOSが残ってるか?」 が問題。 もし、今「PC-8801のN88-BASICのプログラムカセットテープ」が「劣化無しで残ってた」としても、どうにもなりませんよね。読めるテープリーダーがあっても動かせる機械が無い。 数十年後に今と同じパソコン、今と同じWindowsが残ってるとは思えません。20年前の「マイコン」と言われた時代の機械が1台も残ってないように、20年後は、今と同じパソコン、今と同じWindowsは残ってないでしょう。 経年劣化に関しては、ANo.1の回答のように、HDに、機械的問題、磁気記録の問題があるのと同様、CD、DVDに、記録素材が色素なので色褪せ、基盤が樹脂なので加水分解による白濁など、同様の経年劣化が起きます。 そう考えると「HDDも、CDも、DVDも、もって5年。パソコンや周辺機器も5年で入れ換え」です。5年単位でメディアと機器とパソコンをリプレースしないとダメでしょう。 で、メディアのリプレースの手間を考えると「今の所、HDが一番かな?」です。 究極の長期保存メディアは「1000年朽ちない和紙を使った穿孔テープ」ですね。最悪、読み取り機器が失われても「目で穴を読む」のが可能ですし(とは言え「穴の配列が何を意味しているか?」と言う知識が失われると、紙テープが残ってても無意味ですけど)
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一つの方法に絞らずに、数台のHDDに常時保存しておき、念のためDVD等に定期的にバックアップを取って耐火金庫にしまっておけば良いと思います。 HDDも時間差でバックアップを取るようにします。 1 常時ミラーリングで保存するHDD 2 PC起動時や終了時に保存するHDD 3 1週間に一度くらい保存するHDD 4 PCの置いてある部屋が火事になったときに困らないようにLAN等で離れた部屋にHDDを置いて火事や盗難に備えるためのHDD このように保存すれば、操作間違いや、ウイルスにやられた時、及び火事や盗難時に被害を少なく出来ます。
お礼
多重バックアップは大事ですよね!ありがとうございましたm。
- flower1251
- ベストアンサー率23% (3/13)
一時的なバックアップであれば悪くはないですが、 長期的というのであれば論外かと。 当方、仕事で業務サーバの管理・メンテナンスをしていますが そんな恐ろしいことはする気になれません。 個人で入手できるHDDの耐久性などたかがしれてます。
補足
ご回答ありがとうございます。具体的にはどうするのがおすすめですか?
- yokosuka02
- ベストアンサー率33% (88/265)
少し考え方が違うけど、個人的には光メディアに保存すれば10年~は軽く持つでしょう。 ただ、保存に関してはそれなりの注意することが前提です。光や温度変化といった要素をしっかり一定に管理することです。※フィルムやカメラを保存するような保管庫などで応用できるはずです。 HDD保存は個人的には論外だと思っています。ドライブ自体に「記録」「読み込み」のプロセスを可能であること。衝撃で容易に破損することです。 メディアに関してですが、結論からいえば現行売れている物であれば、後20年ぐらいは問題なく使えます。理由はいくつかありますが、既にブルーレイディスク対応ドライブでCD読み込みを既に対応していること、サイズ的な規格から、最新のメディアと一緒にCDを対応していることから、ここから10年は最低限保証(修理部品に関する保証が対応している)されていること。 テープドライブをはじめとして、実際問題、依然として動作システムが残存すること。 この辺を踏まえれば、現行比較的ドライブでしっかり保存すれば問題ないと思います。ただし、バックアップにしても二重に保存する、定期的に読み込みチェックするなどは必要でしょう。 結局は、どれだけ手間をかけるかで、安全性は決まりますので・・・
お礼
確かにHDDへの保存は上書きの問題が不安要素になりますね。ただ、管理という面から言えば、光や温度変化に10ー20年間気をつけてCDやDVDを保管しておくよりも、5年ごとに新品HDDに移し替えたほうが楽かなあとも感じます。この辺は人によって感じ方が違うのでしょうね。 メディアの種類については、10年以上というタイムスパンなら、やはり読み取り可能ドライブの入手難度の面で考慮は必要という気がします。例えば8インチ(5インチさえも?)のフロッピーディスクドライブなどは最近では生産されていないと思いますし。でも、5年というレベルだと確かにその辺はあまり気にしなくてもよさそうですね。 違った角度からのご意見、参考になりました。ありがとうございました。
- outerlimit
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現状で、数十年の保存に耐えるメディアは無いと考えるべきです いまから2・30年前のメディアが現在どれだけ使用可能かを考えれば明白です (NEC PC9800シリーズのHDDで現在使用できそうなものはあるでしょうか) 少なくとも数年毎に、その時主流となっている(最新ではない)メディアに保存しなおして行くことを考えるべきです メディアは無傷で残っても再生する機器が無い可能性は100%近いです
お礼
おっしゃる通りに感じます。ご回答ありがとうございました。
- tsukachan
- ベストアンサー率42% (202/470)
HDDは長期間回転させないと軸のグリスが流れ落ちて回転に支障がでる可能性があるので長期間の保管には向きません。経年劣化も磁気記録なので理論的にはCD-Rなど物理的な記録に比べ劣ると思われます。 ただ、永久的に記録保持できるメディアというものはないのでデータの重要性・保存期間・利便性を考えると手段として有りだとは思います。 一番はバックアップ用のテープメディアなんでしょうけどねぇ。
補足
CD-RやDVD-Rは熱や光に弱いと聞きます。それでもHDDよりは一般的に長持ちするのでしょうか。 テープメディアというのは脈々と存在し続けていたのですね!中学校のころ、フロッピー出現以前にデータレコーダーというのを使っていたのを思い出しました。調べてみましたが、現在はほぼ業務用のようで、個人向けとしては、お値段と使い勝手がイマイチのように感じます。
お礼
5年という具体的で分かりやすい基準を示してくださってありがとうございました。メディアのリプレースの手間を考えるとHDが一番かもしれないというのも非常にリーズナブルな考え方に思えます。ありがとうございました。