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アリプロとゴシックロリータ、クラシック音楽と中世ヨーロッパの関係は?
- アリプロやゴシックロリータの音楽はクラシック音楽とは異なるが、中世ヨーロッパのイメージを連想させる。
- 中世ヨーロッパの音楽は素朴で豪勢ではないが、アリプロやゴシックロリータの音楽はバロック時代や古典派時代の色彩が濃い。
- アリプロやゴシックロリータの音楽が中世ヨーロッパのイメージを想起させる感覚の理由は不明。
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質問者が選んだベストアンサー
>この「増二度」はゴシック時代には存在しませんでした。 ちょっと繰り返しになりますが、ロックの文脈で言うゴシックと本来のゴシック音楽のつながりは基本的に無いものと考えるべきかと思います。 そもそも「ゴシック時代の音楽」がイメージ出来る人なんて稀ですよね。 現代に於いて中世貴族風の物語やゴシック風の建築が描写される映像(特にアニメが多いのではないかと予想します)でBGMとして使用された様々な楽曲がそのまま印象として残っているのだとすれば説明出来そうに思えます。 浅学にして「増二度」なるものがどういう音になるのか文字からはイメージ出来ませんが、中世風の音楽と言って今頭に浮かぶ音楽は、明らかに「素朴」からは縁遠いものですしね。
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- EFA15EL
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ここでいうゴス=ゴシックは、ゴシック建築、ひいてはゴシック小説(中世のゴシック風建築を舞台とした耽美で幻想的な小説)の事です。 決して実際の中世の音楽の話ではありません。 あくまでゴシック様式の「雰囲気」と中世貴族的なファッションをごちゃまぜにしたものです。 音で連想するとしたら、ああいった中世貴族の世界を上手く表現出来ているという事なのでしょう。
お礼
なるほど、ありがとうございます。 ただここで新たに疑問が生じたのは、 >音で連想するとしたら、ああいった中世貴族の世界を上手く表現出来ているという事なのでしょう ここです。 いわゆるアリプロは「増二度」を多様する等とありますが この「増二度」はゴシック時代には存在しませんでした。 なぜこの旋法が、あの煌びやかなステンドグラスから光が差し込む 神秘的かつダークな雰囲気などを人間に感じさせられるのでしょうか。 なぜバッハの時代に生まれた音楽技法が、その700年も前のゴシック時代にイメージが結びついてしまったのでしょう。
お礼
度重なるレスありがとうございます。 ロックについては疎いのですが、ロックにもゴシックといったジャンル(?)があるのでしょうか。 思い返してみますと、確かにEFA15ELさんの仰られる通り、テレビ等のメディアによる影響が大きいのだと思います。 例えばNHK等にありがちなゴシック時代の建築物の探訪番組などで、荘厳な聖堂が映し出されるシーンでは、 実に効果的にクラシック音楽(宗教音楽やオルガン音楽)が用いられていますし、 対してロココ時代などの華やかな宮殿が映し出される番組では、華やかな室内楽などが用いられています。 どちらも音楽的にいえばほぼ同世代(1600年~1800年位)のものなのですが、 思うにゴシック建築は、その後の時代においても廃れることなく人々の集いの場(主に教会)として存在し続け、 教会建築後、数百年を経ても現役であり続けたというある種、特異ともいえる歴史的性質が、 後に生まれるクラシック音楽、ゴスロリ文化、ファンタジー文学の誕生にも広く順応していったのではないかと思いました。 まだまだ疑問は尽きませんが、この辺りで結論づけるのが妥当なのだろうかと思いましたが如何でしょうか。 他にご意見などある方いらっしゃったら是非書き込みをお願い致します。