今回のレースは見ていないので、正確にどういう形だったかは分かりませんが、
向こうのレースは、大体そうなります。
場合によっては、内埒、外埒と2つの馬群が出来る事も。
初めて見ると、面白い光景ですよね。
これは、馬の習性も有れば、騎手の作戦も有ります。
馬の習性としては、
まず、馬はそもそも集団で行動する動物なので、群れたがる傾向が有ります。
また、埒を頼りたがる面も有る、とも言われてます。
パトロールフィルムを見るとよく分かりますが、馬場の真ん中を走っている馬って、結構左右にフラフラしていて、意外に真っ直ぐ走って無かったりしますから。
騎手の方の理由では、
馬群に入れて折り合いを付けたいとか、
併せた方が根性を出すとか、
ライバルを近くでマークするとか、
等が考えられます。
馬場の悪い所を避ける、という理由は、無い事は無いでしょうが、
ほぼ間違いなく埒沿いに固まる事を思えば、あまりそういう理由では無いと思われます。
元々イギリスは、道中一団で進めてのヨーイドン、というスタイルが多いと言われているので、直線競馬でもそうなるんだと思います。
距離も、マイルや二千有れば、一気に走るのではなく、ペースを使うでしょうし。
向こうでも、千とかの短距離だと、そこまで極端には寄らなかったと思いますよ。
日本でも新潟に直線コースが出来ると聞いた時には、こういうレースが見られるようになるのかと楽しみにしました。
でも極端な固まり方はしてませんね。
これは、日本の馬場は軽いという事も含め、千では距離が短過ぎ、
寄って離れてと、斜めに走るメリットが無いからだと思います。
ラストスパートに入れば、どっちみちバラける訳ですからね。
ただ以前一度、二千のレースだったと思うけど、
酷い道悪で、4角を過ぎて、全馬外へ進路を取った時、まだ残りの距離が有るのでスパートには早く、馬群が固まったまま外へ移動したシーンが有りました。
これを見た時は、おおっヨーロッパみたい、と思いましたよ(笑)
質問のようなケースは、
ひと口に競馬といっても、国によってコース形態も違えば、レースの進め方も違う、という事がよく分かる、面白いシーンだと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 今年の英2000ギニーは回答者さんが仰っている通り、 内埒、外埒に半分づつくらいに固まっていました、 書くの忘れましたが、このことに一番びっくりしました、w そうですか、いろいろ理由があるのですね、 ありがとうございました。