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投げ釣り専用リールの違いとは?
- 投げ釣り専用リールについて基本的な事なのだと思いますが、教えて下さい。
- DAIWAのリールで例えば「トーナメント・サーフ・Z45II」と「トーナメント・サーフ35」という上位クラスのリールを見比べていての疑問なのですが、「45mm正テーパーアルミ鍛造スプール」と「35mmストローク」の違いはなんなのでしょうか?なんとなくスプールのサイズの違いじゃないかなー、とい事はわかるのですが、そのサイズの違いによるメリット・デメリット等がわかりません。
- また、同じリールの交換スプールに「標準」「極細」の2タイプがあるようですが、この違いによるメリット・デメリットもいまいちわかりません。
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35mm、45mmというのはスプールの糸を巻く部分の長さ、あるいはオシュレーション(スプールの前後移動)ストロークのことです。 大雑把に言えば、長い方が遠投向きです。短い方が軽くできます。また短い方がオシューレション速度が遅くなるのでその分ローターの回転速度を落しやすいのでギア比を落して巻上げ力を強くできます(巻き上げ速度は当然落ちます)。この辺はバランスをどこに求めるかという設計の方針で変わりますが、要するに遠投重視か大物狙いかという区別だと思っておけば当たらずとも遠からずです。 質問の両機種だと、ギア比が4.1と3.5、巻き取り長さが82cmと75cmという違いになっています。もっとも、巻き取り長さについては、ローターの回転速度だけではなくスプール径も影響します。Z45II(COMPETITION)の巻き取り長さが90cmになるのはスプール径が大きいためです。 スプールの標準とか極細とか言うのは、巻く糸の太さによる区別で、つまりはスプールの深さです。場合によってはスプールの形状も違うこともあります。深さだけの違いであれば、下巻きをすれば(しなくてもいいですが恐ろしく長い糸になります)標準のものに極細の糸を使うことはできなくはありません。逆だと糸の長さが足りないおそれがでます。 いずれもメリットデメリットというよりも、「どんな魚をどんな仕掛けでどんな釣り方をするのか」ということによる区別です。細い糸を使って遠投して引きはそれほど強くない普通のキスを釣るのであれば、45mm極細。飛距離は必要ないが太仕掛けのぶっこみで大物を狙うのなら35mm標準(+ドラグ付き)。というのが「極々単純化した」区別だと思えばいいです。 ストロークの違いはリール本体の問題ですが、糸巻き量の違いはスプールだけの違いなので違うスプールを補修部品で買えばどちらにもなります(ただし補修部品は定価でしか買えないので、値段設定によっては買う組み合わせで値段が変わることが稀にあります)。と言っても、実際に買うときは互換性を確認することはお忘れなく。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 非常に解り易く教えて頂いたおかげで、今まで漠然としていたことが理解できました。助言を基にメーカーサイトを見ると、書いてある事がよくわかりました。 今後の参考にさせて頂きます。どうもありがとうございました。