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悪化していない歯を削る?
歯と歯の間に虫歯があります。 小さな点が見え、ずっと2年ほど前くらいから気になっており、歯医者に行ったのですが経過を見ようということで 何度も検診にいったものの、様子見ようとのことでそのままです。 不安でもう2件ほど他の歯医者にいったのですが 虫歯として認めないところと 治療しようというところとバラバラなのです。 その歯は、熱いもの冷たいものにも反応せず、歯と歯の間でレントゲンで写っていないのか分かりませんが レントゲンを見ても何も言われたことはありません。 ここ2年ほどは 1本少し虫歯になってた程度で 他の歯は虫歯が進行していないようなんです。 そこの歯医者に今後も通院しようと思うものの 今回の治療の件で先生の意思と意見が分かれてしまいました。 歯の治療をしないで様子を欲しいって言っていうのが本音ですが 言うと先生と隔たりができそうなので 今のところ言ってません。 どうしても治療しないといけないものなのでしょうか?
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- nishiike
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実際に歯科医師によって意見が分かれるものです。 理由は… 虫歯(カリエスと呼びます)はどんなに小さくても自然治癒はしません。 初期のカリエスは熱い物、冷たい物に過敏に反応はしません。 少しずつでも着実に大きくなって行きます。やがて中のほうの象牙質という柔らかい部分に達すると勢いが増して早くなります。 ですので 【どんなに小さくてもカリエスは早期発見早期治療が最善の方法である】 これには間違いはないのです。だから早く治療した方がいいですよっていう歯科医師の先生の言葉になります。 一方で治療しない方が…って先生はなぜそう言うか? 1、症状のないカリエスを治療すると逆に患者さんが「必要ない治療をされた!」というクレーム傾向にあるから。 これは歯科医師にとっては善かれと思っているのに精神的にキマス。 2、治療する場合には黒い所を含めてちょっと大きく削らないといけないので治療した後に「すごく削られた」ってやはりクレームを付けられることがある 3、2に書きましたように若干大きめに削りますのでそこの色がツートンになってしまい綺麗に仕上がりにくい 4、歯磨きが不十分な人の場合には削った周囲から再度カリエスになりますので歯磨きがきちんとできない人にはむしろ削る分だけ逆効果になる可能性がある 5、詰めた物の色が変色しやすい、また変色すると詰め直しせざるを得ず結局更に大きく削る事になる。 6、詰める治療は費用が安い。その割にクレームが多い。 以上です。ですので私はむしろ先生が「やった方がいいです!」って言ってくださるのであれば治療を受けるべきかと思います。 「やらない方がいいですよ…」っていうのは結局歯科医師の先生が逃げの姿勢で言ってる傾向がある場合が多いですから。 治療しないで痛みが出た暁には神経の処置や差し歯になります。 きちんと治療してくださる熱意ある先生に出会えたならば私は先生の指示に従った方がベターだと思います。