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映画『なごり雪』のラスト10分を教えてください
深夜映画であった『なごり雪』を録画して観ましたが、10分間だけ ずれて始まったので最後の10分がわかりません。 (1)雪子が亡くなり、火葬場の外のシーンまで観ました。 (2)雪子は若い頃、自殺未遂しようとしたのではないということは わかりました。 あと何か物語は続くのでしょうか? 祐作や水田のその後の話か何かあるのでしょうか? 教えてください。
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東京に帰る祐作を見送る水田とのプラットホームでの別れのシーンがあります。祐作が去った後、号泣する水田の姿が印象的です。 蛇足ですが、雪子の自殺未遂については、雪子が祐作によって踏みにじられ、捨てられたことには違いはなく、祐作の都合のいい解釈に過ぎないかもしれない、とも、私は思っています。 地下鉄サリン事件や神戸のサカキバラ事件・そして9.11の同時多発テロを経た現在となっては、ファンタジーを作ることがとても難しい時代に、従来の大林作品と違い、情感たっぷりな描き方はされず、台詞は素早く、説明調です。大林監督の哀しみが滲み出ていて、とても好きな作品です。
お礼
すぐに回答いただきありがとうございます。 映画は最後が一番大事ですね。 自殺未遂の件はそうですね、捨てた男側の勝手な解釈かも。 雪子と同年代の女性としてまた九州に住む一人として 観ましたので、雪子の哀しさ、せつなさが伝わってきました。 本当に当時は東京が遠かったんです。 おかげさまで、改めてよい映画だったなと実感しました。