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古いPCのCPU交換について
古いPCのグレードアップをしようと思い、CPUの交換を考えています。 PCの型名はNECの「PC-VC35D6xD1」です。 搭載されているCPUはSlot1のPentium2 350MHzです。 クロック数からおそらくPPGAのCPUだと思うのですが、 この場合、Slot1-Socket370の変換アダプタを用いても FC-PGAのCPUは搭載出来ないのでしょうか。 調べていると下記のサイトでPentium3 600MHzのCPUに交換した例が ありましたが、このCPUはFC-PGAではないのでしょうか? (http://blog.so-net.ne.jp/pocari/archive/c15377139) 古いパーツに詳しくないので、各規格にどの程度互換があるのか よくわかりません。 どの点に注意してCPUを選べばよいのか、詳しい方がおられましたら 教えて頂けないでしょうか。
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No.6です。少々補足します。 改めて「NXユーザーの集い」 http://202.171.154.220/NXFanClub/NXUser/Main.asp をざっと眺めてみましたが、VC35D6に下駄履きCeleron1.4GHzを搭載し た報告が複数あるようですね。(エントリーナンバー126、149等々) 動作実績はあるようです。もちろん保障がある訳ではありませんが。 このマシンはFSB133のCPUに対応しないと思いますので、Celeron1.4GHz が搭載可能な最速のCPUとなります。 Celeron1.4GHzはTualatinと呼ばれるP3系最後のコアで、名前こそCeleron ですが(マルチプロセッサに非対応なことを除けば)スペックは実質的 に「FSB100のPentiumIII」と言えます。 Celeron1.4GHzを搭載するにはPowerleapの「PL-iP3/T Rev.2」という下 駄が必要になります。 既に新品では手に入りませんので、中古やオークションで探すしかあり ません。 CPUより先に、下駄の入手に目途をつける必要があります。 また、「Rev.2」が付かない旧リビジョン製品は、1.2GHzまでの対応で すので、ご注意ください。 ただし、下駄を使う手法には、やっかいな制限があります。 おそらくこの下駄を載せると、信じられないぐらい動作が遅くなると思 います(苦笑)。 これはBIOSがCPUの二次キャッシュに対応できないためで、この問題を 回避するためにはBIOSで二次キャッシュを「無効」にした上で、Windows 上で動作するキャッシュコントローラを使用する必要がある……筈です。 上記の手順を踏むと、Windowsが起動するまでは二次キャッシュが無効 で、起動後有効になります。Windowsが立ち上がった後は快適に動作し ますが、それまでに恐ろしく時間がかかる……筈です。 もちろんそんな状態でWindowsのインストール作業を行なうのは現実的 でありませんので、オリジナルのCPUでインストールを行なった後、CPU 換装を行なうことになります。再インストールに備えて、オリジナル CPUは捨てずに取っておく必要があります。 「そんなのはイヤだ~!」とか、「下駄が手に入らない~!」というの であれば、下駄を使う手法は諦めて、素直にSLOT1のCPUに乗せ換える手 法が残っています。 「NXユーザーの集い」でもいくつか報告があるようですが、この手法で はPentiumIII600MHzのKatmaiコアまでいけると思います。 ただし、一口に600MHzと言っても、Coppermineコアの製品(600E、600EB) もありますし、FSB133のKatmai(600B)もありますので、注意が必要です。
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- poponponpo
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VC35D/5 PL-iP3/T Rev.1 celeron1.3GHz ATA100ボード HDD80GB にグレードアップ致しました。 VC35Dの改造の優先順位は、 1.メモリ増設(最大512MB) 2.HDD交換及びATAボード取り付け 3.CPU交換 4.グラフィックボード になります。 CPU交換に関しては、下駄を使用しない場合にはPentium3 600MHz Katmai (FSB100MHzのもの)が最速です。 下駄を使用する場合にはCoppermineやTualatinが使え、最速はceleron1.4GHz(PL-iP3/T使用時)となります。 TualatinのCPUを使用しない場合には、安い下駄を使用できます。(cereron1.1GHzが最速) CPU交換での一番の問題点は廃熱です。 私はHedgehog-294Mを使用していますが、ケース内に熱がこもるので夏に向けて電源ファンの交換を予定しています。
お礼
回答ありがとうございました。 優先順位はとても参考になります。 廃熱に関してはノーマークでした。顧慮しておきます。 現在、細々とパーツを買い集めているところで、メモリもすでに用意できました。 ただ、下駄を入手するのが難しいです… グラボも探してはいますが、PCI接続で手頃な価格のものがなかなかみつかっていません。 今夏までにはすべて揃えて組み込みに挑戦しようと思っています。
- heinell
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それ以前に各種部品が経年劣化していることが考えられます。 各種ドライブ・電源・ボードのコンデンサ類は無事でいられるのはいいとこ4~5年。 それを過ぎれば何時異常をきたしても不思議はありません。 またその頃のPCですとメモリ・CPU等も入手先が中古部品・ジャンク部品となりがちです。 経年劣化の面では現状の部品と大差なく買ってきたものも信頼がおけません。 また、おそらくOSもWindows98あたりだと思われますが、既にWindows98はマイクロソフトのサポートも終わり、対応しないソフトも多々発売されています。 (というか現在は2000以上必須がかなり多く、XP以上というソフトも目立ち始めてます) そのPCをベースとすれば、WindowsXPを快適に動かす状況に持っていくことはかなり困難で、もしそれができたとしてもその予算で新品の遥かに性能が高いパソコンが購入できるでしょう。 趣味として古いパソコンをいかに延命するかというゲームを楽しんでいるなら別ですが、実用として使われるんでしたら買い換えを強く勧めます。
お礼
回答ありがとうございます。 別のPCを購入した方がコストパフォーマンスが良いことは理解しています。 ご指摘の通り、すでに元の電源は一度壊れてしまっており、去年中古の 小型の電源を購入して載せ換えをした状態です。 このPCのグレードアップを考える際色々と考えましたが、愛着のある 機体でもありますし、XPが動作している別のPCも所有しているので、 趣味の範囲内で、やはりこの機体の性能アップを目指したいと思っています。 できればWindows2000が動作するところまで頑張ってみたいです。
- Kurosegawa
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最初期型のNX(VS26D)のCPUを載せ換えた経験があります。 経験者に近い一般人としての回答です。 コストと労力が見合わない、というのは他の回答者の方々と同じです。 が、そのことを踏まえた上で、それでもやってみたいというのであれ ば、ぜひ参照URLを覗いてみてください。 技術的な情報でお知りになりたいことは、全て http://www.shangrila.tv/NXFanClub/FAQ/Main.asp に網羅されていると思います。 私の場合は変換アダプタ(いわゆる「下駄」) http://www.powerleap.com/PL-iP3T.jsp を用いて、Celeron 1.4GHzへの換装に成功しています(但し、FSB66の モデルですので933MHz動作でした)。 お使いのマシンはFSB100のSlot1と思いますから、最大でCeleron 1.4GHz が定格動作する「可能性があります」。 しかし、言うまでもありませんが、誰も成功を保証はしてくれません。 私も無責任に「やれ、やれ~!」とはやし立てるつもりではありません。 挑戦するなら自己責任となることをご了承ください。
- 参考URL:
- http://www.shangrila.tv/
お礼
回答ありがとうございます。 貴重な情報ありがとうございました。 参考サイトも大変勉強になりました。 成功するかどうかは分かりませんが、これらを参考にもう少し粘って みようと思います。
- cooci
- ベストアンサー率29% (1394/4779)
CPUアクセラレータはCPUと変換下駄が一体となったものでメーカーが公表する対応機種なら交換するだけで動作させることができるものをさします。 自作ならM/Bの対応範囲を調べるとどのCPUが対応するのかわかります。 ですが、メーカー製パソコンはM/Bの対応範囲が公開されていませんのでCPU交換は博打的な要素があります。 CPUアクセラレータはメーカー製パソコンでも博打的な要素なく換装できることを目的としたものです。 参考URLは使用されている機種が対応機種となっているCPUアクセラレータのひとつでPentiumIII 850MHz搭載のものです。 それと、HDD交換の際には容量の壁に注意する必要があります。
お礼
回答ありがとうございます。 CPUアクセラレータの追加説明よくわかりました。 単にCPUを交換するよりも、対応するアクセラレータの方が動作する 確率が高くなるということですね。 HDDの交換の際も注意したいと思います。 丁寧にご説明いただき、ありがとうございました。
- mayuyuri
- ベストアンサー率38% (108/282)
可能性としてはカトマイコアのPEN3なら そのまま差し替えても動くかも知れないということです。 昔SHARPのメビウスDJ50L(PEN2 350MHz)に カトマイのPEN3 550MHzを挿したところ、幸運にもそのまま認識したことがあります。 その後もATA100カードの増設等でしつこく使用しましたが、あまりの遅さに2004年に引退させました。 趣味として改造するならばよいのですが 実用性を求めてCPU交換をしても、 (以前よりは高速になったとしても) WindowsXPでの利用は非現実的です。 メモリーもPC100で256MBあたりが上限でしょうし。 みなさんがおっしゃるように改造費用相当額で 中古のPEN3 1GHZ程度のマシンに 買い換えたほうがはるかに快適になると思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 カトマイコアは認識できたのですね。情報ありがとうございました。 コストに見合わないとは思うのですが、愛着のあるマシンなので もう少し頑張ってみようと思います。
- roukin
- ベストアンサー率24% (622/2564)
むかしむかし、ゲタを履かせ、CPUを変えましたね。Pentium133HHzから、K6-300MHzへ、これは成功しました。 Slot1-P2ー300MHzから、セレロン733MHzへ、これは失敗しました。 質問者のPCは、昔ならがんばってくださいと言いますが、今なら、やっても無駄と言えるのではないでしょうか。費用対効果という観点からです。
お礼
回答ありがとうございます。 セレロンの載せ換えは失敗でしたか… 費用に見合わないことは承知の上で色々試してみようと思います。
- cooci
- ベストアンサー率29% (1394/4779)
その機種はヤフオクで付属のディスプレイ等も含めた一式で5,000円以下が相場です。 つまり、それがそのパソコンの今の金銭的な価値です。 そして、CPUが1GHz程度のパソコンはヤフオクで本体だけなら5,000円ぐらいから購入できます。 その状況でそのパソコンに経費をかけて性能強化することは著しくコストパフォーマンスが悪い行為であることを認識した上でやるかどうかを判断してください。 それでもあえてやるなら、真っ先にHDDを交換しましょう。 HDDの遅さがネックになっていた世代ですのでHDDを交換するとCPUのクロックが2倍になるより高速化します。 逆に言えばHDDがそのままだとCPUを交換してもボトルネックはそのままなので大して速くなりません。 PentiumIIはSlot1対応でファミコンのカートリッジのような形状をしています。 PPGAやFC-PGAはCPUの形状を表す言葉で、コアなどを表すものではありません。 形状によって物理的に取り付けられるかを判断することはできますが、形状によって変換下駄を使用したときの対応の可否は判断できません。 一番簡単なのはI・O DATAやBUFFALOから発売されていたCPUアクセラレータを使用することでしょう。 今でもたまにヤフオクに出品されています。
お礼
回答ありがとうございます。 グレードアップのコストパフォーマンスが悪いことは理解していますが、 その上でやってみようと思っています。 HDDも8GBしかないので、これも同時に交換する予定です。 CPUアクセラレータについて調べたところよくわからないのですが、 普通のCPU交換とアクセラレータとの交換では何が違うのでしょうか?
- MidNightBlue
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Pen2はSECCパッケージです サイトの交換CPUはSECC2ですのでカトマイPenIIIの可能性が高いです NECは独自BIOSが多いので非対応CPUでは上手く起動しないかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。 カトマイのCPUを選べばうまく起動する可能性があるのでしょうか。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。 その後拙いながらもいろいろと知恵をつけ、パーツ集めに励んでいます。 教えて頂いた下駄が第一目標ですが、入手できなければアクセラレータや通常のslot1タイプを探そうと考えています。 書き込んでくださった皆様へのお礼となりますが、 この質問に対するすべての回答がとても役立っています。 今回は2つに絞らせていただきましたが、いずれの回答にも ポイントを差し上げたいところです。 ご協力ありがとうございました。