うさぎは、因幡の白うさぎの民話のように、個性が強くて一見人間ぎらいのように思えますが、可愛がってくれる人々を、とても信頼する動物です。生後5ヶ月ですと、家族の理解と行動習慣をやさしく反復して教えることで家族の一員に溶け込ませることは可能です。その為には、先ず、元気で動きがよくて、飼い主との、一体的な好奇心を育てること。(生まれつき適応の高い子と荒い子が居ますが)。一例を示せば、(1)飼い主と一緒の時間では、部屋の中で放してやる(うさぎだけにするのは、厳禁で、電気コードを噛み切り、家具をかじります)、(物陰の薄暗い隅が好きなので、小道具で演出して、その下にトイレを作り放すたびに、トイレへ連れて行き「オシッコ・うんちはここで」と、ことばを出して教え、トイレで用をたせば、その前で思いっきり褒めてやります)。(2)ケイジの広さが規格品ですと、運動量が少なく、足場が針金状ですと、将来、股関節や足の病が心配ですから、条件が許せば屋外用として、ホームセンターなどで、タルキと板など、材木を買って、40×60cm・床をスノコ状の手造り小屋にされれば、下に、波板のトタンを斜めに敷き、オシッコ用トレイを隅に置き週1で掃除します。(3)組み立て式、屋外庭用として、高さ40cm・ヨコ90cm四方、「すのこ状の囲い」で運動させます。(放し飼いは捕まえなくなり、庭を荒し戸外に脱出の恐れのため)(4)食事は、健康とびんしょう性を維持させるため、朝夕2回胴の締まりを見ながら量を与える。大食漢なので情に負けない。(5)うさぎは、想像以上に寒さに弱いので、12~3月までは、室内で10Wの電球で保温し電線の噛み切り注意、7~8月も室内で蚊対策にノーマットを使用します。(6)可能であれば、社会性をつけるため、連れて行く、この時、取り外し式の首輪と子犬用のくさりで、平素から装着してならし訓練をしておきます。急場の装着は、恐怖から首絞めや足の骨折が起こります。(7)4と9月は毛替えが始まります。毛の長い洋服用ブラシを使用するときれいにとれます。(8)小屋・外から居間に上げる時は、必ずウサギの足を水洗いしましょう、餌入れと水入れ(スナックは乾燥餌ですから、飲み干す少量の水を食事時に与えます)。子うさぎの体型を保ち、好奇心が強くて元気な子にしてやるには、家族の一員としての気遣いと温かい心つかいがいります。平均寿命は、9年と言われますが、この上に健康食を与えてやると、13年までは生かせてやることができ、人の生命力の尊さと一生を学ぶことができます。つらいことも多いですが頑張ってください。
お礼
ありがとうございます。 やってみました! 嫌がる様子はありませんでした。 5回やりましたが逃げてしまいました。 でもまたチャレンジしてみます!