まず、法律的にどうかな・・・と思った際は、決して他人にあげないことです。頼まれても断ること。
ソフトのコピーは、ライセンス証明をはっきりと表示しているため、「知らなかった」という言い方が通じません。
ライセンスの証明は、ソフトをインストールするときに、「同意」する「同意しない」というボタンを選択するはずです。前者を選択すればインストールされますが、「同意しない」にするととインストールされません。
(もし、同意できない場合は、購入後2週間以内ならソフトやハードウェアの返品も可能です。)
そのため、あとで「知らなかった」からといっても、それはライセンス証明に同意している以上、通じない行為となります。(デジタル証明がない物に関しては、ソフトの外装、マニュアル、別途付属する使用許諾証明書に記載)
Q/ソフトをコピーして他のパソコンで使用するのは無理なことなんでしょうか?
A/それは無理です。製品版を購入されるしかありません。これは、同情心などでお金がないから、コピーしてあげるなどということではないのですよ。あくまで必要なら自分でお金を貯めて買う。まあ、これはソフトに限ったことではありません。
もし、どうしてもその人に尽くしてあげたいなら、ソフトをあなたが譲渡するしかないですね。
譲渡は、いわゆるあなた自身の保有しているライセンスを他人に明け渡すことになります。あなた自身はライセンスを継続保有できませんし、必要なら再購入することになります。(譲渡は一度限りで有効です)
「友だちにすれば予算面で大変なこと」ということですが、それは周りも一緒ですよ。私も、あるソフトを買いたいと考えていますが、今は我慢してます。目的もはっきりした物がありますし、できればすぐに必要なソフトで、まあちょっと予定が遅れそうですが・・・。そういう人はたくさんいますよ。友人がそうだからとなると、周りにいる他の人はどうなります。そして、それを皆にコピーすれば、ソフトを制作している会社の人はどうなります。ソフトで生活を支えている人はどうなりますか?まじめに働いても、ソフトが売れなくなる。
必要なら、自身で買う、もしくはあなた自身ももしその人の気持ちが分かり助けてあげたいなら、中途半端に接しないこと。本当に心からというなら、違法行為ではなく一切を譲渡(この場合自身のパソコンにインストールしてあるデータは一切削除します。コピーも付属マニュアルも保有できません)しましょう。
できないなら断る。
選択肢は3つですね。
1つは違法行為を続ける。
後々自身がコピーした相手に負担となったり、社会的責任が掛かっても構わない。という場合です。これは、あなたにとっても、友人の方にとっても、お金が掛からないという点では良いですが、本当に助けているという物ではありません。
2つ目は、あなたが相手の意見を汲み、ソフトを譲渡する。これは、法的にも適正で、文句の言いようがない対処です。ただし、ユーザー登録をしている場合は、登録解除の通知を出すなどの細かな詰めが必要。また、あなた自身は、譲渡後ソフト保有の一切の権利を有しませんので、ソフトの一部でもあなたのPCに残すことはできません。
3つ目は、断る。気持ちは分かっても、気持ちと現実は別。お金を貯める、予算を確保するのは大変なのも当たり前。これは、見かけ上人のためかもしれませんが、実際にはその人のためではないかもしれない。これはあなたが判断することですが、そういう考えがあれば、断れるでしょう。
3つの方法をあげました。
うち2つは法律上合法。一つは違法。
どうするかは、あなた次第です。
それと、参考はACCSというコンピュータソフトウェアの著作権保護団体です。一太郎のジャストシステムも加盟しています。こちらの著作権侵害事件でも読まれて検討されてはいかがでしょうね。
お礼
私の無謀な質問にご丁寧にお答えいただきました 友だちに回答を見せて 3つ目の判断をさしていただきました コピーを簡単に考えていた自分が悪かったと思っています 良いご意見をありがとうございました 友だちとの仲も大丈夫!です