デイ・アフター・ツモロー
氷河期に突入すると言うストーリーの映画ですが、変な流れがあります。
気象学者の父が、極寒のニューヨークに息子を助けに行くのですが、矛盾しています。父は息子に対して「外に出ると凍える」という警告をします。その言いつけで、南下しなかった息子と友人は助かるのですが、そういうことを言った筈の父自体が、なぜか極寒に向かって息子を助けに行きます。
(1)息子に助けに行くといっても、何もできない筈です。食料を持って行く訳でもないし、単に逢いに行ったとしか思えません。なにから助けようとしたのでしょうか。
(2)外に出ると危ないと言っていたくせに、自分の方が危ないじゃないですか、あれでは。
(3)「息子を助けに行く」という、強い父と子の絆を表しているのでしょうけど、これで受けるのはアメリカでのことぐらいの物ではないでしょうか?
なんとも、その辺りが、安っぽかったです。
そういう点で3流になってしまいました。
いかがでしょうか?