日を間違えると頂上でもご来光は見れません。というか、頂上だけ雲が傘にかかって、下ではご来光が見れた・・なんて笑い話もあります。とにかく雲との相談なのです。快晴だったら5合目からだって充分きれいですよ。そりゃ頂上に越したことはないですけど。つうか、登山の達成感も伴って、見え方が違います。
実は富士登山のシーズン中、うまいこと頂上からご来光が拝める日は半分以下だったりするんです(年によりますけど)。幾つかチョイスできる日を用意して、天気予報とニラメッコして選択できればいちばんいいんですけどね。あとは神に祈るしかないです。晴れ男についていくという手もありますけどね。ちなみに私は10回以上登ってますが、一度も頂上のご来光を外したことがありません。凄いでしょ。
ちなみに登りだしの時間は、できればなるだけ早いほうがいいです。時間に余裕がないと、高山病にかかりやすいですし、そうなったらどうしようもなくなります。また、シーズン中は登山道が大渋滞になったりすることもありますんで、健脚であっても人を押しのけながら進まなくてはならなくなります。下手すると日の出に間に合いません。
5合目あたりで昼寝(夕寝?)をして、気圧に体を慣らしてから、ゆっくり登り始めるのが吉です。私はいつも3時ぐらいから行きます。1合目から登る場合はこの心配は不要ですけどね(普通に歩くと12時間以上かかります)。
足下は砂利や岩場ですから、足の皮の厚みに自信がなければ、地下足袋はかなり痛い思いをすることになるかもしれません。また、他の方も書いているように、非常に寒いです。私は薄手のスキーウエアなんかを着用することもあります。ただ、日が出ると今度は暑いです。紫外線も強いので、帽子を着用しないと頭皮がやけどしちゃう場合もあります。7月だったら岩室(けっこう頻繁にある)で軽食なんかは手に入ります。荷物はできるだけ少なくしたほうがいいので、お金に余裕があるならある程度現地調達を考えてもいいと思います。ただし、水に関しては有料どころか、岩室などは宿泊者にしか売ってくれない場合もあります。体が不調になったときなどは必須のものですので、持てるだけ持参したほうがいいですよ。
お礼
お礼が遅くなってしまいすみません。 一度もご来光を外したことがないとは、すごいですねぇ。ぜひいっしょに登っていただきたい!。 やっぱり荷物は軽くしないといけませんね。おにぎりよりパンの方が軽いかなぁ?などと考えてしまいました。 さまざまなアドバイスありがとうございました。参考にさせていただきます。7月の中旬にトライしてきます。