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デジタルカメラのAFについて
コンパクトデジタルカメラのAFについて質問です。 カメラによってAFの合点速度が違って、 AFが遅いカメラだと同じ被写体でも撮影までにかなり間があいてしまう事があります。 このAFの速度は、カメラの中身のどの部分が違うから差が出るのでしょうか? 店頭で売られている現行のデジタルカメラでも各社の製品を比べてみるとかなり違います。 高性能なCPUを積んでいないから遅い、メカがしょぼいから遅いetc...どんな理由があるのでしょうか? デジタルカメラに詳しいかた、ご回答お願いしますm(_ _)m
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オートフォーカスには大きく分けて「パッシブ式」と「アクティブ式」があります。そして両方の機能を搭載した「ハイブリッド式」もあります。 パッシブ式の方式もいくつかあり、 1.被写体のコントラストを検出して焦点を合わせる方式 2.上記のコントラストを測る点を複数箇所にした方式 3.レンズの右端と左端を通った画像の位相を検出して焦点を合わせる方式 4.左右だけでなく上下像の位相も検出する方式 5.さらに多点の位相検出をする方式 があります。 アクティブ式は、一般的には赤外線を発射して戻ってきた反射光の到達時間から距離を図る方式です。 コンパクトデジタルカメラは2の方式が多いですが、メーカーによりいくつの箇所を検出するかが違います。 デジタル一眼レフには5の方式が多いですが、メーカーにより点の数が違います。 それぞれの方式とも得意・不得意の被写体があり、どの方式が優れているとは一概に言えません。 この検出処理やレンズ駆動へのフィードバックの処理がメーカーにより違うため、合焦時間の差になると思います。
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- E-Dec
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デジタルカメラのAFの方式には大きく「パッシブ方式」と「アクティブ方式」があります。 現在、アクティブ方式を採用するデジカメはとても少なく、基本的にパッシブ方式がほとんどです。 さらにパッシブ方式には「コントラスト検出方式」と「位相差検出方式」の2つがあります。 コントラスト検出方式は、画像のもっともコントラストが高いところがピント位置だとする考え方です。 つまりレンズを移動させながらもっともコントラストの高いところを探すんです。 ピントを探しながらレンズを移動させるので、一般にAFが遅いという欠点を持ちます。 位相差検出方式は、撮影レンズの射出瞳からの光束を、光軸を挟んで2つに分け評価するシステムです。 この場合、この時点でどちら方向にどれだけピントがズレているかを瞬時に判断可能となります。 予めレンズ移動量が分かるので、とても高速なAFを実現出来る長所を持ちます。 どちらの方式も長所と短所を持ちますので、総合的にどちらが優秀かの判断は難しいのですが、 AF速度という一点だけから言えば位相差検出方式の方が有利となります。 実際、位相差検出方式を採用するデジカメのAFは高速なものが多いです。
お礼
丁寧にご回答していただきありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。大体理解できました。