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競技場用のテレビ

このあいだ試合観戦で日産スタジアムに行ったのですが、大きな大画面テレビに関心を持ちました。あのテレビは http://www.nissan-stadium.jp/blog/2003/07/post-2.html このようなユニットが幾つも連なって大きなテレビになっているそうななのですが、LEDユニット単位なのは壊れたら交換しやすいからなのでしょうか? 最近のプラズマや液晶ではなく、LEDなのはやはり遠くから見たとき明るさを保つためなのでしょうか。またURL中のユニットは何故か緑が多くあるのですがこれは何故なのでしょうか。 テレビに詳しい方教えてください。

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回答No.2

#1です。回答へのお礼を書き込んでいただき、ありがとうございます。 補足質問らしき書き込みがありましたので、回答させていただきます。 > 明るさについてはLEDも液晶、プラズマもあまり変わらないのでしょうか。かなり明るい印象を受けたのですが。 液晶ディスプレイはパネル自体は発光せず、液晶に背後から蛍光灯などのライトを当てて映像を映し出しています。 パネル自体が発光するプラズマディスプレイは、蛍光灯と同じように自己発光するので明るい映像を映し出すことができ、視野角も広くなりますが、パネル反射防止のために光を吸収する層があるので本来の明るさよりも暗くなっています。 それに対して、LED方式は発光体の光がダイレクトに観る人に届くので明るい映像を映し出せます。LEDは輝度(明るさ)が優れているので、屋外での視認性の高さを要求される交通信号灯などにも使われています。 (スーパーカラービジョンの輝度は、#1の参考URLに記載されているように5,000cd/m2です。) 製造・販売している企業等に差障りがあるといけないので個人的見解としておきますが、プラズマディスプレーや液晶ディスプレーは長時間の固定の映像表示は残像(焼き付き)の原因となるので、固定カメラの映像や固定テロップ表示が長いような使い方をする物件や、動きの速いスポーツ等の映像には応答速度が速く残像の無いフルカラーLED方式の方が有利だと思います。 ただ、フルカラーディスプレーとしては、LED方式は中間調の再現能力が劣るという欠点もあるので、ある長所だけを取り上げてLED方式が優れているとは評価できません。 全く私個人の推測の域を出ないことなので余計なことですが、日産系のスタジアムで三菱系のディスプレーを採用する可能性は殆ど無いのではないでしょうか。 参考URL 各種フラットディスプレイの特長とおもな用途 http://www.sharp.co.jp/products/lcd/tech/s2_6.html > 緑の画素を2倍設けているのは、人間の眼の分光感度が緑付近をピークとしており、緑の解像度が見かけ上の解像度を向上させるためである。 それは、表示素子のことについての記述ではなくて、撮像素子についての説明ですからフルカラーLED方式表示装置には当てはまらない説明文です。 CCD撮像素子の場合には三原色のCCDは補正を加えないと電気的に等しい感度で光の量を電気量に変換するので、人間の目の感じ方と違ってしまいます。そこで緑を感じやすい人間の目の特性に近付ける方法として緑を感じる素子を増やしているわけです。 緑を感じやすい人間の目なのに、さらに緑を2倍の量表示したら、なおさら緑っぽさを感じてしまうでしょ。 A No.1の回答で書きましたが、日産スタジアムに設置されているスーパーカラービジョンのユニットに採用されているLED素子は赤・青に比べて緑が暗いので緑のLEDを2個使うことで色のバランスをとっています。 プラズマディスプレーでは、青の発光効率が悪いので、青の蛍光体の比率(セル幅)を大きくすることで、色バランスを調整しているメーカーもあります。

参考URL:
http://www.sharp.co.jp/products/lcd/tech/s2_6.html
gugugure
質問者

お礼

なるほど! すごく良く分かりました。 調べてみると新宿アルタのディスプレイは三菱製なのですね。 オーロラビジョンやスーパーカラービジョン、、、 てっきりプラズマディスプレイの大きい奴だとばかり思っていました。 とても勉強になりました。 本当にどうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.1

> LEDユニット単位なのは壊れたら交換しやすいからなのでしょうか? それもありますし、ユニットを組み合わせる数によって、さまざまな大きさの映像装置を構成できます。 大きなユニットを専用に製造するよりも、汎用性のあるユニットを大量生産した方が生産コストを下げられます。 スーパーカラービジョン http://www.tlt.co.jp/tlt/ds/scv.htm > 最近のプラズマや液晶ではなく、LEDなのはやはり遠くから見たとき明るさを保つためなのでしょうか。 表示素子の寿命が他の方式と比べて長いということと、安全面でのことも考えて採用したのではないでしょうか。 液晶ディスプレーやプラズマディスプレーでは、ディスプレー面がガラスなので、万一ボールなどの物が当たって破損したら使用できなくなるだけでは済まないで、観客が怪我をしてしまう危険性がLED方式に比べ高いです。 > URL中のユニットは何故か緑が多くあるのですがこれは何故なのでしょうか。 光の三原色であるレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)で、その割合を変えることによって様々な色を表示できますが、フルカラーLED方式はRGB全てを100%の割合で混ぜると白色になる原理(加法混色)に基づいて表現されています。 LED方式 http://www.tlt.co.jp/tlt/ds/hoshiki.htm そのユニットに採用されている緑のLED(発光ダイオード)が他の色のLEDに比べて暗い素子なので、他のLEDに明るさを近付けるために緑を2個使っています。 スーパーカラービジョンのユニットは、LEDの構成がR1/G2/B1の他に、R2/G1/B1のものやR2/G2/B1というのもあります。 この違いは、部品として採用しているLED素子が違い、そのLEDの輝度特性(明るさ)の違いに起因するものです。 BのLEDが一番明るいのですが、例えば、G2(R1/B1)の物はR・Bに比べGが暗い素子を使っているのでGを2個使っています。 G1の物は、ピュアグリーンと呼ばれる明るいGのLEDを採用しています。 R2(G1/B1)の物は、他の色の素子に比べてRのLEDが暗いものを採用しているので、B・Gの明るさに合わせるためにRを2個使っています。 参考URL スーパーカラービジョンのユニット http://www.tlt.co.jp/tlt/ds/scv_01.htm

参考URL:
http://www.tlt.co.jp/tlt/ds/scv_01.htm
gugugure
質問者

お礼

詳しい回答有難うございます。とてもよく分かりました。 明るさについてはLEDも液晶、プラズマもあまり変わらないのでしょうか。かなり明るい印象を受けたのですが。 緑LEDが多い事について、こちらはCCD素子についてのURLなのですが、 http://ja.wikipedia.org/wiki/CCD%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5 緑の画素を2倍設けているのは、人間の眼の分光感度が緑付近をピークとしており、緑の解像度が見かけ上の解像度を向上させるためである。 とあります。これも関係しているのでしょうか。 宜しければ見解をお願いします。

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