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【 メメント (2000/米)】の健忘症について
遅ればせながら、 【 メメント (2000/米)】を今はじめてDVD にて今、序盤を鑑賞中です。 この作品のメインテーマの一つでもある 健忘症についての初期的な質問なのですが、 発症以前の記憶はあるものの、それ以降は数分前の出来事 さえ忘れてしまう症状という記憶障害という 事は把握できましたが、 「自分が健忘症であるという認識」は いつでも記憶しているのでしょうか? 「数分前の出来事」の記憶は消去されているに ので、消去直後に「ここはどこか?」は分かるにせよ、 「自分が健忘症であるという認識」は主人公は 有しているような気がするのですが・・・ また、仮に「自分が健忘症であるという記憶」 さえも消去されてしまっていたら、もっとパニくった 状態になるのが生の姿に近い気がするのですが。 身体に刻まれたメッセージもメッセージを読むことで 記憶を繋ごうという努力は分かるのですが、 そもそも「何ゆえ多くのメッセージが身体に刻まれ ているのか?」数分前の出来事の記憶が 「自分が健忘症であるという記憶」も含め 全て消去されているとするならば、現実はもっと パニくった状態になるのが生の姿に近い気がするのですが。 医学的な健忘症についての知識が全くないため、 またあくまで映画の演出上の問題かもしれませんので、 うかつな事はいえませんが、何かヒントになることが あれば教えてください。
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記憶と言っても人間は何種類かの経路を使って記憶をしています。 メメントの主人公は数分間単位の短期記憶に障害があるのだと思います。 それとは別に繰り返し学習することで記憶する長期記憶というのもあります。 ですから「自分が健忘症である」という情報は主人公にとってはもはや新情報ではないですから長期記憶のほうで記憶されているのではないでしょうか? 短期記憶の例としては・・・電話で相手の名前を聞いてその場では覚えているけど次の日には忘れてしまうような記憶です。 長期記憶は・・・学生時代必死で暗記した記憶が年を取ってからも覚えている、あるいは何かのきっかけで思い出すようなものです。 参考になれば幸いです。
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- athanasius
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海外のドキュメンタリーで、いくつか、このような人の話をみたことがあります。 実際、忘れるということは認識しているようでしたよ、みなさん。 メモをしたことは分かっても、メモの内容の意味が分からないという 話でしたね。 そして、非常に困っているという認識も持っていましたよ。 自分が忘れることを忘れるという辺りだと、むしろ認知症に近い状態かと。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ドキュメンタリーはもろ素材が事実に 近いですから、説得力があります。 特に後段、 「自分が忘れることを忘れるという辺りだと、 むしろ認知症に近い状態」は素人の私にも よく分かりました。感謝です。
- kapiyoko
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「博士の愛した数式」も同じようなシチュエーションでした。 若年性アルツハイマーの「私の頭の中の消しゴム」でもメモをいっぱい貼り付けていたので、メメントの彼と同じような感じ。 記憶できないという自覚は共通しているような気がします。 よくは分かりませんが、そういうものなのでは?
お礼
ご回答ありがとうございます。 別の作品紹介も含め、感謝です。 「私の頭の中の消しゴム」もそういえば、同じ シチュエーションですよね。 予告編をみたときから気になっていたので 現在無料放送中のギャオで早速みてみたいと 思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、「長期記憶」と「短期記憶」はルートが 異なるわけですね。勉強になります。 で、「メメント」の方は昨夜みながら 眠り込んでしまったので、また巻き戻して昨夜の 覚えている箇所から見直すところです^^;