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こども連れのドイツ赴任。子どもが、ドイツの小学校Grundschuleや幼稚園Kindergartenで、やっていけるか心配です。

 仕事の都合で、まだ少し先の話しですが、1年間ドイツに滞在することになりました。娘が小学校3年生、息子が幼稚園の年少(いずれも渡独時点)なのですが、滞在するところには日本人学校がありませんので、もし連れていけば、現地の学校(ないし幼稚園)に入れざるを得ません。そのため、子ども達がやっていけるかどうか、心配しています。渡独前にドイツ語の勉強をさせておけばいいのですが、子ども向けの講座も知りませんし(今住んでいるのが地方なものですから、大人向けのドイツ語学校さえも存在しません。)、子ども達はドイツ語の知識がないままに渡独することになりそうです。そこで、お子さんを連れて渡独され、お子さんを現地の学校に通わせたご経験のある方(あるいは現在通わせておられる方)がいらっしゃいましたら、お尋ねしたいのです。ドイツの小学校Grundschuleや幼稚園Kindergartenでは、ドイツ語を解さない子ども達の受け入れ体制は、整っているのでしょうか。学校のHPには、ドイツ語を解さない子ども向けのクラスもあるように記されているのですが、実態がどの程度のものかよくわかりません。また、ご自身のご経験ではだいぶ苦労なさいましたか。ご教示いただけると助かります。

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  • maiko3625
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回答No.5

現在、主人の仕事の都合で、小学校3年生の息子と共にドイツのブラウンシュバイク市(Braunschweig)に滞在しています。滞在期間はたったの8ヶ月、あと数日で帰国予定です。もちろん、日本人学校などなく現地校に通うしか選択の余地はなかったので、渡独することはずいぶん迷いました。現地校に通った経験のある友達に相談したり・・・決断の決め手になったのは「財団法人海外帰国子女教育振興財団」の方に電話で相談し「短い期間とはいえ、かけがいのない経験になる。ぜひ、行くべき!」という言葉でした。 下のお子さんに関しては(私には幼稚園の方は分かりませんが、他の日本人の方を見ていると)問題ないと思います。と、言いますか、幼稚園に早く馴染むかどうかは、言葉の壁ではなくその子の性格によるので、日本にいるのと同じだそうです。受け入れ態勢も幼稚園であれば、大丈夫みたいですね。 さて、上のお子さんの方ですが、私どもの経験を話します。ので、あくまでも参考程度になさってください。 小学3年生になってまもなく渡独が決まり、あまり本人にプレッシャーを与えないようにとドイツ語の挨拶さえも覚えさせませんでした。もちろん、私もグーテンタグくらいしか知りませんでした。実のところ、そんな時間もなく、住居が決まったのも本当に直前、学校は現地で決めることにして、バタバタと渡独しました。ただ、出発前に「ブラウンシュバイク」で検索すると数少ない日本語のサイトに「日独協会」を見つけたので、藁をもすがる気持ちで会長にメールをうちました。そして会長からの返事があり、この小さな町に週に1回だけ日本語母国語教室があることを知ったのです。kappa8555さんの住む予定の市はずっと大きいですし、調べてみると日独協会もありました!ぜひ、検索してみてください。 当の現地校ですが、ちょうど夏休みだったので、学校が決まったのが9月に入ってからでした。主人のお世話になる仕事先の方に探していただいたのですが、やはり地域によって評判のよい(家庭の質のよい)学校はあるようで、一般にはギムナジウムが併設されている小学校がいいようです。仕事先の方に口ぞえしていただいて、学区外だけど歩いて通える小学校に入学しました。校長先生にご挨拶したその日(始業の日なのに)からいきなり5時間授業を受けました。ビックリです。ドイツ語補習授業はなんと、週2回、まったく話せないのでマンツーマンです! 「ドイツ語を話せない日本人が現地校に通う」はっきりいって、かなり大変でした。はじめの2ヶ月は、名前を呼んでも反応がなく、常にボーっとすわっているだけ、ちょっと普通ではない状態。授業中は全てをシャットダウン。もともとマイペースで、日本でも困っていたので、ドイツで少し周りを見れるようになれれば、とかすかな期待を抱いて来たのですが、かえって拍車がかかってしまいました。担任の先生からは連日連絡帳に怒りのメッセージが・・・反論できないくらい様子がひどいので、本当に悩みました。救いは友達が非常にやさしいことです。わけのわからない行動をする日本人を、受け入れてくれていることです。本当に家庭の質というのはあるんだなあ!」と実感しました。時々会うご両親もとてもあたたかいのです。 10ヶ月経った今現在ですが、正直、ドイツ語は今だ話せません。(私も)多分うちの子は何をするのでも、とても上達が遅いのだと思います。ただ、話せなくて友達を作り、どうにか授業中分からないながらもやり過ごす術を覚えてしまいました。相手がどう発音しているかを聞き取れるようにはなってきたようで、時々「・・・ってどういう意味?」と聞かれます。小さな進歩ですが、これってやはりすばらしいことだ、と思っています。 日本語の母国語教室ですが、そこに通う日本人はほとんどがドイツ人とのハーフの子、それでも息子は「日本語がしゃべれる!」と週に1回は水を得た魚のように生き生きとしています。私もそこで学校からくる様々なドイツ語のお知らせを解読してもらったり、ドイツ語会話本には載っていない子供達の口語をおしえてもらったりと、なくてはならない存在です。 小学校3年生という時期は、確かに、自然に習得するには遅すぎるのでしょう。ただ、それ以上にヨーロッパの文化や様々な人種・言葉に触れ、確かな体験として記憶するには適当な時期だと思います。小学校の勉強を家で教えることは3年生以上になると困難になってきますし、私はいい時期だと思いました。 うちの子は一人っ子で遊び相手が親だけ、きょうだいがいればもっとよかったろうなあ、時々思います。 最後に、私達は随分あちこち旅行に行きましたよ!それもすばらしい体験でした。

kappa8555
質問者

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 ご回答、ありがとうございました。やはり、家族総出で渡独するかどうか思案しますよね。わが家では、娘も一緒に出かける気に少しなってきましたし、ご指摘のように、そうできる経験ではないので、今はその方向で考えています。小学校は、学区外のに通うことも現実に可能なのですね。市のHPにも特別の事情があれば可能とは記載されていたのですが、ほんとに例外的にしか認められないんだろうと思ってました。実際に希望通りにしてもらえるかどうかは別にしても、ギムナジウムの併設の有無などは下調べして、どのGrundschuleを希望するか心積もりして臨むこととします。また、日独協会も、ご指摘のとおり、現地にあるのを見付けました。よもやあるはずもないと思っていましたので、探してもみていませんでした。小学3年生とちょうど同じような状況の方からのご回答で、とても助かりました。本当にありがとうございました。

その他の回答 (4)

回答No.4

こんにちは ドイツの日本語補習授業校で教師をしています。息子は4歳で現地の保育園に通っています。 州によって事情も異なりますので、私の体験からだけのお話をさせてもらいます。 私の住んでいる州では、保育園 Kindertagesstaette (略称 Kita)と幼稚園 Vorschule がわかれています。Kita は日本の保育園とほぼ同様で、生後4週から就学直前まで通うことができますが、3歳未満で通わせるためには、両親が働いているなど、保育が必要である証明が必要です。幼稚園は日本で言う年長のみです。幼稚園に入園可能な歳になった子供にはまず言葉の発達を調べるテストが行われ、それに充分でなかった子供には幼稚園で特別授業が義務付けられます。それは、就学時点までにある程度ドイツ語ができるようになるためです。 小学校についてはあまり良く知らないのですが、外国人居住者の多い地域の小学校でしたら、おそらく特別クラスまたは特別授業が用意されているはずです。学校のホームページを御覧になったとありますが、それは通われる予定の学校のですか?同じ州や市内でも地域や各学校によってがらっと違っていることが考えられますので、そのあたりは多少ご注意下さい。 皆さんがおっしゃっている通り、三年生になられるお嬢さんの方が多少気がかりです。自然な言語習得の臨界期(これより後だともう幼児の様な言語習得は無理という時期)に近づいていらっしゃるので、数ヶ月でぺらぺらと言うわけには行かないかもしれません。そして1年の滞在でしたら、やっと調子がつかめてきた頃に帰国ということになるかもしれません。職業上同じような状況の子供さん達に接していますが、現地校にすんなりと溶け込める子供さんもいらっしゃれば、そうでない子供さんもいらっしゃいます。「子供だから何とかなるよ」という楽観的な意見もお聞きになるかも知れませんが、それは鵜呑みにされないほうがよろしいかと思います。きっちり1年で帰国されるのであれば、日本からの通信教育を受けるなどしてその間の勉強(特に漢字)をフォローし、現地校では「誰でもできるわけではない人生の体験」として過ごされてもいいのではないかと思います。学年相当のカリキュラムも日本とドイツでは違うようですし。お嬢さんの負担を軽くするためにも、学校側には1年で帰国することを最初に伝えておいた方がいいかと思います。 特別クラスについてですが、ドイツの外国人事情は日本のそれとは質を全く異にしています。中には命からがら逃げ延びてきて着いた所がたまたまドイツだった家族もいるわけで、そんな子供達がドイツ語を勉強してきているはずがありません。あるいは三代前からドイツに住んでいるのに、自分達のコミュニティーだけで生活が成り立つために一言もドイツ語を話さない子供達もいます。特別クラスを受けるということは、そういう環境でやっていくことであり、留学生扱いしてくれるところではないということを念頭に置かれることを強くおすすめします。 長々と失礼いたしました。

kappa8555
質問者

お礼

 ご回答いただき、ありがとうございました。下の子(渡独時点で4歳)の幼稚園については、住む予定の市のHPによると、たしかにKindergaertenとKindertagesstaettenとがあるようで、また、Kindergaertenは3歳から就学時までの子どもを対象とする旨の記載がありました。http://www.regensburg.de/buerger/leben/familie/familienratgeber/07/07_01.shtml 年齢的には受けれてもらえるかと楽観しています。  問題は、やはり、上の子の小学校ですね。ドイツ語を解さない子向けのクラスがある旨の記載を自分が見付けたのは、たしかに、市のHPで、学校のHPではありません。おっしゃるのは、どこの小学校にでもそのようなクラスがあるわけではないということですね。市内のどこに居を構えるかまだ決まっていませんので、決まったら、学区により通うことになる小学校に確認することとします。また、ドイツでの外国人事情も、おっしゃるとおりですね。ドイツ語を解さないといっても、今後もドイツで暮らすことになる子ども達と、一年で母国に帰国することが決まっているわが家の娘とでは、事情がまったく異なりますよね。ドイツの小学校に通うのも、勉強のためというよりは、一つの経験として位置づけ、勉強の方は自宅で日本式のものを自学するといった割り切りが必要だと自分も感じています。ただ、そのように割り切るにしても、学校でなんとかやっていけるのかどうかが心配なのですが、やはり厳しい結果に終わる子も少なくなさそうですね。1年限りということもあり、家族総出で渡独するのがいいのかどうか、思案のしどころですね。どうもありがとうございました。

回答No.3

こんにちは あまり参考にならないと思いますが私たちの体験談。 下のお子さんは問題ないのではないかと思います。 私達は日本人家族です。娘が生後4ヶ月でベルリンにやってきました。(今、4歳半)2歳になるとすぐに現地の保育園へ、旧東ドイツ側のベルリン。英語を話せる保育士さんもいませんでした。両親ドイツ語皆無。娘も同様。そこはいろいろな人種のいる国。入園を了承してもらいました。三ヶ月後には、「Ja」「Nein」の返事ができるようになり、 半年以降、徐々に単語を発するようになりました。娘を預けて、初めて私がドイツ語コースに通いだしました。 前の助言の方同様、親と保育士さんとのコミュニケーションは重要です。積極的に保育士さんと話をしましょう。 2歳時の心配は「日本語もドイツ語も娘があまり発さなかったこと」と「どもる事」でした。私は心配して医者に相談しましたが 結局「様子を見ましょう」ということで今に至っています。今、うるさいくらい話をします。二ヶ国語を耳にしていたので 混乱していたのでしょう(医者談)。三歳でドイツ国内のイエナに引越してきました。保育園内の会話は問題ないようです。 アルファベットを書くということについては疑問です。日本語を書くについてはあまりに何も書くことができないので心配しています。 上のお子さんについての方が心配が大きいのではないでしょうか? 渡独前に少々お金がかかってもドイツ語勉強した方が良いと思う反面。子供の適応能力はすばらしいのですぐ覚えてくるとも思います。でも、授業を受ける必要性から、前者をお勧めします。 渡独後も、家庭教師を探されると良いと思います。ドイツの小学校は午後早めに終わりますから その時間を有効に使われたら良いのでは。 一年間有効にお過ごしください。

kappa8555
質問者

お礼

 ご回答、ありがとうございました。ご指摘のように、上の子の方が問題になりそうですよね。渡独前にドイツ語を勉強させるといっても、今住んでいるのが地方なもので、子ども向けはもちろん大人向けのドイツ語学校さえなく、親もNHKラジオのテキストとCDで勉強している状況です。現地のGrundschuleのHPには、ドイツ語を解さない子たちのため、ドイツ語を学習する少人数クラスが用意されているように記載されているのですが、これに期待してよいものかどうか。せめて片言だけでもドイツ語ができるようにして渡独すべきなんでしょうね。どうもありがとうございました。

回答No.2

こんにちは。 ドイツの事情はわかりませんが、参考までに・・・。 日本で、外国人の子どもたちに日本語を教える仕事をしています。 全く日本語がわからない子たちにも、今まで何人も出会いました。 その子達に接していて思うのですが、確かに、小学校低学年くらいまでなら、何ヶ月かで学校生活にも慣れ、日本語も話すようになり、友達もできる場合がほとんどです。 ただ、その何ヶ月かを乗り越えられない子もたくさんいます。 学校に通訳がいても、外国人向けのクラスがあっても、結局は大多数は現地の人間です。 4年生くらいからは、やはり難しい場合が多いです。 その子の性格にもよります。 大人しくてひかえめな子なら、学校に通えなくなってしまう子もいます。 多少のことがあっても、けんか腰になるくらい強気でいける子なら、乗り越えていける場合が多いです。 日本に来る前に、日本語を勉強してくる子もいます。 やっぱり、違います。 あいさつや簡単な表現ができるだけでも、かなり学校生活が楽になるはずです。 日本の場合ですが、学校で、これが話せるとまずは便利です。ドイツ語でなんていうか知りませんが、無料オンライン翻訳などで調べればすぐ出てくると思います。 「おはよう」「バイバイ」「だめ」「やめて」「いいよ」 「遊ぼう」「かして」「ありがとう」「ごめんね」「トイレ」 「ともだち」「せんせい」 インターネットができる環境にあるのでしたら、日本語で書かれたドイツ語が勉強できるページなどを参考にして、 ご両親が少しでも教えて差し上げれば、だいぶ違うと思います。 ドイツ語学校はなくても、オンラインショッピングでドイツ語の辞書や入門書を買えば、十分勉強できると思います。 あと、日本の学校でもそうですが、子どもはそのうち話せるようになっても、親がいつまでたっても通じなくてトラブルになる場合がよくあります。 お仕事が忙しいかもしれませんが、ご両親も、可能な限り、ドイツ語を勉強してから行かれる方が絶対いいです。 がんばってください。

kappa8555
質問者

お礼

 さっそくのご回答、ありがとうございました。上の子は、渡独時点で小学校3年生ですので、ちょうど微妙なところですね。性格的にも、家では元気いっぱいのおてんば娘なのですが、学校ではとてもおとなしく、内弁慶とでもいうのでしょうか。1年で帰ってくることがはっきりしていますので、勉強の方は、日本のドリルや教材を1年分持参して、家でみてやろうと思っているのですが、日中、学校での時間がつらいようだといけませんので、その点の心配をしています。ご紹介のあったいくつかの表現についてだけでも、言えるようにさせて、渡独することとします。われわれ親の方も、子どもができる前、1年ほどドイツにいたのですが、日常の生活には問題なかったものの、少々込み入った内容の会話になると苦労した覚えがあります。おっしゃるように、子どもの心配もさることながら、親の方の事前の学習も重要ですね。どうもありがとうございました。

noname#58440
noname#58440
回答No.1

  私は過去に英語圏に子供(当時4歳)を連れて赴任しました。 たまたま、住居地の近くに幼稚園があったので興味本位で子供を入園させました。 そこには修学前の4~7歳の子供が通ってますが日本人児童は4~5人でした、そして日本語を理解できる教師や事務の方は皆無で特別な補習もなし。 入園初日から親は同席するなとの強い指示で子供一人で字の勉強や遊戯をしてましたが、入園後3ヶ月もすれば先生の言う事は理解してるし子供達と何やら言いながら遊んでました。 半年も過ぎた頃にはRとLの使い分けは完璧で発音と聞き取りは親の数倍達者に成ったと思います。 多分幼稚園の息子さんは問題無いでしょうが小学生の娘さんは授業も有る事から現地で家庭教師などを探され教育する場を考えないと苦労されると思います。  

kappa8555
質問者

お礼

 さっそくのご回答、ありがとうございました。おっしゃるとおり、下の子の方が、年齢的に順応力があるかなと推測しています。とくに幼稚園ですと、基本的には遊ぶだけですし。問題は、ご指摘のとおり、上の子の小学校だと思います。勉強の方は、1年で帰ってくることがはっきりしていますので、日本のドリルとか教材とかを1年分持参して、家でみてやろうと思っているのですが、日中、学校での時間がつらいようだといけませんので、その点の心配をしています。どうもありがとうございました。