文面から察するに「男のくせに」と言いたい様子ですね。彼の肌がどこまで酷いかは分かりませんが、そういった類の言葉が一番彼を傷付けるというより、癪に障るでしょう。確かに男なら化粧もしないしちょっとくらいニキビが出来ているのなら気にしません。だから肌にコンプレックスを感じていない人からすれば「それくらい」のことかもしれません。でもそれは肌に限らず全てに言えることです。
「地を易うれば皆然り」という言葉があります。自分の場合、高校を辞めたくらいのときから背中に大量にニキビが出来始めました。顔にはあまり出来なかったので外に出掛けるときには気にはしませんでしたが、風呂場の鏡を見る度に鬱になって、死にたいと思いました。今まで肌の汚い人を嘲笑してきたことがあって、その人たちがどれだけ辛い思いをしてきたのかを自分が同じ立場になって初めて分かったのです。
自分でもかなり気にしていて父に「男のくせに」と言われたときは、ぶつけようのない怒りが込み上げてきました。別にツルツルになりたい訳ではないし、せめて風呂場に行ったり出来るくらいにはなりたいのに、「男のくせに」なんて言われたら、傷付くというより、人によっては殺したいとさえ思うと言っても過言ではありません。
多少気にしすぎということもあります。あなたの目から客観的に見てどうなのか?ということも大切ですが、日中には出たくないというくらいなのだから、相手の気持ちも考えない心無い一言がどれだけのものかを考えてもらいたいです。
気にしすぎではないのなら、ナルシストとも思いません。