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アナログ時代のオーディオ

ちょうど昭和の時代は(CDもありましたが)アナログ機器がまだ主流で、しかも(バブル期を中心に)景気も良く、中身の充実した素晴らしいオーディオ製品が市販されていました。 しかし昨今は不景気(格差社会)を反映してか、よほどの高級モデルを除いて「聴ければ(鳴っていれば)いい」レベルのものばっかりになったようでなんか寂しいです。 もちろんアナログの場合はコストをかけ、ノウハウを生かさないと性能が向上しないので、各社とも気合いの入った良い製品が多かった。 しかしデジタルではさほどコストをかけなくてもいい音(映像)が簡単に出せる・・・ということ最近の新製品は特に手抜き(耐久性や品質の悪化)が目立つように思うんです。 皆様はどう感じますか?

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noname#34492
noname#34492
回答No.3

私は、質問者様とは少し違う印象を持っています。 かつてのオーディオ機器(90年代頃までのもの)は、一部の商品を除いて、音にマニアの好む味付けが意図的に為されていた、という印象を持っています。あれこれと勝手に音をいじくった製品が沢山発売されていたように感じます。 音楽 Windows 95がリリースされたことで、いわゆる『オーディオマニア』の多くの関心がPCへ移ったため、最近の商品は、総じて素直な音質になっていると思います。開発期間も削減されているでしょうから、技術者が、音を得手勝手にいじくりにくくなっていると感じます。 楽的な素養をも兼ね備えているオーディオ技術者など、ごくごく一握りでしょう。単なるオーディオ技術者が、音楽性にまで言及、立ち入ることは、身の程知らずも甚だしいと考えます。電器的、機械的な出力歪をとり除き、音響理論、回路技術の基本を踏まえて機器設計をすれば良いのだと思います。細かな音質調整は、使い手が行えばよいことだと思います。 名機と呼ばれる製品にも、とんでもなく低品質な部品が使われてることが沢山あります。電子に関する知識の乏しいオーディオマニアは、そのような製品を嬉々として買い求めていました。 機械いじりは好きだが、専門知識をもっていない、楽器もろくに弾けない。これが多くのオーディオマニアと呼ばれる人の姿でしょう。 そのような人たちに、オーディオ機器の性能の良し悪しが判断できるはずがない、と思います。 そのような人々を相手にするのですから、メーカーも大変だったと思います。技術者の中には、『良い耳』を持った人たちも存在したでしょうから。 価格帯によっても違うのでしょうが、総じて音質は素直になってきている、と感じますよ。

noname#23528
質問者

お礼

有難うございます。 そういう考え方もあるんですね。 無駄なものがそぎ落とされて素直な音質になるのはいいですが、ハード面でも中身が薄っぺらくなって耐久性や見た目が貧弱になってきたのは残念です。 不景気な昨今だけに「早く壊れるようにしとけばまたすぐに買い直してくれる」というメーカーの思惑も感じなくはないです。

その他の回答 (2)

  • higejii3
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回答No.2

仕方が無いんですよ。 メーカーは多くのユーザーが必要とするモノを作ります。 良いシステムは、今では必要とされていません。 カーステレオや、MP3の音を良い音だと思ってるユーザーが多いのですから、それより良い音のオーディオシステムはいらないのです。 彼らの選択肢はどれだけネームバリューのあるブランドか、どれだけ低音が出るかで決まるのですから。 キキハナですが、今の若い人は良い音が有ることさえ知らないんだそうです。 残念な話です。

noname#23528
質問者

お礼

有難うございます。 オーディオに限りませんが、なんか人類は今後あらゆる意味で段々退化していくような気がして怖いですね。 CDなどのデジタルオーディオの登場が結局はかつてのアナログ時代のロマンを破壊してしまいましたね。 景気がよくなって生活に「音へのこだわり」を持つ余裕が出てくればまた状況は変わるんでしょうか?

  • 82w82
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回答No.1

昭和のオーディオブームのとき毎週大阪日本橋に通って意味も無くウダウダしてたクチです。 仰るようにオーディオの世界は昔のように元気が無いですね。たしかに安くてそこそこいい音の機器もあります。でもそれらはやはり「そこそこ」のレベルであってマニアのレベルからすると全然ダメといいます。僕はマニアほどじゃないですが、安易な音作りの安システムはやはりそれなりに雑です。パッと聴きにはよく聞こえるんだけども、なんというか薄っぺらいんですよね。音の解像感がイマイチ感じられないというか。 また最近はオーディオ自体に興味を持つ人が少ないので、必然的にメーカーも力を入れることをしないし、それがまた世間がオーディオに興味を示さなくなることに繋がるという、元気の無いゆるゆるしたスパイラルが続いてる状態です。 オーディオに限らず、カメラやクルマにしてもそうです。バブル崩壊後、世間は実用性に乏しく趣味性の強いモノから実用的で経済的なものなモノに興味の対象が移ってきました。 カメラは一眼レフが格安になって電子制御で誰でも奇麗に写せるものになり、そうなると昔ながらのマニアは「機械」としての興味と、今まで蓄えてきた自分自身のノウハウの価値も薄れてしまい、デジタル時代になればもう昔のマニアの時代とは明らかに世界が変わってしまい、昔のようにメーカーもユーザーもある意味職人的な技術追求エネルギーが低下してしまった感があります。 オーディオやカメラ、クルマなど機械モノは、現代ではもはや素人が修理もできない改造もできないブラックボックスと化し、自分の工夫やアイデアで楽しむことがなかなかできない時代になりました。 「昔は良かった・・・」なんて爺くさいことは言うのは嫌いですが、今と比べるとアナログ時代はやっぱり楽しかったと言わざるを得ませんね。不便でしたけど楽しいことの濃度が濃かったですね。

noname#23528
質問者

お礼

有難うございます。 貴方のおっしゃることに同感です。 しかし、21世紀はこだわり甲斐のないつまらない時代になりましたね。