• ベストアンサー

塗料の種類について

高校の日本史の課題提出が何でもいいというので、プラモデルでゼロ戦を作ってみることにしました。塗装もしたいのですが、プラモデルは小学生の頃とかに作っていたものの塗装はしたことがないので、塗装に関する知識が全くありません。塗装は、昔父親が使っていたエアーブラシでしようと思います。で、塗料を買いに行ったのですが、アクリルやエナメルとか何種類か塗料の種類があってどれを買えばいいか分かりませんでした、どれを買えばいいのでしょうか?あと塗料は溶剤とか言うやつで薄めて使うと聞きましたが水ではだめでしょうか?やはりちゃんとしたものを買うべきでしょうか?ほんと素人ですみません

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Arado
  • ベストアンサー率53% (1199/2225)
回答No.2

ANo.1です。補足を拝見しての再登場です。 >あと使用感をだしたいのですが、この三種類のうちどれを使えばいいでしょうか?何色を使えばいいでしょうか?⇒使用感、即ちウェザリング(汚し)の事でしょうか? 変な言い回しですが、綺麗な汚しをするのがポイントになります。ウェザリングには色んな方法はありますが、飛行機キットの代表的方法をいくつか紹介させて頂きます。 墨入れ…塗装&デカール貼りまで完了した後、筋彫り(凹モールド)部分に本体色より若干暗い色の塗料(エナメル塗料を薄めて使用するのが一般的で簡単)を流し込み方法です。零戦という事ですが、21型か52型で本体色が異なります。21型(22型、32型)までは、明灰白色(最近の資料では明灰緑色と言われる事が多い)、52型以降は濃緑色となります。(下面は明灰白色またはシルバー)従って、明灰白色塗装の場合はダークグレーやダークブラウン系が使われます。私はタミヤエナメルのレッドブラウンとダークアースを半々に混合した物を、専用薄め液でサラサラにした物を使う事が多いです。(以前はジャーマングレーなどを使っていましたが、退色感はこちらの方が効果あります。)濃緑色の場合も同じ物を使います。これは好みの問題ですので、色々お試し下さい。 面相筆で上記塗料を凹モールドに点付けするような感じで、流し込みます。多少のはみ出しは気にしないで、そのまま作業を進めます。乾燥後、エナメルシンナーを含ませた綿棒で、はみ出した塗料を拭き取れば凹モールドに塗料が残ります。この拭き取りを一部残すようにワザと工夫することで、汚し塗装にも使えます。凹モールドに対し、直各に綿棒を動かすのがポイントです。同じ方向にすると、流し込んだ塗料も拭き取られてしまいますので、注意して下さい。 ウォッシング…元々はAFVキットで使われていた技法ですが、これも墨入れから派生した技です。墨入れに使う塗料を更に薄め、平筆で一気に全体を洗うような感じで塗装します。その後、ティッシュやウェス(ボロ布)などで拭き取ります。すると、塗りたての塗面が落ち着いた感じになります。これもある程度の経験が必要です。 ドライブラシ…これも主にAFVキットに用いられる方法ですが、エナメル塗料を筆に含ませた物を、ティッシュなどで殆ど拭き取り、塗料が着くか着かないかの状態の筆で、塗面に擦り付けます。モールドや輪郭などを際立たせり、塗面の微妙なグラデーションなどに効果があります。筆が傷みやすいのがデメリットです。 グラデーション…エアブラシならではの方法です。筋彫り部分に本体色より暗い塗料を細吹きしておき、その部分を残すようにパネル(モールドで囲まれた部分)内のみをエアブラシで塗装する方法です。モールド部分だけが影になったようなグラデーション効果が出ます。更にその状態で、本体色より明るくした色(白を混合)でパネル部分をエアブラシ塗装すれば効果が増します。(同系の塗料を使います。水性塗料乾燥後は同じ種類の塗料やエナメル塗料の重ね塗りは問題ありませんが、油性ラッカー塗料の重ね塗りは避けて下さい。) パステル…パステルを粉状にしたものを、筆で汚れる部分にこすり付けます。粉状になったものが最近市販されていますが、棒状の物を茶漉しなどで擦ると簡単に粉状になります。タミヤからはこう言う物も販売されています。⇒http://www.tamiya.com/japan/products/87080weathering/index.htm 墨入れやウオッシングにはエナメル塗料をお使い下さい。(タミヤの水性塗料の上から塗装しても問題ありません。エナメル塗料の上に油性のラッカー塗料は塗らないで下さい。エナメル塗料が溶け出します。) 最終的にウェザリング完了後、半艶から艶消しのクリアで全体を塗装し、艶の統一感を持たせて下さい。デカールの保護にもなります。 こちらに以前、私が所属していたクラブのHPから参考になる画像を紹介しておきますので、ご覧下さい。(今はクラブには入っていませんし、画像は他クラブの会員の作品です。)⇒http://www.geocities.jp/osakaladybird/tenjikai/06tenjikai_fv01.html 上から3番目にタミヤ1/32零戦21型の写真があります。 模型作りは中々イメージ通りには完成しないものです。失敗や経験を積むことで徐々に完成度が増して行きます。是非、色んなキットを作ってプラモデルや、物作りの楽しさを味わって欲しいと思います。

その他の回答 (1)

  • Arado
  • ベストアンサー率53% (1199/2225)
回答No.1

モデラー歴40年のオッサンが回答させて頂きます。 国内の塗料の代表的なメーカーはGSIクレオスのMr.カラー(油性アクリルラッカー系と水性アクリルを発売)、タミヤ(油性エナメル系と水性アクリル系、缶スプレーは油性ラッカー系)、最近登場したガイアノーツのガイアカラー(油性アクリルラッカー系)などがあります。(まだ多数ありますが、省略) 一番入手しやすいのはMr.カラーかタミヤカラーだと思いますが、塗料の種類は上に書いたように、数種類存在します。それぞれの塗料の特徴は次の通りです。 【油性アクリルラッカー系】 乾燥が早く塗膜が強固、反面、筆ムラが出来やすい。スプレー塗料に最適。シンナー臭があります。 【水性アクリル系】 乾燥は油性アクリルラッカー系とエナメル系の中間程度。匂いは多少しますが、アルコールのような匂いです。水で薄める事も出来ますが、エアブラシ利用の場合は、専用の薄め液を使用することをお薦めします。 【油性エナメル系】 国内ではタミヤエナメルが唯一の存在です。塗料の伸びが良く、筆ムラが起こりにくい。乾燥は3種類の中では一番遅い。匂いはエナメルの独特な香りがします。塗膜が弱く、乾燥後も指紋などが付着しやすいです。エアブラシ塗装も出来ますが、用途は墨入れ、ドライブラシなどに向きます。(英国製のハンブロールのエナメルは特徴が異なります。) 以上が大まかな特徴です。水性の場合は、タミヤアクリルかGSIクレオスの製品になると思いますが、零戦と言う事であれば、どちらでも零戦用(濃緑色や明灰白色など)がありますので、入手は簡単です。薄め液は、GSIクレオスの水性用があれば、タミヤの塗料にも使用出来ます。 塗料1に対し、薄め液を2~3倍程度加えて希釈してエアブラシで塗装して下さい。現液(ビン生)の状態でエアブラシすると濃度が高すぎて、うまく行きません。 零戦のキットは数多く出ていますが、1/48ではハセガワ、1/32ではタミヤの製品をお薦めします。 ざっと流しましたが、他に何か質問があれば補足して下さい。

nannpuudou
質問者

補足

詳しい説明ありがとうございます。今日模型屋に行ってら、お店の人が、家の中で塗装するなら水生アクリル系が言いといわれたのでタミヤの塗料を買いました。あと使用感をだしたいのですが、この三種類のうちどれを使えばいいでしょうか?何色を使えばいいでしょうか?