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今後予想される次世代機の展望と展開について
現在、任天堂のDSとwiiの登場により風向きが変わりつつあるゲーム業界ですが、まだまだその方向性は未知数です。 そこで、皆様に今後の動向についてお聞きしたく存じます。 現在、wiiではいくつかのビックタイトルが名を連ねており、参加予定のサードパーティーもいくつか存在しております。 また、DSのタッチペン・wiiの新型リモコン、そして脳トレ・パズルといった新しいジャンルとシェアを生み出し、原点回帰も図っています。 それをきちんと軌道に乗せた任天堂の戦略と手腕には流石だと感心しておりますが、同時に任天堂系列以外は映像面や操作性などを理由にまだ参加を表明してないところが多数存在しているのも事実です。 特にRPGやアクションといった、今まで日本のゲーム業界を牽引してきたジャンルの存在が少ないのは非常に不安に感じております。 自社のライセンス生産以外はあまり儲からない為、社外での生産と開発にあまり力を入れてないのでは?と勘ぐっているのですが、どうなのでしょう。 まだ、かつての独占気質が復古しないだろうかと、やや不安に感じたので質問させて頂きました(ほんとうはwiiが様子見なんで、ただの暇つぶしです;)。 皆様の御意見、よろしく御願い致します。
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ちと気になったところがあるので書き込んでおきます。 >かつての独占気質が復古しないだろうかと、やや不安に感じた この辺りは、だいぶ変わってきているみたいだね。 (特に現社長になってからは、それが顕著みたい) 据え置き機のシェアトップの座をPSに奪われた事も確かに一因だとは思うけど 現社長は元々プログラマー出身だという事もあって 経営側だけじゃなく、開発側からの視点も持ち合わせているみたい。 かつては門外不出だった開発ノウハウについても どんどんサードパーティーに提供する姿勢に変わってきているみたいだし。 サードパーティーからWiiのウケが比較的良好なのには PS3での開発期間・資金の問題だけじゃなくて、この辺りの事も影響しているみたいですね。 任天堂 岩田聡社長インタビュー(4) Wiiでは門外不出のノウハウをどんどん出す↓ http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1212/kaigai327.htm それから、Wiiのあのリモコンを振り回すゲームが氾濫するという危惧だけど その辺りは多分大丈夫なんじゃないかと勝手に思ってますがね。 それを最も心配しているのが、他ならぬ任天堂自身だと思ってるから。 例えばDSの初期の頃は やっぱりあのタッチペンの操作を前面に出したソフトが多かったけど それから大ヒットした「どうぶつの森」「お料理ナビ」とかは タッチペンは補助的に使うだけで、「Wi-Fi通信」「音声認識」など それまではあまり表には出ていなかった機能を使ったソフトなんだよね。 つまりDSの設計時点から タッチペンの操作が受け入れられた後の事を考えていた という事になる。 Wiiでも同じような事が言えて、CMとかで大々的に宣伝している 「リモコンを振り回す」という操作方法だけじゃなく ・リモコンにスピーカーがついている ・クラシックコントローラをリモコンにつなげても、リモコンの操作ができる ・WiiConnect24という、今までありそうでなかった機能がついている のような感じで リモコンを振り回す操作が受け入れられた「後」 の事を考えている機能があるし。 …でもまあこんな事は我々ユーザーにとってはあまり関係無い話だけどね。 何ならあなたの言う「業界のカオス化」が一気に進んでくれた方が 業界全体でその危機を乗り越えようと真剣に考えるようになって 実は良い方に向かっていくのかもしれないですがね。 (でもそうなったら、肝心のユーザーがいなくなってしまうだけかもしれませんが…)
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- moonlight666
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初めまして。 私もど素人ながらblackabbitさんと同じ疑問を持っている者です。 ただ、職業柄(SEです)感じることがありまして書かせていただきます。 各社ともマーケティングに腐心しているようですが、あくまでも「エンターテイメントマシン」としての姿勢を貫く(ように見える)任天堂に対し、「子供のおもちゃ」から「プレPC」へとコンシューマ機を引き上げたSCEでは対象となるメインの年齢層や市場に潜伏する「購入予備軍」の数に開きがあるように感じます。 ソフトに関しても、ハードメーカーから提供される開発環境によって当然内容やジャンルが左右されます。 wiiはDVD、PS3はブルーレイなので、表現力も違います。 ソフトメーカーが表現したいものを実現できるスペックに歴然たる差がありますよね。 blackabbitさんのおっしゃるような、RPGやアクションといった市場を牽引できるソフトはソフトの販売時に「瞬発力」よりも「持続力」が求められます。 「シリーズもの」として完全に成功すれば次回作から広告費用などのコストも下がりますし、「コア層」を生み出す事による波及効果(次回作のチェーン的購入)も期待できます。 そして、ここがポイントになるようと私は思うのです。 RPGは、「大容量のメディアによる緻密なグラフィック」が求められ、アクションは「新しいシステムやインターフェイス」が求められる傾向が強いようです。 つまり、「ハードウェアごとの市場の棲み分け」に発展すると思うのです。 現状で「低年齢向けに強い任天堂」と「大人向けに強いSCE」という構図がおぼろげながら出来上がりつつあるように感じます。 例えば「ポケモンシリーズ」、「グランツーリスモシリーズ」が良い例です。 両方とも世界で数千万本も売り上げるソフトですが、完全にコアとなる購買者の年齢層が違います。 なので、以前の「スーパーファミコン」や「プレイステーション(初代)」のような極端なシェアの独占は発生しづらくなるのではないでしょうか? 長文すみませんでした。
お礼
はじめまして^^。 >対象となるメインの年齢層や市場に潜伏する「購入予備軍」の数に開きがある >「ハードウェアごとの市場の棲み分け」に発展する >現状で「低年齢向けに強い任天堂」と「大人向けに強いSCE」という構図がおぼろげながら出来上がりつつあるように感じます 仰るとおりだと思います。 恐らく、任天堂とSCEは最初からその戦略を打ち立ててた可能性があります。 ただ、「極端なシェアの独占は発生しづらくなる」とは限らないのではないかと私は見ています。 というのも、任天堂のwiiに比べ、SCEのPS3はソフトの開発資金が違いすぎます。 また、今回PS3は生産・販売の両面において出だしから失敗しつつあり、既にSCEでは毎年連続経営黒字高トップだったゲーム開発部門が一気に赤字に転落しています。 一番の要であるソフトメーカーも安いコストで収益が見込めるのなら、いずれそちら(wii)へ流れていくのではないでしょうか。 …と思うのです。 ただ、その時危惧してるのはNO,1のchar1977さんも仰っていますが、そういったアクション・RPG・レーシングゲームなどのソフトが参入できない(またはしづらい)状況ですね。 この場合、今より現状が更に酷くなると思います。 仮にPS3でやるにしても、既にユーザーもメーカーも付いていけなくなってきています。 こうした状況をそのまま放置しておくと、業界のカオス化(混乱)が一気に進み、思った以上に進展がないのでは?と感じています。 まあ、ただの一般人の憂慮ですが(笑&苦) いえいえ、長文有難う御座います。また、何かあったらいらして下さい^^。
次世代と書いているけどWiiについてだと断定して 任天堂の独占気質は何も変わっていないと思うけど? DSのソフト売上とか見ても上位はいつも任天堂のソフトですよ。 でも、プレステににしても任天堂が無いだけでいつもの見慣れたメーカーのソフトしか売れていません。 独占気質と書いたけど、実際は「売れるメーカー」と「売れるタイトル」が決まってしまっている事の方が問題。 特にタイトルがブランド化して続編ばっかり繰り返している有名ゲームとかね。 寅さんもそうだったけど日本人って本当にシリーズ物に弱いし、有名人(この場合、著名なクリエーター)が参加しているだけで弱い。 ハードが変われどやってる事は依然として変わらないでしょ。 無名で面白いゲームがあっても売れずにお蔵入りしているのは今も昔も全然変わらない。 資金投入できるビッグタイトルにしか目を向けれない一般人と企業経営及び多大にかかる制作費に関して打開策が見当たらない限りずっと続きますよ。 藪を突くようにユニークなソフトを探せる人なんて極少数な訳で、結局奇抜なゲームを考えた所でキャラクター力を持っているメーカーじゃないと勝負にもならない。 >>特にRPGやアクションといった、今まで日本のゲーム業界を牽引してきたジャンルの存在が少ないのは非常に不安に感じております。 これはDSについてもいえることだけど、コントローラのボタンを使う事を前提に作られているゲームにおいて、ペンを使ったりリモコンを振ったりする事が出来る(使わないといけないような雰囲気)で作るのは非常に困難。 下手したらドラゴンクエストソードみたいなRPGが氾濫してしまうこともありえるのです。 リモコンなんだからもっとTVリモコンみたいに自堕落なプレイが出来るとかそういう怠惰プレーの方向にも目を向けれなかったら、単にリモコンを振り回すだけのゲームで終わってしまうのがオチです。 直ぐにそれが当たり前になるから、目新しさなんて一時的なことで継続は不可能です。 未知数だから面白いのであって、わかりきっていたら何も期待できないし面白くも無いです。 何かこれまでにない事態になってくれた方がユーザーとしては楽しい限りです。
お礼
NO,1 いつもながら、鋭い御指摘敬服いたします; いつぞやは有難う御座います。おかげさまで拒絶反応は薄らぎつつあり、DSなんぞで今必死にタッチペンで叩いております(笑) >任天堂の独占気質は何も変わっていないと思うけど? あああ…やっぱり… 任天堂がDSにおいてシェアの50%以上を占めてる時点で危機感はあったのですが、まだ社外での開発環境が整ってないせいと思っていたので多少楽観視してはいたんですが、もう2年の経過を考えるとやはりそう見た方がよいのですか…; >「売れるメーカー」と「売れるタイトル」が決まってしまっている事の方が問題 >特にタイトルがブランド化して続編ばっかり繰り返している有名ゲーム >寅さんもそうだったけど日本人って本当にシリーズ物に弱いし、有名人(この場合、著名なクリエーター)が参加しているだけで弱い >ハードが変われどやってる事は依然として変わらないでしょ 耳が(心が?)痛みますな…; 全くです。特に「無名で面白いゲームがあっても売れずにお蔵入りしているのは今も昔も全然変わらない」、これは顕著でした…; PS後期(中期?)にこれが見え始め、それまでの老舗メーカーはおろか、PSから新規参入したメーカーまで振り落とされたのは痛かったですね…。 結果、プレ2までの余力がなくなり、現状メーカーも売上と収益、赤字と販売の板ばさみに苦しめられ、消耗戦を強いられた為にまさに泥沼でした…;
補足
NO,2 >資金投入できるビッグタイトルにしか目を向けれない一般人と企業経営及び多大にかかる制作費に関して打開策が見当たらない限りずっと続きますよ ほんと、なんとかできませんかね~; >藪を突くようにユニークなソフトを探せる人なんて極少数な訳で、結局奇抜なゲームを考えた所でキャラクター力を持っているメーカーじゃないと勝負にもならない まさに…orz たまごっちを考えたメーカー(バンダイの何でしたっけ?;思い出せず…)なんかはその点をよく理解していて粘り強くアイディアとキャラを暖めていましたが、そもそもそれをやれる余力のある企業が少な過ぎるんですよ。 >リモコンなんだからもっとTVリモコンみたいに自堕落なプレイが出来るとかそういう怠惰プレーの方向にも目を向けれなかったら、単にリモコンを振り回すだけのゲームで終わってしまう >直ぐにそれが当たり前になるから、目新しさなんて一時的なことで継続は不可能 >何かこれまでにない事態になってくれた方がユーザーとしては楽しい限りです そうなって欲しいものです。 現在まだ開発段階、ということなのでこれからもっと斬新なアイディアが出てくる可能性があると思います。が、もしこの現状から抜け出せなかったら、中途半端な進化(変化?)として悲惨な状況のまま続くことになりますね。 まさにユーザーや、開発する側にとっても今後の動向は外せませんね。 いつも、度々有難う御座います。 参考になります。
お礼
おお!貴重な情報(朗報)有難う御座います~! これは…、任天堂(wii)に期待していいのでしょうか!? やりますな…、岩田聡社長。もしかして任天堂がここ最近変わリ始めたのも現社長(取り締まり)の指揮ですかね。だとしたら、かなり期待できるんですが。 >つまりDSの設計時点からタッチペンの操作が受け入れられた後の事を考えていた なるほど…。そう言われてみれば確かに…。 まだ、それ程多くはありませんが、これは開発が既に生産ラインに入っていると考えてもいいのかも知れませんね。 >業界のカオス化 個人的にはもう止めて貰いたいです(苦笑) というか、これ以上縮小したら確実にマズイです…; 既に国内での技術・生産・消費は下がってます。これは日本全体が減退していることを意味します。 正直言ってカオス化はもう十分、というか今まで遅すぎました…。 貴重なゲームメーカーがいくつ消えていった事か…(遠い目)。 仮にまた活性化したとしても、せっかく培われてきた技術が以前と同じように消えていったのでは意味がありません。 むしろ、こうなる前に技術をものを守るべきでした。 どうやら、あとはソフトメーカー(サードパーティー)次第のようですね。 もう任天堂はやるだけの事はやった(やる)みたいですし。 いやあ~、何だか希望(血路)が見えました。 貴重な情報有難う御座います。