補足の説明有難うございます。 だいたい私の想像していた通りでした。
実は黒人といっても 実に様々なタイプがあって、ラテン系の血が混じっている人たち、それからアフリカから移民をしてきた人でも、フランスの植民地育ちだった人は、フランス語をしゃべるので、アメリカ育ちの英語しかしゃべれない黒人よりも むしろプライドが高かったりとか...とにかく、とにかく一口に言えるものでは決してないのです。
共通することは、彼らが ずっと白人から差別を受けてきた歴史を背負っていること。 だから彼らにとって、服は 単にかっこうだけで着ているだけではなく、ある意味で、自分たちの存在の意義すらも服に賭けている部分があるので、全然迫力が違うのです。
もちろん、”格好いいからまねをしてみたい。” その理由でまったく問題はないのですが、少しでもいいから 彼らの本当の生活、歴史を勉強するのは悪くないと思います。
彼らにとって、ファッションは、まさに自己主張なのであり、だから気合が日本人とはちょっと違うのです。
彼らの格好について ごくごく簡単に言えば、白人と同じような格好は決してしない、という人も多いです。女性は、パープルやオレンジなどはっきりした色を好む人も多く、また彼らの肌の色によくあって、素敵に見えます。アクセサリーについては、確かにダイヤやゴールドが
多いと思いますが、これについても、シルバーよりも褐色の肌にはゴールドの方が、よく合っていると思いますし、それからゴールドやダイヤの方がシルバーよりも値段が全然高いことも理由のひとつです。彼らの場合、いつ自分に何が起こるかわからない経験をしてきている人も多いので、(例えば革命で 国を追われてきたとか)、日本人には想像しがたい、命がけの大変な経験をしてきている人も多いのです。ゴールドやダイヤは、何かの時には世界中どこでも換金が可能です。つまり彼らにとって、宝石類を身につけていることは、何かの時のために、財産を持って歩いているのと同じことなのです。
ところで、最近のアメリカでは、ラティーノ(スペイン語を話す南米系の人たち)の人たちが急に増えてきたこともあって、黒人の文化とクロスオーバーしてきた部分もあります。 例えば女性ではその代表は ジェニファー ロペスとか、ビヨンセでしょうか。
若い女性も彼女たちには、大きな影響を受けているようで、特に最近は、女性の”おしり”の魅力が再アピールされています。 つまりおしり、ヒップの魅力を強調したファッションやタイトでヒップアップして見えるボトムスが大人気なのです。ジェニファー ロペスが おしりを大きくする手術をしたことはご存知ですか。)というわけで、最近は、日本の女性は、”フラット アス”(平らなおしり)とか黒人男性に言われてしまって、NYでの人気はいまいち...という感じです。
さて、もし、本気で、本格的にNYやLAの黒人のファッションを、というとかなり大変な、えらいことになりますので、もしも気分だけ、ということであれば、日本の雑誌;例えば、
Woofin,Girl(ウーフィン,ガール)、
Glitter(グリッター)、
Blenda(ブレンダ)などが それなりに参考になるのではないかと思いますが。 それから、ミュージシャンでは、アッシャーとかアウトキャストのヴィデオクリップを参考にしてみたら意かがでしょうか。以上
あまり参考にならない話で申し訳ありません。
お礼
いえいえ、とっても参考になりました。 黒人は白人から差別を受けてきたんですね…黒人の人達にとって服は自己主張を表しているのは知りませんでした。 確かに日本とは比べ物になりません。。 紹介してくださった雑誌、読んでみたいと思います!! 回答ありがとうございました(*> <)