★昔、電源を設計・製作していた趣味の持ち主です。→専門はデジタイル回路。
・安定化電源の装置を設計するときに、一番お金がかかるのが『トランス』という
変圧器です。これが、出力電圧や出力電流(電流容量)の性能をまず決めます。
・また、同じ容量や電力(ワット)でも最大出力時の出力電圧が安定していることが
一番重要です。→最大出力(容量)が大きくても大電力を取り出したときに電圧が
下がってしまっては意味がありません。
・次に、重要なのが『コンデンサ』という部品ですが、容量が大きいタイプはそれ
なりに高価になります。ただし、多くの場合は『アルミ電解コンデンサ』が使用
されていますので寿命が全体的に長持ちしません。
・あとは、パソコンのような電子機器の電源なので『ノイズ除去フィルタ』の回路
の性能がいろいろあって、より多くのノイズ成分を除去できるタイプが部品の数
などが多いため金額も自然に高価になります。
・というわけで、安い電源と高価な電源ではいろいろと内部の部品の質や、ノイズ
による回路などを、どこまで性能を良くするかで決まります。
結論:
・よって、私の結論は一番大きな差が『トランス』という変圧器の安定して電力を
供給できる『質』って事になります。
・ほかにも、熱を下げるための冷却システムのタイプによっても変化します。
放熱板の大きさや、ファンなどいろいろとね。
最後に:
・買うときは電圧を安定して供給できるタイプを選びましょう。→詳しいカタログが
あれば見せてもらってね。
・金額的には、8,000円~10,000円クラスがちょうどバランスが取れていると思います。
・以上。おわり。