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レーザプリンタについて

レーザプリンタにおいて、70~80%は定着器において電力を使われていると書いてあったのですが、定着器においてもっとも消費電力を使っている要因はなんですか??

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  • 4G52GS
  • ベストアンサー率71% (1969/2770)
回答No.4

プリンタの修理屋です。 プリンタに限らず、電気は熱に変える物が大量に消費します。 レーザープリンタは静電気の力で紙にトナー(粉インク)を付着させ、それを加熱したローラーでプレスしていき、紙に密着させます。 トナーはインクと言ってもプラスチック的な成分ですので、熱をかけると溶けます。 大体、180~220℃位の温度まで上げます。 通常は、直径3cmくらいのアルミの中空ローラーの中にガラス管のハロゲンヒーターを仕込み、その輻射熱でローラーを加熱します。 定着前のトナーは紙にのっかっているだけですので、加熱したヒーターで直接こすると画像が崩れてしまいます。 そのため、紙の速度と同じ速度で回転するローラー越しに加熱する必要があります。 ヒーターは大きな電力を要求しますので、接点はキチンと固定する必要があり、ヒーターが回転させることが出来ません。 ローラーとヒーターの間には1cm程度の空間が出来てしまいますので、そのため大きなヒーターが必要でした。昔の機械では1000W近いヒーターが常識でした。現在でも大型機、低コスト機ではこの方式のものがあります。 キヤノンで採用しているオンデマンド方式は(昔はSURF方式といってました)アルミのローラーの変わりに特殊な薄い筒状のフィルムを使い、フィルムが紙に引きずられて画像がずれずに定着されます。 ヒーターはセラミック製のものに変わり、フィルム越しに紙に密着したような形になります。 そのため、余熱する必要もなく、距離によるロスも少なくなり小さいヒーターで定着できるようになりました。 それでも半分程度ですので、他の制御回路やモーターに比べれば大きな電力を消費してしまいます。 余談ですが、ヒーターを使わずに定着する方法もあります。大昔にはそういったコピーもありましたが、現在では絶滅状態です。15年くらい前ですが、バッテリーで動作するコピーがあり、警察向けに結構出ていたようです。(パトカーの車内で違反者の免許のコピーを取るため) 小型化が難しいことと、印字速度の問題で消えていったと思われます。

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その他の回答 (3)

  • foitec
  • ベストアンサー率43% (1080/2457)
回答No.3

オンデマンド方式の定着器を使用したレーザープリンタは 待機電力を消費しません。 スタンバイ中にヒータを暖める必要がありません。 プリント動作と同時にヒータが作動し瞬時に定着温度(表面180℃)に到達し 排紙と同時にヒータが切れます。 但しヒーター作動時には600~800W程度の電力は必要です。 キヤノンの毎分35枚機くらいまでは(複合デジタルカラー複写機も含め) この方式で大幅な待機電力を節減しています。 大型機はIH方式で加熱します。

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noname#21879
noname#21879
回答No.2

熱でトナーを溶かして用紙に転写する為に ヒーターが入っています。 機種にもよりますが印刷された用紙を直ぐ触ると 微かに温かいです。 スイッチを入れても定着のヒーターが温まらないと 印刷出来ませんのでスタンバイ状態を保つ為に 常時ヒーターを余熱しておくために電力が 使われています。

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  • keiwa
  • ベストアンサー率25% (354/1399)
回答No.1

レーザープリンターを使っています、定着機は加熱してトナーを定着させるために電力を必要とします、故に電力が必要です。

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