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フジ子・ヘミングが日本で受けている理由
フジ子・ヘミングさんがこの春、武道館でコンサートをやるそうで 今大々的に宣伝されていますが、 彼女は外国では日本でほど評価されていないと聞いています。 彼女が日本人のハーフであること、その生きざまにベートーベン好きな日本人が共感できるものがあること、あまり強弱の強くない癒し系の演奏であること、のほかに 何が彼女が日本人に受けている理由なのでしょうか? お気づきの点を教えて下さい。 それから、武道館でピアノコンサートってどうなんでしょうかね・・・この点についても。
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日本でも、クラシックファンからはあまり評価されていませんよ。「普段あまりクラシックを聴かない人から評価されている」といった方が正しいと思います。技術的にはお世辞にも上手いとは言えません(こんなことを書くと、テクニックだけで音楽が成り立っているわけではないと言われそうですが、テクニックがないと音楽が成り立たないのも事実)。 普段、あまりクラシックを聴かない人は、フジ子・ヘミングさん以外の演奏を聴く機会があまりない。つまり、耳が肥えていないので、先入観(いろいろと苦労している生き様)で評価してしまっていることが挙げられると思います。私が思うに、日本人は「苦労している=良い演奏をする」という方程式を作るのが好きなんじゃないかな。実際は、全然苦労していなくても、良い音楽を作る人(いわゆる天才)は、たくさんいます。 それから、大々的にテレビなどでドキュメントを放映していることも。以前も、ブーニンがテレビで紹介されたときも、ブーニン旋風というものが起きて、ブーニンは異常なほどの大人気だったそうですよ。 武道館は、一緒に盛り上がるんならともかく、静かに音楽を聴くのには適していないと思いますが・・。そういうことを想定し建てられた建物じゃないはず。
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- mort1759
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「マスコミが作り上げた演奏家」と言えるでしょう。 耳がご不自由という演奏家に最も障害となる壁を乗り越えてきたことに対する賛美だと思います。 オリンピックの記録とパラリンピックのそれとを比べれば大変大きな差がありますが、 スポーツと違って音楽は数字で評価することが容易ではありません。 記録と感動と両方を比べる「ものさし」が存在しないので彼女が評価されるのです。 ただ、クラシックに興味がなかった人たちが少しても関心を持ってくださるという面で歓迎すべきことだと受けとめています。 (「のだめカンタービレ」、、、いいですねェー)
- 3131g
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ジャーナリズムが取り上げたからでしょう。 それで普段クラシックを聴かない素人に広まっただけでしょう。 コンサートに行ったことがありますが演奏はよくなかったです。 曲目はショパンのピアノ協奏曲第1番でした。 全然よくなかったです。 「これテキトーに弾いてんだろ・・・」 と思いました。 ピアノの音色は綺麗でした。 聴衆も楽章間で拍手をしていましたから、素人ばかりでしょう。 終演後にホールの人に 「素人ばかり来ているのですか」 と聞いたらホールの人は 「そう。だから楽章間でパチパチ」 と拍手を真似る仕草をしました。 演奏が終わった後、その演奏内容から私は拍手をしませんでした。 クラシックファンの間で評価されているのは見聞したことがありません。
単にハーフであるだけではなく、”(他人から見て)不幸な人生”という部分の方が、同じ日本人として共感できるとか…ではないでしょうか? ※波乱の人生と…聴力の問題…