ナンバープレートですか?
1倍はある距離から物を見たときに拡大されていないことです。
2倍は2倍に拡大。距離で1m先でとっていた写真を2m先にして同じサイズ相当・・・10倍は10mですね。
ただ10倍は、デジカメでは画質やコスト比で優れているとは言い難い・・・(よほど必要なら別ですが)買うときに、ちゃんと計算して割に合う物を買わないといけませんし・・・
基本的にデジカメではナンバープレートが何メートル先から見えるか見えないかはズームだけでなく画素の問題もあります。
画素が高く画質が良ければ、拡大すれば光学10倍のCCD200万画素より、光学3倍の700万画素の方が綺麗に見えることもあるのです。
分かりますか?
光学ズームはレンズの屈折率をかなり厳密に調整して3倍や6倍、さらには10倍にするわけです。特にデジタルカメラではそれを小さな筐体で行います。
そのため、かなり精度が必要となり、10倍などのかなり高倍率のデジカメは金額としては高くつきコストが掛かります。3倍などは既に主流となり安いです。
その結果、一般向けには画素数はあまり高くできません。
200万画素で光学10倍ズームは200万画素のままの画質で10倍までズームが使えるわけですが、
もし、700万画素で光学3倍×3倍のデジタルズームで300万画素相当なら、どう思いますか?
300万画素の9倍ズームに相当します。
どちらが良いでしょうね。
そういう考え方をすると、光学で数十倍あれば、必ずしも綺麗で良いとは限らないということになります。
ただ、光学3倍が主流なのは、デジカメの製造上コスト比であまり金額差が生じない、画素や解像度も割と高い。お買い得であるということ故のことです。
上位機で6倍や10倍などを使う物があります。これらは、売れ筋ではなくあくまでパフォーマンスを重視する場合に使うわけです。これらの性能が良いのは確実です。
下位や中位で、解像度は200~300万画素でそのような機能を付けた物は、物によってはデジタルズームと光学を使って解像度が高い(400~700万画素)中位主流製品と同等かそれ以下なることもあります。光学を大きくするとレンズの都合で筐体がどうしても大きくなりますから、そういう仕様上の不満も生じることがあります。
そういう扱いの点や画素の違いでも考えないといけませんのでご注意を・・・
(ただし、高い画素イコール綺麗な出力ではないことも補足しておきます。)
お礼
詳細な回答、ありがとうございます。 すごく分かりやすく、画素数・光学ズーム・デジタルズームの関連性が多少なりとも把握できました。 熱狂的な野球好きの親戚にプレゼントしたかったので 遠くからの撮影でも、せめて、選手の背番号がクリアに 判読できる機能のものを探していたのです。 変な例えで申し訳ありませんでした。 プレゼントしたら、PCでアルバム作り、ということになりそうですし、 でしたら高い画素数のものを選んで、好みで編集してもらえばいいですね。 本当に助かりました。ありがとうございました。