SCSIインターフェースで接続するMOドライブということですね。お使いのPCをカタログでみて、SCSIインターフェース搭載と謳われていなければSCSIインターフェースボードが必要です。カタログに空きPCI(ISA)スロットの数が記載されていると思いますが、これが一つ必要です。ISAよりPCIのほうが性能が良いです。で、空きのあるほう(PCI推奨)をメモしてPCショップに行き、
「PCI(ISA)に挿すSCSI(スカジ)ボードをください」
と言えば、在庫があれば案内してくれるでしょう。色々なメーカがありますが、安定性を求めるなら業界標準のAdaptec、安くてよいものを求めるなら高いシェアを持つ(らしい)Tekram、ちなみに自分の使っているのはIwill、国内老舗ならMelcoやLogitec、TAXANなど、店員さんの勧めるままに買ってしまってよいでしょう。心配なら国内に代理店があるか国内メーカのものを買ってしまいましょう。あと、SCSIコネクタはいくつか種類があるので、同時購入でなければ先に買ったほうの説明書などを持っていって、それに合うケーブルを買っておきましょう。
で、早速取り付けですが、お風呂にでも入って静電気を抜いたあと、なるべくPC筐体に触って作業中も静電気を抜くように心がけ、買ってきたボードを指定のスロットに挿入し、ねじで固定して電源ON。画面と説明書に従ってドライバフロッピ(CD)を入れて遮断。コネクタにMOを取り付けて起動してやればOKです。SCSIインターフェースが元からついていれば遮断してからMOをつければOKです。意外と簡単なものです。が、増設作業をするとPC本体の保証は無くなりますのでそのつもりで。
USBは本当に挿すだけで遮断なしに使えるので手軽ですが、一昔前のHDDのように遅く、なかなかいらいらさせます。
FireWire(IEEE1394,iLink)はSCSIの高速性とUSBの手軽さを兼ね備えます。iLinkが元からPCについていればお勧めできます。
ATAPI(IDE)は内蔵のみで取り付けを行う必要があります。しかし、インターフェース自体はHDDと共通で、MOを内蔵するスペースさえあればこれもお勧めできます。ただし、UltraDMA対応でないと処理が低速になるので、購入するならUltraDMA対応のものにしましょう。SCSIに並ぶ高速性を発揮できます。
パラレルポートのものは、プリンタと同時に使うことが可能なはずですが不具合が起きたり、転送速度が遅かったりといいことがありません。唯一の利点は
「かなり古いPCでUSBがなくてもパラレルポートくらいはついているから大丈夫」
購入はお勧めしません。