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液晶テレビの残像
大型液晶テレビの残像がどうしても我慢できず、また転送速度を1/2に改良したという液晶テレビも残像が気になり、結局時代に逆行してブラウン管テレビ(32インチ地デジ付きデジタルハイビジョン・店頭処分品)に買い替えてしまいました。 端的に質問しますが、液晶テレビの残像は近い将来に技術的に解決するものでしょうか。
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Q/端的に質問しますが、液晶テレビの残像は近い将来に技術的に解決するものでしょうか。 A/完全に無くすのは困難でしょう。これは、液晶素子の動作にワンテンポのズレがあるためで、スイッチングを高速にしても、液晶そのものの速度が改善されない限り、遅れは生じます。結果的に残像となるのです。 最近の製品ではそれでも昔より大幅に改善していますが、いわゆるブラウン管並にするのは今の時点ではまだ難しいと思われます。だから、プラズマが隙間に入り込めるのです。もし、液晶が完璧なら既にプラズマなどは80型クラスなど超大型と低価格品を除き駆逐されている可能性もある。 まあ、ブラウン管並の製品をとなると難しいが、どこで人が納得するかというだけなら、いつかは質問者さんのお眼鏡にかなった商品が液晶で出る可能性はあります。 尚、液晶もプラズマも画質的にちょっとという需要を満たすために、今CANONと東芝がFED技術を利用したSEDの生産ラインを準備中です。まあ、当初は50型クラスからのようですが、最終的には売れ筋となる37型ぐらいまでは商品化されるでしょう。 これは、ブラウン管技術を一つ一つのドットに採用するもので、高い画質と反応速度、薄型でブラウン管に比べ低消費電力になるという利点があります。ただ、価格競争力に問題があり、商品としての販売は当初既に開始されていたはずですが、商品化は遅れています。これが市場に投入されれば、また液晶などもより高性能化を競うかもしれませんが・・・
お礼
分りやすく回答して頂きありがとうございました。今時ブラウン管で正しいのかと迷いましたが、専門家の方のご意見で間違った選択ではなかったとようやくすっきりとした次第です。 parts様の回答に併せ、BS朝日で放映されたシンクロナイズドや地デジの社交ダンスのように高速でスピンする映像も、飛び散る水しぶきや細やかな衣装の動きもしっかりと見て取れるので、今回買い替えたハイビジョンブラウン管テレビに満足しています。値段も最後の処分品という事で随分安く買えました。 これで数年数年過ごし、次はSED方式の普及品が出るのを待ちたいと思います。 メーカーの都合で悪貨が良貨を駆逐する時代が続きますが、惑わされずに行きます。