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「チャングムの誓い」について

「チャングムの誓い」で、よく解らないところがあります。 ドラマの前半の方で、チャングムが罰として行かされて、 育てるのが難しい薬草?を育てた場所がありますよね。 あそこは、罰として行かされる所にしては、楽な場所のように感じましたけど、 (皆、働かないで過ごしていたし、時々宮殿にも行けるみたいだし) 何故、あの場所が罰として行かされる所なんでしょう。 何もすることがない生活は、かえって辛いということでしょうか。 解る方、教えてください^_^; よろしくお願いしますm(__)m

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  • KITAIKKI
  • ベストアンサー率55% (462/838)
回答No.6

チャングムが行かされたところは今の済州島ですよね。あの罰というか刑は、日本で言えば八丈島への「流刑」と同じ意味を持っていたと考えられます。 ただ「流刑」というと日本ではとても厳しい刑ですが、韓国で言う「流配」(流刑のことです)はある意味肉体的な刑ではなく精神的な刑に近いと考えられます。 もちろん当時の朝鮮には本当に厳しい刑もあって、手かせ首かせをはめて国内の今で言う刑務所で厳しい生活を送らされた罪人もたくさんいます。 ではなぜチャングムがそのような刑ではなく、あなたの疑問にあるようなある意味手ぬるい刑で済むのかといえば、やはり出自の違い、言ってみれば身分の違いによるものだと考えられます。 チャングムはもちろん身分の高い家柄ではありませんでしたが、宮廷でのスラッカンという職についていたということで、そのような刑に決まったと考えていいと思います。 当時の知識人や高級役人にとって、政治文化の中心であった首府を離れることが、何より耐えられない仕打ちだったということです。儒教の国で育った彼らにとって将来の出世の道が断たれることは、自分という人間の存在意義が消えてしまうということに繋がるからです。 とはいえ、宮廷の逆鱗に触れた文化人の中には、済州島への「流配」を逆に喜んでいた人たちもいたことが史実で明らかにいなっています。 当時の済州島はそれほど生活するのに困難な島というより、静かに学問に励むことが出来る場所だという評判が立っていたほどですからね。 ですから純粋に学問に人生を捧げたいと思う者ほど、「流配」の刑はそれほどの効果はなかったということです。 チャングムのこんな話を書いていると、都を追われて当時では僻地と言われていた大宰府で、ひたすら都への帰還を切望していた菅原道真がちょっと思い出されますね。

pink1048
質問者

お礼

確かに、チャングムにとって精神的に辛い所ですよね。 詳しい回答有難うございました。 勉強になりました。

その他の回答 (5)

  • miiko315
  • ベストアンサー率58% (73/125)
回答No.5

現代の日本で言うと、例えば「資料室」とか何かの「倉庫」などに配置換えになるのと同じですね。ヒマで特にやることがありません。リストラ要員を自主的に退職に追い込むためにそういう部署に送ったりします。 ひどい場合は、狭い部屋に机だけが置かれていて、一人きりで一日中何もすることがないとか。。。これはまるで拷問に近いと思います。 チャングムに出てきた菜園も、何もしなくて楽、なのではなく、人間、希望がないということはつらいものだと思います。

pink1048
質問者

お礼

確かに、上を目指しているチャングムにとって 希望がない場所は辛い所ですよね。 有難うございました。

  • anokeno
  • ベストアンサー率28% (115/402)
回答No.4

左遷 窓際族 とばされる というようなイメージだと思います 水刺間にいれば女官の最高の地位である 女官長になる可能性もありますが 罰が軽くてすんだのは 最高尚宮とハン尚宮が 給与を返上したからです

pink1048
質問者

お礼

なるほど。 有難うございました。

  • kingi
  • ベストアンサー率21% (32/149)
回答No.3

第7話「失意の日々」より 菜園に送られたチャングムについて、ヨンセン、ヨンノ、チャンイの会話 「同じ事じゃない。菜園に行かされるのも、追放されるのも」 「どうして?菜園にいたって宮中に変わりないでしょう?」 中略 「あそこは罪人の送られるところなの。」 「でも薬草を栽培するんでしょう?」 「栽培はしてるわ。だけど、成功した試しが無いそうだし、誰も菜園には興味を持っていないの。誰も近寄らないっていうくらいだもの」 「菜園に送られて元に戻った人は今までいないのよ。つまりは見捨てられたって事。」

pink1048
質問者

お礼

その会話は覚えてるんですが。 「つまりは見捨てられたって事」 上を目指しているチャングムにとっては、これは辛いことですものね。 有難うございました。

  • tenteko10
  • ベストアンサー率38% (1088/2795)
回答No.2

宮中を抜け出した罪で捕らえられたチャングムがチョン最高尚宮(チェゴサングン)とハン尚宮(サングン)の必死の取り計らいで、宮中追放処分は免れて菜園に配属されました。 ここに行ったら水剌間(スラッカン)に戻るのが難しいと言うことでチャングムにとっては厳しい場所だったのではと思います。

pink1048
質問者

お礼

なるほど。 有難うございました。

noname#27378
noname#27378
回答No.1

罰というよりもチェ尚宮との衝突を最小限にとどめる為に配置換えさせられたのだと思います。 あらすじで菜園は『事実上、宮中で見捨てられた人が配属される部署』とありますので、今でいうところの”窓際”に追いやられたといったところですので、 そういう意味では宮中に仕える事を信条としているチャングムにとっては、そこで何もしないのは耐えられないことで確かに罰になるかも知れません。 http://www3.nhk.or.jp/kaigai/gtv/chikai/story/story_07.html

pink1048
質問者

お礼

なるほど。 有難うございました。